「才能と家族について」デュオ 1/2のピアニスト kinako-catさんの映画レビュー(感想・評価)
才能と家族について
実在する双子のピアニスト、ダイアン&オードリー・プレネ姉妹をモデルにした“実話系”作品。
1番でないと価値が無いという方針の父親に、幼少時からピアニストとしての教育を受けた姉妹。
才能を確信した父親は、自分を犠牲にしても姉妹を成功させようと躍起になる。
(日本でも珍しい話じゃないねぇ)
でも、ちゃんと娘たちを愛してる描写があるのには救われた。
双子ゆえに、いつも一緒
いつも一緒にいるせいで、セットで扱われる理不尽
同じ環境下で、お互い切磋琢磨できる反面、もう一人のコピーでしかないのか?
両親に全面的にバックアップされているからこそ、のプレッシャー
世間的に才能を認められた子ども、双子、当事者でなければ感じないような心情が丁寧に描かれていました。
…これは家族関係の物語。
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