沈黙の艦隊 北極海大海戦のレビュー・感想・評価
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胸熱すぎた
主題歌が合っていないけど面白かった
私的には今年一番の作品
艦長カッコいい
アマプラ版8話観てから見る方が数倍面白い事は断言します!
auマンデー『沈黙の艦隊 北極海大海戦』
今までのTOHOシネマズ西宮なら間違いなく公開週末は1・11スクリーンで公開のはずが・・・
国宝・鬼滅人気だけでなくチェンソーマン余波で、ブラックショーマン・宝島に続き中シアター
沈黙の艦隊は、前作劇場版の後のアマプラ8話観とかないと話は飛びますね
今回も閉ざされた空間で繰り広げられる心理戦からの海戦は緊張感たっぷり見応えありました
軍事モノだけに過度なCMや告知されてませんが、アマプラ8話観てから見る方が数倍面白い事は断言します!
リヴァイアサンは、ヒトの福音に成り得るか
このお話、アメリカのヒトが観たら、どう思うんですかね。
…一年は、海の上で暴れてみせる。しかし、一年過ぎたら、戦場は机の上だ…。
かつて山本五十六は、真珠湾の奇襲後、日本が有利なうちに、速やかな講和会議を望んでいたそうです。しかしアメリカに、その気は微塵もなく、完膚なきまでに報復します。
アメリカは、攻撃する者に容赦しません。戦勝国だからです。ベトナムで何があろうと、イラクで何をしようと、アフガニスタンで何をやらかそうと、変わりません。最近では、ベネズエラが要注意です。戦勝国が、他者から何かを学ぶことを期待できないのは、ニュースを見ていれば、想像つきます。
では、私達はどうなんだろう?。全てのクニが核武装したら、戦争はなくなる?。敗戦国として、卑屈になることが正しいとは思いません。しかし、このクニを大切に思うのなら、それと同じだけ、よそのクニにも、敬意を持ってほしい。それがなければ、国士のふりをしたテロリストになってしまいます。
海江田さんは、どっちのヒトだと思います?。
以上、東京湾海戦(テレビ版)で予習した、私の前フリでした。
さて、本編ですが、劇中のあの選挙、皆様は誰に投票します?。誰に未来を託します?。
ま、そういう御託は抜きにして、この映画、原作にはないエピソードがありますね。今の御時世、それ自体が凄いと思います。原作から逸脱するのは、かなりのリスクになる時代です。ここまで話を盛ったことに、映画人の矜持を見た気がします。その上で、私が気になったこと。
…今を生きる私達は、未来を託して散って逝った先人に、責任を持った生き方をしているのか?。
今の私達には、未来に向けて、アクティブ・ソナーを放つ資格が、あるのか?。
この問いに、正確に応えることは可能でしょうか?。
世界は、何を求めている?。
アメリカは、何を求めている?。
ロシアは?。
中国は?。
そして、私達は?。
原作のラストは、いわゆる軍政共同体への、強い反感を匂わせるものでした。原作通りに話が進むと、この先は、ね…。
そもそも、世界は、平和を望んでいるのか?。
戦争のない世界自体、きれいごとなのか?。
きれいな理想を持つことは、愚行なのか?。
私は、この映画を批判しません。アクションシーンの非リアルさに、いちいちツッコミしていたら、終わりません。(魚雷や爆雷が、あの至近距離で爆裂したら、その鋭利な破片は、どこに向かうと思います?。)アクションエンタメとして、完成度は高い映画だと思います。続編をリリースするのか知りませんけど、ここまで盛り上げた以上、映画人の今後の決断に、期待してしまいます。しかも、プロデューサーに、大将軍、大沢たかおの名が、連ねてあったような。さらに、期待が高まります。ただ、原作は、あのラストだから…ね。どうなるのかなぁ。
だいたい満足
原作を見たのもかなり昔だが、概ね原作に忠実な展開だったように思う。
映画ではロシア廻りは省いたかと思うが、ドラマ版などで追加されるのか。
全体としては面白いが、海江田も対峙するアメリカ軍も大統領も終始冷静だし、
深町の出番がなかったこともあってかやや単調になりがちだったように思う。
政治パートはもうちょっと盛り上がってもよかったかな。
竹上総理はいい人の雰囲気が過ぎ、危機に際し覚醒した力強さの表現や、
それが無関心であったであろう国民を変えていったような表現が
ほしかったたように感じた。
原作漫画の時代にも「こんな政治家いないよ・・」と思ってはいたけど、今はなおさら。
そこが一番ファンタジーだと感じ寂しい気持ちになった。
無論、この映画が悪いわけではない。
最後をどのようにするのか。
原作どおりも勿論よいが、ぜひ原作ファンを納得させつつ原作を超えてほしい。
冷ややかな政治戦略と独立国ヤマト(潜水艦)
前回からの続きですが、一転、潜水艦は対話を求めてニューヨークへ向かう、アメリカ潜水艦とバトルになるが、圧倒的な潜水艦技術の差によりアメリカ潜水艦は降伏し、その後対話を求めて艦隊と対峙するが、ソナー武器のみで戦う、敵は魚雷を使ってくるが、独立国の潜水艦は魚雷を使わず潜水艦のスペックを使えるだけ使い全ての魚雷を避ける。アメリカ政府もこれには降伏(全ての艦隊ソナー武器にてロックオンされてしまい魚雷は潜水艦戦のみ使っただけ)。次は静かなる対話編だ。津田さんの役ずくりが秀越すぎるまさかあそこでヘリコプターで行くとは。日本では日本で静かな政治的戦いが、凄い事になってて凄かった。見所満載なので是非とも劇場にてご覧下さい。
大迫力
配信ドラマは視聴済、原作漫画は3割ぐらい読んだことあります。
昨日はファーストデイで安かったので4DXで鑑賞しましたが魚雷がドッカンするたびにシートもドッカンするので落ち着いて見れませんでした(苦笑)
それは置いといて映画は良かった。
ストーリーについては非現実的であり海江田の掲げる世界規模の政府、軍隊の創設という理想もあり得ないことではあるのだが、だからこそ映画にする価値があるとも言える。
最近は自国の利益しか考えない指導者が増えてきているのでね(特に大国3つ)。
この映画では北極海を通りニューヨークへ向かうシーバットの海戦ターンと日本政府の解散総選挙などの模様が交互に描かれるのだが正直日本政府のターンは退屈ではある。
ただ現実世界では影響力がほとんどない日本政府がアメリカに物申すのは痛快でもある。
当然のことながら続編が作られているとは思うが原作通りにニューヨークで終わるのか、それとも違う結末になるのかとても興味深いです。
原作が書かれた時期と30年くらい時代も進んでいるので違う結末でも良いのではないかと個人的には思っている。
余談だがシーバットが海上へ飛び出すシーンは昔見た「レッドオクトーバーを追え」を彷彿とさせたな。
映画である理由
海の中での戦闘と、国と政治と平和のお話。
アマプラで復習しての観からの賞
映像、演技、緊迫感、抑揚、どれも素晴らしかった。ただ、テーマに対する迫力と切迫感がチョット不足していた感が。。。
戦いも水の中ということで少し地味。国内、国外のお話も、実際自分に降りかかる問題かと言われえば世間に知れ渡る前に秘密裏に処理されそうな案件。解散、新党、選挙、どれも一昔前に痛い目見た事案な気が(原作公開年ゆえ?)。
映画館で見る理由を探してしまう映画だった。6話くらいで配信のほうがのめり込んだ気がする。
とても面白かったです。
非常にマッチョな独立国家
原作未読です。原作漫画連載当時、私は大学生で精神的にも思想的にも甚だ幼稚で、この作品で提唱される国家観がイマイチ理解できず、拒否反応さえありました。
で、30年以上ぶりに興味本位でいきなり実写、しかも二作目?から途中参加で鑑賞する次第です。意味不明ですね(笑)。
独立国家やまとの独特の国家観についてはWikipediaでざっと予習してから鑑賞しましたので、ちんぷんかんぷんということはありませんでしたけど、核兵器の後ろ盾(ブラフ?)があっても兵站(補給手段)が機能する前提でなければ、国家としては永続性には欠けるかなあと思いました。それを現在進行形で無理にでも賄いながらやる、もしくは敢えて触れないのが漫画的ファンタジーであるなら、それは許容したいと思いました。
また戦闘シーン、アクションについて初めてそれなりに現実味のある?対潜水艦戦を映像で鑑賞できましたけど、水圧を防御力に変えられる高性能潜水艦やまとの基本戦術がとても新鮮に目に映りましたね。
この要らないところを全て削ぎ落とし、筋繊維のひとつひとつが顕になって見える様なマッチョな国家=やまとが、これからどうやって世界に存在感を示していくのか、楽しみになりました。
途中参加で分かったような、偉そうなこと言って済みません(笑)。
きれい事だけど叶ったらいいなと
武器のない世界
世界のどこかでいまもなお戦争が
起こっているこの時代だからこそ、
例えきれい事だとしても
武器を保有しない世界になるなら、どれだけいいか。
そんなことを思いながら鑑賞
目視できない状態での航海や戦闘の技術力
どこから現れるか分からない恐怖心
ソナー員は大変な重責を担っている。
溝口隊員(前原滉)が地味なんだけど
シリーズ(ドラマ版含む)通してめちゃくちゃ
かっこよいのだ。
今回もその聴力👂は、遺憾なく発揮されている。
海中戦線は「そんなうまい事行くのぉ?」と
疑問に思うフシはあるけれど
後半、米軍がその姿を見て「鯨だ🐳」というシーンでは
全身総毛立つくらい興奮した。
海戦中、日本では選挙戦が繰り広げられていたけれど
あんな政治家たちなら、国民は真剣に選挙に
取組むと思ったわ(苦笑)竹上総理大臣(笹野高史)が
だんだんとなまくらじゃなくなって行くのも
爽快だったなぁ。
前作は鑑賞済み。でもほとんど覚えていなくて 始まった時は随分と忘れ...
何かを変えるって命懸け
ずっと期待していた、Amazonプライムビデオで視聴可能なドラマシリーズの続編映画。
大沢たかお演じる、海江田四郎の何が起きても常に冷静沈着、すべてを理解しているかのようなミステリアスさに惹かれ、この作品を一気に好きになりました。
今回の劇場作品においても、その魅力は衰えることなく、「やまと」より性能が優れている原子力潜水艦2隻を相手にしても、冷静に対処し、相手艦2隻の艦長が兄弟であることすら見破ってしまうほどです(笑)
この世界から戦争をなくすため、国連総会が開かれるニューヨークへ向かう「やまと」ですが、その一歩手前で大艦隊に包囲され、容赦ない攻撃を受けます。
そんな大艦隊を前に一隻で、さらには実弾を使わず相手艦隊を一掃する様子には、海江田四郎の強い意志と命懸けの覚悟が現れており、見応えがありました。
本気で何かを変えたいなら、覚悟を決めて何かを犠牲にしてでも行動しないと何も変わらない。
そんな事を考えさせられました。
スティーブン・セガールは出ていませんので…念のため
ファーストデイということで何を見ようか公開中作品を検討したところ、上映時間が合いそうで興味のある映画はこれでした。
ちなみに映画第1作目は見ていません。
テレビ版は録画して未視聴です。
しかし、遠い昔、コミックに夢中になっていた時期がありました。
(途中で挫折してしまいましたが^^;)
今回、予告編で結構派手な戦闘シーンがあって面白そうだなと思ったのと、潜水艦が舞台の映画は結構好きなほうなので(「レッドオクトーバーを追え」「クリムゾン・タイド」等)見てみることにしました。
感想はというと「やまと」艦長海江田四郎役の大沢たかおはとても良かったと思います。
ラストのニューヨーク沖での海戦も非常に面白く、クジラの如く宙を飛ぶ「やまと」のド迫力な映像を見れただけでも価値ある映画でした。
政治家たちのそれぞれの正義、アメリカの正義、そして海江田の信じる正義。
正義と正義がぶつかり戦いが起こる。
何が正しいのか、誰が判断するのか。
今の日本の現実をどう見るのか。。。
たった一隻の原子力潜水艦でここまで出来るか云々はさておき、本当に世界から戦争をなくすためにはどうすればよいのか、観る者に問いかける社会派エンターテイメント作品として、興味深く鑑賞いたしました。
主題歌Ado「風と私の物語」の作詞作曲が宮本浩次さんだったのでちょっとびっくり。
続編があれば見てみたいと思いました。
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