「親子愛とライバルの友情」キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン MR.3さんの映画レビュー(感想・評価)
親子愛とライバルの友情
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有名タイトルなので今更ですが観ました。
実話を基にというのが驚きですね。
安定のスピルバーグとレオ様、トムハンクスですね。
なかなかハラハラする展開を乗り越えれるのもすごい、本当にやってたのかな?飛行機トイレ脱出とか、最初のニアミスとか…。
カールが敵なのに良いやつすぎて好感。
主人公が詐欺を働くようになったきっかけは、家族、父親が起因と考えると切なくもあり、人は環境次第で変わるということを思い知らされますね。
個人的に父親のキャラが好きでした。
息子やすべてに対して強がり、プライドをもってして生きていて、ある意味で理想だと感じました。
妻の方は金の切れ目が縁の切れ目といいますが、まさしくそれで、そこも憎しみより悲しみの方がありました。
ストーリーとして、逮捕で終わりじゃなかったのが逆に良かったですね。
ハッピーエンドというか、60年代のアメリカはある意味おおらかというか融通効いてよかったですね。
総じて、罪を犯すことにも理由が存在し、救いとしての贖罪も肯定するというメッセージもあったのかなと思いました。
あとはライバル同士の友情と、父子の愛がテーマのように思えてそこが良かった。
実話をもとにというのも相まってつくりがウルフオブウォールストリートに似てる気がしましたが、これを参考にしたんですかね。
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