「スカーレットのキャラデザが可愛いので星1つ」果てしなきスカーレット Popnducksさんの映画レビュー(感想・評価)
スカーレットのキャラデザが可愛いので星1つ
まず、レビューが軒並み低評価で安心しました。
私の感性がイカれているだけで、普通の人には素晴らしい映画なのかもしれないと思ったからです。
何がどう駄目かは皆様が書かれている通りです。
私は前作の竜とそばかすの姫が歌の良さもあって楽しめたのですが、今作は良い点がレビュータイトルの一点のみです。
以下、私が特に受け入れられなかった点になります。
問題点その一
主役2人の声が役と合っていません。。。芦田さんは凄く頑張っているのが伝わりました。それだけでも役者として十分と思います。
ただ、スカーレットという役では彼女の演技がただの小娘に聞こえてしまい、物語に入れませんでした。
単純に配役ミスだと思います。
芦田さんの責任ではなく、配役を決めた方が全責任を負うべきです。
同様に岡田さんの演技も決して悪くはありませんでしたが、聖という役には全く合っていません。これも配役を決めた方の責任です。
俳優の適役がいないのなら、声優さんでは駄目なんでしょうか…
役に合う配役ではなく、俳優の人柄で決めているように感じました。
役所さん、吉田鋼太郎さん、松重さん、柄本さんらは演技で役の残念さをカバーされていました。これらの方々はさすがと言うべきでしょうか。
問題点そのニ
つまらないことです。
つまらないので、やれストーリーが、演出がと言いたくなる訳です。
インスタで10秒動画をアップする方が受けますよ。
問題点その三
16世紀のデンマークである必要ある?
リアリティを与えたいのなら、字面だけの時代設定は不要です。
そもそも、その時代の女性の幸せが自由であることだったのでしょうか。
ちゃんと時代背景を調べて欲しいです。
問題点その四
謎のおばば。
誰なの、あなたは。冒頭、生と死が混じり合う場所とか吐かしてましたが、その手の悟った解説は冷めるんですわ。
問題点その五
謎の踊り。。。
言葉もありません。細田監督もお疲れなんですね、休んで下さい。
問題点その六
悪役の叔父さんがドジっ子。
自分で仕込んだ毒を誤って飲むなんてw
逆にこれを良かった点にしたかったのですが、制作者達は大真面目なんだろなと思ったら腹が立ちました。
物語を作ったことのない素人の私が上から目線で酷評してしまいましたが、そんな私でも面白さとは新しさだと思っています。目新しさ、新鮮さと言い換えても良いかも知れません。
監督のやりたかった新しさが謎の踊りや中世舞台の復讐劇ならば、奇を衒い過ぎたかと思います。
どなたかのレビューで書かれていましたが、スカーレットが細田版クシャナだったのなら本当の意味で賛否両論の怪作になったのではと残念でなりません。
物語の作成者は監督自身である必要はないと思っています。
映像的な面白さを追求したいのであれば、ストーリーを別の方に任せても良いのではと思いました。
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