「期待ハズレ感は否めない」果てしなきスカーレット えーじさんの映画レビュー(感想・評価)
期待ハズレ感は否めない
全くの期待はずれ…
作製された方達に大変失礼を承知で言わせて戴きます。全ての歯車が合っていないと思ってしまう。
先ず物語りがおかしい…。。ストーリー脚本共に。何故現生で死んだのに又違う世界(死んだ者達の世界)が存在するのか⁇そしてその者達は食事もするし怪我もする。そしてその世界に死んで無い者が紛れる。その辺の設定もおかしい。
そして舞台が16世紀のデンマークであったのにいきなりその世界に現代の日本人の聖が登場して口語が通じるのか?また何故、聖なのかそれも現代の日本人の?医療従事者で亡くなった者など沢山居た筈だ。納得する説明も無く完全に謎だ!意味が分からない。何か聖で無くてはならぬ根拠が欲しい…。。
また非常に残念であったのは、プロの声優を使わなかった事。最近のアニメに多い事だが、、、話題重視の為人気俳優を使う事が多いが今回の配役に至っては主役のスカーレットに芦田愛菜さんを起用した点。芦田愛菜さんは非常に特徴のある声質でアニメ画面で聴いても芦田愛菜の顔を思い起こしてしまう。だから物語りに没頭出来ないのである。入り込めないのである。一方プロの声優は声質を変化させる事が出来る為その人(本人)の顔が出て来ないのだ。この点も大きなマイナス要因であった。
後半の"赦し"やスカーレットが新女王とし国を統治する前の人民前のスピーチも綺麗事しか述べず非常に陳腐な内容であった。また余りのつまらなさに途中何度か寝落ちしそうになってしまった…。。 観ていて映画館から出たいと思った作品は久々である。しかしこのレビューをする為に最後迄苦痛であったが席を立つ事を我慢した映画は初めてである。
星2を付けたのは映像は良かったし動きにダイナミックさと迫力があったし俳優陣の演技も良かった。只々、頭の中に沢山の⁇疑問(納得がいかない)が増える作品と言うのは困ってしまう。ある意味こんなに突っ込み所満載な作品も珍しい……。。
コメントありがとうございます!
質問の回答ですが、医者だと簡単な医療品も持ち歩いていないですし、そもそも病院内で通り魔に遭遇する事もないですよね。消防署勤務の看護師なら初期対応の医療品を持ち歩いてるし、現場対応で出動していれば通り魔に遭遇する可能性もありますよね。
なぜ日本人の聖が死者の国にいたのかは、観ていれば分かるように死者の国には国や人種を問わず色々な人がいましたよね。死者の国にはわだかまりなく全ての人が集まるという説明を、言葉ではなく日本人の聖を登場させることで表現したんです。
共感ありがとうございます!
前作の「竜とそばかすの姫」から低評価が多くなった気がしますが、単なるエンタメ系のアニメから、何かの重いテーマを含んだ(前作では児童虐待とSNSの陰と陽)作品に方向転換したからでしょうね。
自分は細田守教の信者なので、教祖がどんな作品を作ってもありがたく鑑賞しますが、一般のアニメファンに支持されないのは仕方がないですね。
コメントありがとうございます!あはは。えーじさんも芦田愛菜さん脳内実写再生しましたか(笑)キャスティングなんなんですかね?結果、芦田愛菜さんの無駄遣いですね!設定のほころびとかも作品が良かったら許せたりはするんですけど、今回は(今回も?)ちょっと、、。ここんところの流れから半目閉じた期待感ではありましたが、つらいです!残念です!細田守作品。次回作は凄いことになってほしいです!
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