キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンのレビュー・感想・評価
全47件中、1~20件目を表示
楽しめました
これだけの犯罪を犯して、最終的にはFBI勤務になる(実際は事業を起こして成功、結婚して家族持ち)というのが非常にアメリカらしい。日本は基本的に社会復帰はなかなか厳しい現実があります。
家庭が経済的に困窮して行き、両親が離婚、尊敬する父が落ちぶれて行く様子に、16歳のディカプリオが心を傷めているのが手に取るように伝わってきます。犯罪に手を染めるきっかけが、何とか家族を元通りにしたいという一心であり、常に孤独で、なんともいじらしい。しかし詐欺の手口は大人顔負け!若者特有の無鉄砲さはあるものの、舌を巻く程の大胆さで、その頭の良さと周囲を信じ込ませる堂々たる魅力には驚くばかりです。トムハンクスのFBI捜査官役が人間らしくあったかくて、ディカプリオに対して誠実なところが良かったです。
個人的に好きなのは、宿泊先のホテルで、うっかり財布を忘れるも、そのままトムに預けてまんまと脱出するシーン。普通の人間なら、自分を追ってきた人間にこんな振る舞いは到底出来ない!
自分がもし詐欺師に化けるなら、何がいいかな〜と妄想するのも楽しい。一瞬でバレる自信しかないけど…
幼さも時に残しつつ
頭脳明晰巧妙にたくさんの人を騙し続けるも、高校生らしい子供っぽい喋りもたまにあって可愛らしさもある。
トムハンクスとの追いかけっこが実に良い。実直で人を信頼しやすく、何度もレオナルドに騙されて、毎年クリスマスに再会する。ちょっと脚色はあるだろうが奇跡的でロマンチック。実話なんて信じられない。
オチ、さらにはその後の活躍まで見届けることができて良かった。
堂々と嘘をつけば意外とバレない
ディカプリオの演技が凄かった。本当に嘘をつききっていたし、面白かった。
もしかしたら出来るかも、なんて思わせる映画です。
トム・ハンクスはFBIを演じきれていてよかった。
でもあそこまで上手くいくものなんですかね、どっかで大ヘマやらかしそうなもんだけども
不快!!鑑賞者の皆様騙されるな。こんな映画に。
『天才的な詐欺師』の映画を見て、僕の人生にとって、なんの感動になるのか?
銀行を騙すのだから、貧困層から搾取する資本家が被害に合うだけ。だから、悪人じゃない!!ゾッとする。
この間に、ク◯なアメリカはベトナムを侵略している。
ある意味に於いて、アメリカ経済の間隙をぬって、利己的に生きてきた『稀代の悪』なのだ。そして、
ある意味に於いて、自由を求めるアメリカン政治のインチキな部分と、格差を生むだけの資本主義社会の脆弱な部分を描いている。わけだが。
その気配すらない。おもしろおかしくエンターテイメントしているだけ。だから、じつは実話なのだから、現在のこの『稀代の悪』の実情を鑑みれば、感動するいわれは無い。
所詮、アムステルダム症候群なのだから。
ハリウッドのク◯ども(映画を作る全員)は、揃いも揃って、鑑賞者を騙して、挙句の果てに『捕まえられるなら、捕まえてみろ』と豪語している。そして、
オレオレ詐欺にあった老人に『75歳なんだから、社会の為に死ね』って言う。
フランス系アメリカ人なのだろうが、白人じゃなくて、アルジェリアと黒人の混血だったら、どんな話になっていただろうか。
そもそも、こんな『稀代の悪』をなぜディカプリオに演技させるのだ。かの国の大統領や独裁者の様な男に演技させるなら、譲れる所は残るかもしれないが。
鑑賞者の皆様騙されるな。こんな映画に。
天才の葛藤
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レオの父が仕事のミスで落ちぶれ、両親は離婚、レオは家出。
そこで天才的詐欺師の才能を発揮、パイロット、医者、法律家・・と演じる。
1億ドルだっけ?ものすごい額をせしめ、警察から常に追われる身となる。
そんな中で純粋で天然な妻と結婚、全てを改めたくなる。
警察に電話をかけ、もうしないから追わないでとか願うが当然却下。
そしてついに警察に踏み込まれるもギリギリ逃げることに成功。
その際に妻と、数日後に空港で落ち合って逃げる約束をした。
数日後、妻は来たが警察も来てるのを察知、心を痛めつつも逃げる。
やがてフランスで逮捕されるが、長年追って来た刑事に守られ安全に米国へ。
刑務所に収容された後も刑事は定期的に会いに来てくれた。
そんな関係の中で、レオの詐欺事件への天才的捜査能力が発揮される。
こうしてレオは刑事の下で働くことを条件に釈放される。
しかし自由のない生活に、レオは逃亡を試みて空港へ。
そこには刑事がいたが、特に引き留めなかった。
どうせ週末が終わればお前は戻って来るからとのこと。
何故?と聞くと、誰もお前を追わないから、とのこと。
そして本当にレオは週明けには帰って来た。
刑事は何度聞いてもレオが答えず、謎のままになってたことをまた聞いた。
どうやって司法試験に合格した?天才過ぎて、2週間の勉強で受かったらしい。
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これは懐かしい映画。今の嫁と結婚する前に映画を見に行ったことがある。
バニラスカイだったかなあ?その時に予告でこの映画のポスターがあった。
ただそれだけでハッキリ覚えてるのも変だから、その後で見たものと思ってた。
でも見てなかったのね、今改めて見たら面白かったわ。
レオの天才っぷりも見どころだけど、刑事との戦友的な友情が一番かな。
まるでルパンを追う銭形警部やって嫁が言った。おれもちょうどそう思ってた。
最後まで観て良かった
面白くないわけではないんだけど、詐欺のシーンが長くて途中で寝てしまって、続きを観るか迷ったけれど、結果観て良かった。
詐欺は良くないが、フランクはただ家族を取り戻したかったのかなと思うと切ない。
終わり方がとても良かった。カールとの関係が続いていることや、フランクの才能と経験が活きていることがわかって、嬉しかった。
すごいなって思っただけ
鑑賞後の気持ち
なんだかんだ綺麗にまとまったな
鑑賞後の心の変化
なし
鑑賞後の行動の変化
なし
好きなシーン
フランス語の教師になり変わるシーン
嫌いなシーン
母親が浮気して焦って誤魔化してるシーン
執着を捨て、自分の人生を生きはじめる
家業が傾き、お金や世間からの信頼を失うと、家庭のバランスが崩れた。
10代の主人公は家族のため、両親のために、そのバランスを元に戻すためお金を詐欺行為で稼ぎ以前のように両親と仲良く過ごすことを夢見る。
現実を見たくなかったのでしょうね。
経験も浅い10代なので男女関係が複雑ということも知らない。
彼のした行為は彼の夢を叶える手段では全く無かったことは滑稽だが、愚直に自分を信じてお金を得ることを具現化してゆく事と努力ができることは本当にすごいと思う。
そして、キャッチされそうになり追い込まれたことで母には別に幸せな家庭があるという現実と向き合わされることになる。
それによってやっと家族から解放されるチャンスを得た主人公。そこで執着を手放せるかどうかが人生を大きく変えるのだと思う。
次のステージは自分の為に自分の人生を生きてほしい。
しかし、ディカプリオは詐欺師役がよく似合う。
家族のために
実話を元にした話という事で誇張されてる部分はあると思うけど全体的にコメディ観てる感覚で、その中にドラマがあって気軽に観られた作品でした。
昔だからってのもあるかもだけどセキリティガバガバ過ぎないか?(笑)て場面は多いけど彼の巧みな話術とアドリブ力が見所。
フランクの原動力は家族愛だから、根は悪人ではないと思うんだけど家族がバラバラになって歯車が狂ってしまったんだろうな。
この才能を別な事に注げば人生もっとどうにかなったんじゃないかなと思うけど、カールに追われたのが唯一の救いかな。
ちょっとルパンと銭形ぽいなって思いました。
追いかけてたのが彼でなかったら死んでたかもしれないし、更生もできなかったかもしれない。
FBIの手伝いするようになってからブレンダと再会できないものかと思ったけどそんな展開はなかったですね。
でも、結婚して子供もいて真っ当に稼いで社会にも貢献し今は幸せに暮らしてるようだから良かったんじゃないかな。
「わかるだろ?嘘の中で生きる方が楽だ」
この映画は家族愛を求め続けたフランクという男の物語です。両親の復縁に奮闘する彼の姿は純粋に胸を打たれます。
衝撃的だったのはこの映画が事実に基づいている事と、フランクのセリフ「ズルなんかしてないよ。二週間勉強してパスしたんだよ」でしたね。
痛快で、面白くて、勇気がもらえて、どこか切ない、そんな映画でした。大好きです。
やはり、トム・ハンクス
主演のレオナルド・ディカプリオがとにかくかっこいい。
パイロット、医者、弁護士に成りすましていくのですが、
どの職業もとても様になっています。
このレオ様扮する「フランク」は間違いなくかっこいいし、
映画の「主役」に相違ない。
でも、やはりこの映画をさらに魅力的にしているのが、
トム・ハンクス扮する「ハンラティ」だと思う。
すこしドジで、でも誠実で実直なハンラティが、うまい具合に「フランク」との
対比として機能している。
フランクはまだ高校生で、両親の離婚を機に家出をするのですが、
大金を持っても心はまだまだ少年。
「寂しさ」というのが徐々に表れてくるのだけど、どこまで逃げても追ってくるハンラティにすこしずつ心を開くようになる。ハンラティの誠実、実直な行動に惹かれたのだろうな。自身の行動と比較して。
だから逮捕されるシーンではハンラティの言ったことを信じ騙されたことに対しては抗議しないし、逃げようとしたが結局FBIに帰ってきたのだろう。
エンディングシーンはすこしご都合主義な気もしますが、
すっきりとした気持ちで観終えることができる映画です。
ディカプリオ様さすがです
長い映画なので途中で飽きるかなぁと思い見始めたが、あっという間に時間が過ぎた映画。
詐欺師の話だが、なんと言ってもディカプリオ様の演技が素晴らしくて見入ってしまった。主人公は元々詐欺師の性質があるんだけど、両親が復縁して欲しいという想いがあって詐欺師になったのも否めない。ディカプリオ様の一つ一つの表情が胸に突き刺さって号泣してしまいました。頭のいい主人公が揺れながら成長する様子を見事にディカプリオが演じてくれました。久しぶりに心打たれた映画でした。
挑戦的な題名
まず、実話だということに驚き、鑑賞中はそんなことすっかり忘れてラストに流れるテロップで、あー実話だったんだと思い出した。それだけでこの映画は成功したのだとおもう。
17歳の子供が、詐欺の手口を思いついて実行していく、捕まりそうになってもきてんをきかせて、すり抜けていく。まさに天才だ。
実刑を逃れてF B Iに協力するなんて今では信じられないようなオチまでついて。最高の仕上がりだ
おもしろかった。すごい人生だな。人を欺くのはどれもすごいと思ったけ...
おもしろかった。すごい人生だな。人を欺くのはどれもすごいと思ったけど特に最後飛行機のトイレの中から脱出するのはびっくりしたね。空港で女の子と待ち合わせしたけど瞬時に状況を判断してその子を捨てたのもやっぱ詐欺が生活なんやな。フランク、、家族は戻らないけど、きっとうまくやっていけるよ
そこそこ面白いけど・・・なんか腑に落ちない
初めての鑑賞
実話をもとにした映画だと聞いていた
パイロットになりすましたり、偽の小切手で現金を調達したり
詐欺師を追いかける捜査官と、逃げようとする詐欺の駆け引きなど
見ていて面白いのだが
本当にこんなことできるのか?
って思ってしまう
実話だっていうから本当なんだろうけど
映画化にあわせて少し盛ってるんじゃないかと思った
特に印刷工場で一人で偽札か何かを作ってるのも現実味がないし・・・
現実味に欠けるところで評価が少し下がった
ベスト3に入る
スピルバーグっぽくないヒューマン映画
けど、途中途中の音楽や懐かしさあふれる映像がいい。
トムとディカプリオというキャストも最高。
何度も見てしまう。
頭いーなぁと思うトムとディカプリオの心理戦。でもクスリと笑ってしまうところもたくさん。
喜怒哀楽が楽しめる映画。
これが実話だったというところが尚いい。
最後の字幕にも感動する。
偽造小切手防止策を考え、数百マンドル受け取ってるって、、成功者やん。
そしてトムともいい友達だなんて。
なんといっていいか全部が良すぎる。
面白かった!
金曜ロードショーで2週に分けてタイタニックがやっていて、レオナルドディカプリオ作品を見たくなって見た。あと、人のオススメだった。
ただただ、フランクがぶっ飛んでるのではなく、本当は家族といられたら幸せでいられるような。普通の人間だったと思う。見終わって一言で出てきたのは「かわいそう」彼の願望はただ両親と一緒に暮らしたいだけだったと思う。
だからいい人間に戻れたのだと思う。それをちゃんと「犯罪者」ではなく「人間」として向き合って追いかけたカールは真の警察官だ。映画の後半になってもフランクはずっと子供に見えた。きっと初めに犯罪に手を染めた時から、彼の中の時が止まってしまっているのではないかと思った。
きっと結婚相手についてきて欲しいって言ったのも本心だし、本当にただ、「寂しい」とかそういうことだったのではないか。そんな彼に1人でもどっか遠くで一緒に隠れて暮らしてくれる人がいたらいいのに。って結婚式のシーン以降は思いながら見てしまった。でも、そんな1人がカールでよかった。人を殺してはいないし、犯罪を犯したことは確かだけど、最後に字幕で「この映画は実話を元にしていて、フランクとカールは今も親友である」ってあった。この映画はハッピーエンドだったと思った。
面白かったな。
実在する人物だとは驚き!
詐欺師フランク・アバグネイルを演じたレオナルド・ディカプリオの若者らしい躍動感溢れた演技が光る。
身分証明書を偽造するシーンが面白く、パイロットや医師という専門性の高い職業にも成りすます大胆さに驚きました。
FBI捜査官を演じたトム・ハンクスの感情表現豊かな瞳が、眼鏡の為か伝わり難かったのは、そんな意図からなのでしょうか。
両親に対する思いを抱え、犯罪を重ねるアバグネイルの姿が切ない。
後に偽造摘発の権威者になられた事も驚きでした。
BS ー12を録画にて観賞
人は肩書きに弱い
若かりし頃の美しいディカプリオによる、美しい詐欺の手口を堪能できる作品。
犯罪ものですが、重たさは一切なし。刑事であるトムハンクスとの追いかけっこは、ルパンと銭形を彷彿とさせ非常に痛快です。
主人公はパイロット、医者、弁護士と職を変え周囲を騙し、信用させていきます。実話ベースの話だとすると、改めて「人は肩書きに弱い」と思いました。ディカプリオのイケメンだけど中身が軽薄そう、という人間性がこの役にはよくハマります。
何でもうまくやる天才詐欺師のディカプリオでしたが、両親の離婚、婚約者の裏切りなど、1番欲しかった〝家族〟という財産は最後まで手に入れることは出来ませんでした。
犯罪映画にしては珍しくハッピーエンドなところもGOOD!
軽妙
にわかに信じ難い話だった。
実話がベースの本作。
作中で語られるエピソードがホントなんだとしたら、彼は16歳の時に高校の教諭を1週間務めた事になる。16歳が16歳を教えているのだ。
結婚したのは17歳で、その1年半の間にパイロット→医師→弁護士と花形の職業を渡り歩いてる。
各職場での人望も厚そうだ。
パイロットの時はホームパーティを開いて、名前を気さくに呼び合う仲間がいるし、わんさか人が集まってる。
ある意味、超がつく程の天才だ。
2週間勉強して司法試験に受かったってのもホントなら、それの証明にだってなりうる。
人の才能って何に発露されるのかホント不思議!
作品的にもデカプリオxトム・ハンクスと豪華。
当時デカプリオが何歳なのか知らないが、13歳〜21歳くらいを演じ分けてる。
13歳の時の走り方とかホントに幼く見えて、惚れ惚れしてしまう。彼らもまた稀有な才能を発露させたお2人なのであろう。
現実味の薄い主人公をトム・ハンクスがガッチリ掴んで現実から逃さないようにしてた感じだ。
スピルバーグの演出も的を外さない。
やにわに信じきれない人物像に、しっかり十代の若者ってテイストを持ち込んでる。
それに対応するデカプリオも流石ではあるのだが、フランスで連行される時の表情や、母親を窓越しに見つめる目、また腹違いの妹に相対した時など、十代の片鱗を十分感じさせる。
芝居のキレはいいし、物語はスピーディーに展開していき楽しかった。
冒頭の犯罪者当てクイズとか、実際あるんだろうか?
色々と理解が追いつかない本作ではあるが、観劇後の後味は悪くない。
オープニングのアニメーションが粗筋だったみたいで、そんな茶目っ気からして監督のユーモアを感じたりする。
Netflixにて数ヶ月もの間、ラインナップから外れてない理由がよく分かる。
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