「酷評されるほどではない。」果てしなきスカーレット Anarchistさんの映画レビュー(感想・評価)
酷評されるほどではない。
私Anarchistはそこまで細田守のファンでは無いが一応同監督の作品はきちんとチェックしてきた。今作を見た感じをざっくり最高点星5つで評価するならこんな感じになる。
物語/脚本/台詞★★
音楽★★★★
作画デザイン★★★★★
声優★★★
編集★★★
スカーレットの作画デザイン自体は個人的な好みから最高得点。実際このデザインの美しさに惚れて今回楽しみにしていた。いやー。思っていた以上にファンタジーでびっくりした。笑
それ自体は別に良かったが物語の流れが単純で復讐をするだの許せだのつまらんというか。興味をそそられるものではなかったのでイマイチのれなかった。最近のアニメはCGと融合させたものばかりだ。今作もポリゴンを使いまくっている。個人的にはポリゴンはあまり好きでは無いが作画としては美しかったのである程度許せた。しかし何故か作画がスカーレットを除いてとっ散らかる場面が多い。作画自体もかなりクオリティの差を色々な場面で感じた。恐らくこれは実験的にやったんだろうけどこっちは普通に統一されたスタイル見せてくれたらそれでいいんだ。。。笑
アクションシーンは凄く良かった。戦うスカーレットがとにかくかっこいい。いちいちやめろと口出ししてくる聖が途中までかなりうざい。笑
ちょっと思ったのは聖のキャラが可愛い女の子だったりもうちょっと魅力があれば評価はかなり変わっていたのかもしれない。。。
あとフラダンスを踊るシーンがあるがマジで意味がわからない。わざわざ入れる必要性を全く感じなかったし爆笑した。他にも急に歌ったり踊るシーンはあったがフラダンスほどではなかったから別に気にはならなかった。確かに聖の動きはやたらクネクネしてて変だけど。笑
後は細田守監督が書いたオリジナルの曲?くっさいというか。あまり好みではなかった。編集もイマイチなところがいくつかあった。先ず映画始まって最初の1秒が眩しすぎるだろ。そういうのはどうかと思うぞ。
とにかく話はディズニーアニメレベルだと思えば別に普通だし時代に逆行するような平和主義のメッセージ性がある映画だから過剰に叩かれてるようにも感じる。傑作とは言えなかったが突っ込みたい要素は沢山あれどそこまで酷い出来の物では全くなかったし見どころはそれなりにちゃんとあった。この作品が再評価される日もいつかは来るのかも?しれない。
芦田愛菜ちゃんは声優として素晴らしかったと思う。まぁー暫くは見ないだろうがいつか見返す日も来るとは思う。。。
★共感&コメントありがとうございます。
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>聖のキャラが可愛い女の子だったりもうちょっと魅力があれば評価はかなり変わっていたのかもしれない。。。
それ面白いですね。
女子高生でダブルヒロインにすれば随分と違う作品になったと思います。
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