「ゾンビパニックものではない」28年後... tokoroさんの映画レビュー(感想・評価)
ゾンビパニックものではない
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前作までのゾンビが暴れまくるパニックホラーではなく、28年後の人々の生活に焦点を当てた映画で、ウォーキング・デッドに近いのかなと思いました。
父と息子、母と息子の関係性及び死生観といったことが話のテーマだったため、パニックホラーを期待して見に行くと評価できないよなぁと思います。
今回復習して見に行かなかったため記憶が曖昧なのですが、28日後が出た時は姿が綺麗で走るゾンビというものが当時新鮮であったと思います。
それが28年後ということで、服も着てない姿も汚い従来通りのゾンビとなり個性を一つ失っていました。
そこを補填するためなのか人間関係の話や雄大な自然のロケーションが入っていましたが、そこも正直出来が良い悪いの話の前にウォーキング・デッドやクワイエット・プレイス等でやっちゃったところで上映するのが遅かった感。
ただカメラワークはずっと意味ありげな撮り方(大体意味はない)をするので終始緊張感はありました。
見終わった後3部作構成というのを知ったので、作中に出てた死生観がどう拡張されていくのか楽しみにしてます。
途中まで実はレイジウイルスが空気感染するようになっていて母が感染、ベーコン食べたせいで肉の味に目覚めて完全発症、外にも助けがない閉鎖空間で巻き起こるパニックホラーというのを期待してました。
ぜんぜん違った。
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