深い谷の間に

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深い谷の間に

解説・あらすじ

「セッション」「トップガン マーヴェリック」のマイルズ・テラーと「マッドマックス フュリオサ」のアニャ・テイラー=ジョイが共演し、広大な渓谷の警備という極秘ミッションを与えられた2人のスナイパーの姿を描いたSFアクションスリラー。

安易に足を踏み入れることができない山間に、広大で深い渓谷があった。渓谷の東と西には、谷を見守るように、それぞれ監視塔が建てられている。ある時、その東西の監視塔に、別々に極秘任務を与えられた敏腕スナイパーのリーヴァイとドラーサが配置される。外部との連絡手段は断たれ、監視塔同士の連絡も禁止されているなか、詳細も知らないまま任務に就いた2人。やがて彼らは、自分たちの任務が、谷を守るということではなく、谷の中に潜む、ある“秘密”から世界を守ることだと知る。

監督は「ドクター・ストレンジ」「ブラック・フォン」のスコット・デリクソン。脚本は「トゥモロー・ウォー」のザック・ディーンによるもので、2020年に、映像化されていない優れた脚本をリストアップするハリウッド業界の「ブラックリスト」にも選ばれている。リーヴァイ役をマイルズ・テラー、ドラーサ役をアニャ・テイラー=ジョイが演じ、リーヴァイに任務を与えるバーソロミュー役をシガニー・ウィーバーが務めた。Apple TV+で2025年2月14日から配信。

2025年製作/127分/アメリカ
原題または英題:The Gorge
配信:Apple TV+
配信開始日:2025年2月14日

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Apple TV+にて2025年2月14日(金)より配信開始予定 画像提供 Apple/映像提供 Apple

映画レビュー

1.5安っぽいバイオ系ゲーム原作のようなペラペラな脚本にがっかり。

2025年5月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

西陣営・東陣営で「何か」が潜む秘密の谷の両側で、狙撃手同士がその「何か」を外に逃がさないよう守るといった話。
西は男性、東は女性(アニャ)で、谷を挟んでのふたりきりの孤独な任務から、いつしか恋が芽生えていく…ってそんなワケあるかい!

要所要所のシーンが、キャストも含めてCGで作っているのが見え見えで、ゲーム映像を見ている気分。
「何か」の設定も、バイオっぽいし、なぜ「何か」が襲ってくるかも今ひとつ意味不明(腹が減っているとかこぎつけ理由があるけど無理あるっしょ)、どのシーンもゲーム的な強引な流れで済ましてしまう。
ぶっちゃアニャが見たい人だけが満足する作品ですね。

サブスクオリジナルの映画作品は、ハズレが多い気がするぞ。
なんか小粒で無理やり作っている感があるんだよな。
定期的にオリジナルを出さないと解約されるから、粗製濫造が酷そうだ。

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ヘマ

4.0follow man の呟き

2025年5月7日
Androidアプリから投稿

APPLE TV+から配信されている最新SFは、また再びSF映画のブーム到来を予感させる出来映えだ。私が常日頃思っている、SFで最も大切な舞台設定が、この映画なんといっても秀逸なのである。切り立った崖に挟まれた深い谷を見張るため、東西両政府機関から選ばれた凄腕のスナイパー、リーバイ(マイルズ・テラー)とドラサ(アニャ・テイラー=ジョイ)。接触禁止の二人がやがて恋におち、政府機関の闇をあばくという物語になっている。

詩を愛する男リーバイと、癌におかされた父が予告自殺してしまうドラサ。政府の要請で長年人を殺しまくってきた2人には、PTSDと孤独という共通点があったのだ。恋とはするものではなく“落ちる”ものという話を聞いたことがないだろうか。お互いの中に自分と同じ何かを認めた時、おそらく男と女は“恋に落ちる”のである。ドラサの誕生日を一緒に過ごしたリーバイが翌朝谷に落ちた時、ドラサもそれを追って谷に“落ちる”のである。

銃火器以外すべてとり上げられた2人が、筆談と双眼鏡でコミュニケーションをはかる映画前半は、まるで『ユー・ガット・メール』。周囲数十㎞に人っ子一人いない空間でいつしか恋愛感情が芽生える展開は『パッセンジャー』を思わせる。しかし、Googleアースでさえ認識できないよう細工が施された異空間で、こんなラブラブな関係がいつまでも続く訳がない。谷底から這い上がってくる“ホローマン”と呼ばれる化物たちによって、2人はまた谷の両側に引き裂かれてしまうのだ。

“ホローマン”の科学的根拠?については是非映画を観ていただくとして、『地獄の黙示録』にも登場するT.S.エリオットの詩“THE HOLLOW MEN”についてここでふれておきたい。“空ろな人”と訳されるこの“HOLLOW MEN”とは一体なにを意味しているのだろう。世界の終わりに現れる実態のない人間たち。自分が何をやろうとしているのか本当のところわかっていない元アメリカ大統領のバイデンや元副大統領のハリスのような人間たちといえばイメージがわきやすいだろうか。

“多様性”によって世界を滅ぼそうとしている支配者に無抵抗で“FOLLOW”させられている我々もまた、その“HOLLOW MEN”とはいえないだろうか。今まで宗教によってかろうじて保ち続けてきた道徳心や異性愛をも放棄し、貧困という“谷底”からただ這い上がるためだけに生きている“今だけ金だけ自分だけ”のゾンビに過ぎないのではないか。そんな我々は刻々と近づいてくる“世界の終り”を、只すすり泣いて眺めることしかできないのだろう。

We are the hollow men
We are the stuffed men
Leaning together
Headpiece filled with straw. Alas!
Our dried voices, when
We whisper together
Are quiet and meaningless
As wind in dry grass
Or rats' feet over broken glass
In our dry cellar
(T.S.エリオット『The Hollow Men』より)

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かなり悪いオヤジ

3.0ゲームみたい

2025年3月31日
iPhoneアプリから投稿

途中まで本当にあったら面白いなと思ったのに、谷の下のものがわかったところから、つまらなく、ゲームみたいなストーリーで、ゲームみたいに進行していく。

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ボケ山田ひろし

3.0何が始まるのか?

2025年3月15日
iPhoneアプリから投稿

何が始まるのかとワクワクしたけど谷にいる奴らが怖くなくて一気にトーンダウン
一応最後まで見たけど…

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とし

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