「聖らしくスカーレットらしく」果てしなきスカーレット いちさんの映画レビュー(感想・評価)
聖らしくスカーレットらしく
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原作にひかれて見に行って私は作品にあえて良かった。国王の復讐の為にただ我を忘れ、一見死に踏み込んで自分がないスカーレット。勇猛果敢で生きる為の術がよく判っている。対して生きるを繋ぐ為にある現代のERナース聖、公平性平等でありそれが護られてると信じてる現代ののんびりした感が目を引く。この交差が実に楽しい。在り来たりのように見えて疲弊する現代の医療にも一石を投じてる。命をかけてやり遂げたいもの?その惜しみ無い苦労をしてまで を今回は語り尽くしてくれてありがとう。今与えられているものについて、自分が踏ん張って獲得した経緯が思い出された。近頃の運だのチャラさは払拭出来た気もする。
それからスカーレットが聖と出会えて成長していくのにイチイチ泣けるのだが、それはストーリーを追い掛けてばかりだと見えない。どちらかが生きていてどちらかが死んだ者として、自覚しあった結果、未来を譲りあうのだが、スカーレットの復讐より聖が受け入れた現実も又、
使命を果たした結果であって、その清々しさに驚ける表情だったりする。命が無くなる事ではなく生ききったから、互いは別々であっても生きていく みたいな最後は神々しくエンドロールが終わるまで席が立てなかった。
大量の涙すぎる。スカーレットが出会えたのが聖で良かった。又見に行くであろう作品。
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