「メッセージ性が強すぎて大衆受けは難しい」果てしなきスカーレット べろさんの映画レビュー(感想・評価)
メッセージ性が強すぎて大衆受けは難しい
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前日までの映画の評価から、難しい作品なんだと承知の上で観に行きました。
私は細田監督の人生の生き方、しいては映画作成の覚悟だと思いました。
キャラバンの人たちと楽しそうにしているシーンで、オアシスで立ち止まり集落を作ったらいいじゃないと思いました。
最果てに行く意味は?
ある程度満足したら立ち止まったらいいじゃん。
前に進むのにもパワーと勇気がいるよ。
でも山頂を目指してる時に、聖が苦しんでるのをスカーレットが後退してまで側にいるのに愛っていいなぁ。辛い時に誰かそばにいるっていいよね。
あと叔父にスカーレットが唾吐かれたシーン、ああ、だから他人を変えるのは難しいよ。期待なんてしない方がいいとも感じたな。
安易な大衆受け狙った作品もいいけど、辛い思いをしながら一部の人に刺さりまくる作品を創り上げたいんだろうなと感じました。
これだけ有名な監督の、勇気ある作品。
強いていうなら、次回作はメッセージ性と大衆受けのバランスを良くしてほしいです。
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