「ポップだけど切ない」キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 七味唐辛子さんの映画レビュー(感想・評価)
ポップだけど切ない
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2週間で司法試験を突破してしまうくらいの頭脳の持ち主でありながら、度胸と機転で詐欺を繰り返していくフランク。それなのに父の元を去った母をキャデラックで迎えに行くよう父に話して、そうしたら父母が元通りになると信じている幼さのアンバランス。毎年クリスマスにFBIのハランティに電話したり、ブレンダに逃避行を迫ったり、愛情に飢えている描写が胸をうちます。
最後のシーンは映画の最初にテレビ番組が出てきてたのでフランクが戻って来る事は分かっていたけれど、彼がハランティを信じて心が通じたシーンであってラストにふさわしいものだったと思いました。
個人的にはディカプリオ好きだけど10代は違和感あったかも。本当の10代のディカプリオが演じたら完璧だったんじゃないかな〜笑
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