アンストッパブルのレビュー・感想・評価
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全てにおいて凄すぎます
全米学生チャンピオンになった片足のレスラー、アンソニー・ロブレスの実話物語。
まず感想の第一声は「すごい人やなー」です。
ホンマに不屈の精神、強固な意志の持ち主。
身体にハンデがあってもスポーツで頂点に行く人はいるけど
格闘技でその人になるなんて凄すぎます。
母親を始め弟や妹、指導者、チームメイトみんなに
応援され助けられこの偉業を成し遂げました。
父親だけはクソでしたね。
片足のレスラーを違和感なく見せてくれるCGも凄かった。
後段に入って感動が押し寄せる展開
実話の重み
生まれつき片足のレスリング選手、アンソニー・ロブレスが、2011年NCAA(全米大学体育協会)チャンピオンになるまでの伝記ドラマ。
高校から始めたレスリングで、普通の人間と同じ舞台で戦い、高校チャンピオンに!
…その努力たるや
家庭環境も、DVの父親(アンソニーのみ血がつながっていない)の横暴に、身を挺して家族を守る。
体を鍛えつつも、プライベートジェット機の清掃作業のアルバイトに精を出す。
男を見る目はないものの、アンソニーや他の子ども達には愛情を注ぐ母親。
この母親も後に大学に入学、学士を取得し副学長に!
レスリングシーンは、くんずほぐれつで素人にはよく分からないものの、緊迫感は抜群。
健常者のライバルを下しチャンピオンになる嘘みたいな話だけど、実話の重みで感動できます。
凄い人だね。
周囲の人々の力!?…
それもあるが、本人の並々ならぬ懸命な努力、人柄が応援しようという気持ちにさせる。それがヒーローなんだろう。生まれつき片足のハンデ、家庭内では養父から実の子ではないことから疎まれながらも、自身の望むアイオワ大には進学できなかったが、アリゾナ州立大学にトライアウトで合格を勝ち取る。母親や家族、高校、大学のコーチたち、仲間たち、そして彼の勇姿に勇気付けられた人々からの応援を一身に背負い、バイトで家計を支えながらも、全米大学選手権で優勝する感動のストーリーだった。
勇気を与えてくれる
生まれつき右脚がないが強い精神力、積み重ねた努力で大学レスリングのチャンピオンまで上り詰めたアンソニーロブレスの実話作品。
本作もスポーツ作品の魅力である勇気を与えてくれる作品であり見ていてポジティブな気持ちにさせてくれる。
身体的ハンディだけではなく、義父の存在をはじめとした家庭内での問題も抱えながら一つ一つ乗り越えて強い姿がさらに感動を与えてくれる。
ただ映画作品としては少し駆け足気味な展開にも感じもう少しアンソニーに葛藤や詳細なんかを丁寧に見たかった気持ちもある。
少し心が疲れ勇気や元気を貰いたい時にはお勧めの作品である。
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