「ちゃんと凌辱モノを作りたいって言え」果てしなきスカーレット タカシさんの映画レビュー(感想・評価)
ちゃんと凌辱モノを作りたいって言え
争う姿勢を見せることが平和への戦略ということもあるような。今目の前の人を殺すのと、平和への政治的戦略って全然別だ。そこを繋げて考えるのでついていけなくなる。それを説くだけの説得力があるのは、山上とかのテロリストぐらいだろ。その変な歪みの上で戦いのない世界とか、平和とか説かれるとだんだんわからなくなる。平和には争いが必要だ。平和を勝ち取るための戦いだっていくらでもある。まずは、専制政治から市民社会を目指すのが筋だろと思うのは私だけか。
それと作り手側がもっと性的に正直だったらもっと爽やかになりそうなのに。ストレートに凌辱モノをやりたいならやればいいのに、なんでそれをできないんだろう。自分の欲望に正直な作品の魅力も残念ながらない。山田洋次は作品でいつも女性の脚への欲望を隠してない。そこを見習ってほしい。
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