「細田守監督は作るたびに酷くなっていく😫」果てしなきスカーレット プリズナー No.6さんの映画レビュー(感想・評価)
細田守監督は作るたびに酷くなっていく😫
鑑賞前のハードルを上げていたつもりは無かったが、まさかそれをさらに大きく下回るとは思わなかった。あの「実写版デビルマン」や「ドラゴンクエスト・ユアストーリー」と悪い意味でタメ張りますよ。
まず、主役のスカーレットの行動規範が全く分からないんだよね。
あれほど父親の復讐に幼少期を捧げて訓練していたなら、なんとしても復讐を遂げる一心で生きてると思いきや、何故か躊躇した挙げ句に何度も相手に反撃されるとか…アホかと。
そうかと思うと、この姫様は事あるごとにヒステリックに喚き散らして、カーツと頭に血が上ると考えなしに敵に突っ込んで、そして返り討ちにって…何やねん。
あと、看護師が歌う「令和でヒットした歌」って私は全く知らないんですけど、あそこはもっと有名な歌を使わないとダメでしょ。例えば「平場の月」の「メインテーマ」のように。
そして単なる看護師がいきなり弓矢で戦闘に参加するのはマジで草🌱 なんかそれらしい前振りってあったっけ?それとも看護師ってみんなアーチャーなの?
当然ながら、モブフラッシュのような謎のミュージカルの場面は全部カットで宜しいかと…というかカットしろ。
もしも細田守監督本人がこの作品を面白いと思っているならもはや末期的。取り敢えずオリジナル脚本はやめて、原作ありでプロの脚本家に書いてもらうように。次回までのわれわれ観客と監督とのお約束だぞ。
PS 主役の芦田愛菜ちゃんはそれほど悪くはないが、最後の方で滑舌が悪いのが少々気になった。ちゃんとした声優のプロを使ってほしいと切に願う。【追記】どこか関西テイストな発音が気になったので調べたら、芦田愛菜ちゃんは兵庫県西宮市出身なのか、なるほど。
PSその2 初日の午前中なのに場内がガラガラだったのは、みんな危機回避能力が高いのかなぁ。入場者特典すら無いのは制作サイドの驕りだよ。
PS その3 こんなにクズ映画でも、あの「未来のミライ」よりはわずかにマシなレベルと思ってしまうくらいあの映画は酷かったと今さらながら。
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