アンストッパブルのレビュー・感想・評価
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ジェニファー・ロペスのオカン
実話ベースのプロット、
レスリングシーンのフィジカルの描写、
特にアンソニーの足の表現は、
単なる身体的特徴のCG処理を超え、
彼の内面的な闘志と成長を象徴している。
その闘志と成長を支える、
マイケル・ペーニャの言葉、
ドン・チードルの鋭い目線、
ボビー・カナヴェイルの悪態、
ジェニファー・ロペスの“オカン”
は、
プロデューサー、マット・デイモンとベン・アフレック、
のすべてのピースを噛み合わせるグッジョブだろう。
ワンツー。
アマレス兄弟が副音声で解説してくれれば、
更にすばらしい。
全てにおいて凄すぎます
後段に入って感動が押し寄せる展開
実話の重み
生まれつき片足のレスリング選手、アンソニー・ロブレスが、2011年NCAA(全米大学体育協会)チャンピオンになるまでの伝記ドラマ。
高校から始めたレスリングで、普通の人間と同じ舞台で戦い、高校チャンピオンに!
…その努力たるや
家庭環境も、DVの父親(アンソニーのみ血がつながっていない)の横暴に、身を挺して家族を守る。
体を鍛えつつも、プライベートジェット機の清掃作業のアルバイトに精を出す。
男を見る目はないものの、アンソニーや他の子ども達には愛情を注ぐ母親。
この母親も後に大学に入学、学士を取得し副学長に!
レスリングシーンは、くんずほぐれつで素人にはよく分からないものの、緊迫感は抜群。
健常者のライバルを下しチャンピオンになる嘘みたいな話だけど、実話の重みで感動できます。
凄い人だね。
周囲の人々の力!?…
それもあるが、本人の並々ならぬ懸命な努力、人柄が応援しようという気持ちにさせる。それがヒーローなんだろう。生まれつき片足のハンデ、家庭内では養父から実の子ではないことから疎まれながらも、自身の望むアイオワ大には進学できなかったが、アリゾナ州立大学にトライアウトで合格を勝ち取る。母親や家族、高校、大学のコーチたち、仲間たち、そして彼の勇姿に勇気付けられた人々からの応援を一身に背負い、バイトで家計を支えながらも、全米大学選手権で優勝する感動のストーリーだった。
勇気を与えてくれる
生まれつき右脚がないが強い精神力、積み重ねた努力で大学レスリングのチャンピオンまで上り詰めたアンソニーロブレスの実話作品。
本作もスポーツ作品の魅力である勇気を与えてくれる作品であり見ていてポジティブな気持ちにさせてくれる。
身体的ハンディだけではなく、義父の存在をはじめとした家庭内での問題も抱えながら一つ一つ乗り越えて強い姿がさらに感動を与えてくれる。
ただ映画作品としては少し駆け足気味な展開にも感じもう少しアンソニーに葛藤や詳細なんかを丁寧に見たかった気持ちもある。
少し心が疲れ勇気や元気を貰いたい時にはお勧めの作品である。
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