「C・ウォーケン」キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン おまつさんの映画レビュー(感想・評価)
C・ウォーケン
巨匠スピルバーグが当時絶頂のディカプリオとT・ハンクスをダブルメインキャストに起用し、観客を愉しませることにフォーカスして制作した作品、ということですよね?
今頃初見しましたが、期待に違わずおもしろかったです。ハイ。
前述の両主人公が持前を存分に発揮しているのは言うまでもないですが、一番嬉しかったのはC・ウォーケンが相変わらずの存在感を放っていたこと。
好きなんやなー、この人。ちょっとやばいくらいの危険な目つきが特徴で、カルトなクローネンバーグの作品にも出ていたと思うけど、今回のような名バイプレーヤーに至るまで幅広くキャストしていて、この人がいるとなんか軽い作品も引き締まる感じです。表情表現がいつも印象的でなんかグッときます。
映画自体は曖昧な記憶になりつつありますがM・チミノの「天国の門」にも出ていて「不器用な男のやさしさ」的な1シーンがあって、そこでこの人が見せた表情が今でも脳裏に焼き付いています。(ゴメンナサイ、何のこと言ってるかわけわからなくて。観ればわかってくれるかもですが、曰くつきのこの作品、もう目にすることは出来ないかもです)
とにかく、全体的にわかりやすく最後もハッピーエンドで気持ちよく観られる作品でした。
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