「酷評される理由も解るのですが…、、」果てしなきスカーレット Tさんの映画レビュー(感想・評価)
酷評される理由も解るのですが…、、
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先ず、酷評されてらっしゃる皆様が仰る通り我々世代が期待していた細田守の世界観。正確に言えば、細田守と他の監督とのコラボの世界観とは大きくかけ離れており、正直失望されてもしょうがないとは思います。
然し、一つのお話として見ると終わり方も潔かったと思いますし、恐らくこの作品の伝えたい事、戦争及び争いの愚かさ というものもストレートとは言えませんが、作品全体を通して伝えられていたのでは無いかなと思いました。
賛否両論の途中のダンスシーン、劇中歌を入れたかったから無理矢理だったのでは?と言われれば、そう捉えられないことも無いですが、個人的には、昔の王族同士の権力闘争に巻き込まれ苦しませられた挙句、亡くなってしまうという重々しい事情を抱えたスカーレットが、現代の平和自由の象徴であるダンスを聖君から学という大それたフィクションから、もしもの未来を想像させる事が可能という創作ならではの良い点を駆使していた斬新で良いシーンなのでは無いかと思いました。
結論、見る人によって評価は変わるというところになってしまいますが、酷い作品と思って見に行かないという選択肢を取るには少し惜しいと思いますので、話題性も乗じて気になっている方は見に行ってみてみるのも全然オススメできますよ。
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