沈黙の艦隊 北極海大海戦のレビュー・感想・評価
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メインタンク、ブロー!!
観ないとわからない!
原作は未読です。
全く予備知識がないのでは厳しそうなのでU-NEXTで配信のOVA「沈黙の艦隊」を鑑賞して挑みました。
本作は『どーせ安っぽいVFXに邦画にありがちなデフォルメされた映画なんだろ』とあまり興味はありませんでしたが高評価のレビューに誘われての鑑賞です。
なるほど!高評価はうなづかされました!
先行き不透明な今の政治にタイムリーな作品と言えるでしょう。
停滞する日本の政治を党派を超えて想像力や構想力で抜け出せ!そんなエールを感じさせられました。
潜水艦同士のバトルも見応えがあり、ディテールに拘ったVFXで安っぽさも感じられず荒唐無稽と思わせる戦術でも『もしかしたら自分が知らないだけで現実的には可能なのでは?』と説得力があり興奮させられました。
出演者の演技も鼻につくようなベタな演技ではなく現実味のある演技が好印象です。
特に意外だったのがアメリカ側の描きかたです。無名な俳優さんを起用していますが邦画ではありがちなステレオタイプに陥らず背景もしっかりと描き感情移入の効果もありました。
作品全体のバランスを保つためにかなり腐心されたのではないでしょうか。
高い満足感を得る作品でした。
懐かしさと物足りなさ
津田さんも見れて嬉しい
原作を多分このあたりまでは読んでいたかな?と思いますがだいぶ記憶は曖昧なため、とにかく映画の第1弾も見ていたし、当然続編も見ると決めていました。
魚雷の回避の仕方がほとんど垂直になるのは凄い作戦だし船体としては大変だけど、人物はひたすら物に捕まってるだけしか出来ないので
アクション系の作品ではない分、そういう派手な見栄えではなく「如何に頭脳戦を繰り広げているのか」「この相手には勝てるのか?」「この攻撃にはどう対抗するんだ?」という、
映画としてハラハラさせる見せ方が凄いな、と思いました。
(例えば王騎将軍なら武器を振り回すだけでも絵になるけど、この映画はそういう見せ方じゃないのに、「艦長(元首)、凄い!」と思わせる演技・演出が良かったです。)
そしてまた津田健次郎さんが役者として見れたのも良かったです!
大スクリーンだからこそ映える緊迫バトルシーン
戦闘シーンと政治
没入感と館長にうっとり
Dolbyシネマで見たかった・・・
鯨、跳ぶ
日本政府が極秘に建造した高性能原子力潜水艦を奪い、
独立国「やまと」建国を世界に宣言した海江田四郎は、
その卓越した操舵で数々の海戦を潜り抜け、
東京湾での大海戦で米第7艦隊を圧倒した後、
国連総会へ出席するためニューヨークへ針路をとった。
そんな中、アメリカとロシアの国境線であるベーリング海峡に
さしかかったやまとの背後に、ベネット大統領が送り込んだ
アメリカの最新鋭原潜が迫り、流氷が浮かぶ極寒の海で
潜水艦同士の激しいバトルが幕を開ける。
一方、日本ではやまと支持を表明する首相を中心に、
衆議院解散総選挙が実施される。
といったあらすじ。
前作、すっかり忘れていました汗
でも、開始数分後に記憶がよみがえってきました。
今回も壮大なバトル、それも二つも描かれ見どころたっぷり。
北極海での魚雷戦、ニューヨーク沖での心理戦、
海江田の冷静な判断、指揮、それに従う部下たち。
緊迫したバトル、興奮しまくりでした。
政治に疎い私には国防とか難しく感じる部分も多々あるのですが、
世界から争いをなくす、こんな方法が実現できるといいよな。
最後のシーン、まさに鯨であり、かつワンピースの空島編を思い出す、
とても壮大な描写でした。
今見るべき映画!
原作ファンです
この作品は今こそ見るべき映画ですね、世界平和をどうやって成し遂げるか、海江田艦長の言葉に痺れます。
潜水艦戦闘シーンと政治家達の戦いのシーンの2軸というのも物語を飽きさせないよく考えられたストーリーです。
あの超大作を映画版だと凝縮させるので緻密な作戦行動が少しライトになってしまうのは仕方がないですが、ハリウッドに負けない大迫力で前作も含め、これは是非とも映画館で見たいと思ってました。 潜水艦パートの見どころは前半、北極海大戦
後半、ニューヨーク大戦、どちらも見応えありましたし、政治家パートも良かったです。
もっともっと多くの人が観て、是非とも次回作( 完結編?)にも期待したいですし、次も是非映画館でみたいと思いました。
海江田神さまvsビーストアメリカ🇺🇸
潜水艦戦とストラヴィンスキーの親和性
第一作を映画館で観ていて、良かったので続編を鑑賞。
原作を読んでいないが、世界情勢など現在の状況に置き換えられていてもそれほど違和感なく仕上がっているのは評価点。
前作よりも、戦闘シーン(VFXも進化している)に重きが置かれていて、潜水艦戦闘が見たい派にはおすすめ。特に戦闘シーンの劇伴にストラヴィンスキーの春の祭典を持ってきたセンスには脱帽。北極海の撮影も素晴らしい。
細かい点だが、選挙の描写に点字投票のカットがあった点も良い。
いかにも共和党選出っぽいアメリカ大統領は、現実の大統領よりこっちの方がいいと思ったり…。
ただやはり「続編」であることは否めず、冒頭にこれまでのストーリーが挿入されてはいるが、前作は観てから行くべき。
ニューヨークに行きたいか!魚雷が怖くないか!
2025年映画館鑑賞97作品目
10月14日(火)イオンシネマ石巻
6ミタ0円
原作既読
前作鑑賞
Amazon連ドラ未鑑賞←おい!
原作は『空母いぶき』のかわぐちかいじ
監督は『水曜日が消えた』『ハケンアニメ!』『沈黙の艦隊』の吉野耕平
脚本は『沈黙の艦隊』の髙井光
粗筋
独立国家「やまと」を名乗る原子力潜水艦シーバットの艦長海江田士郎ら乗組員一行はニューヨークを目指していた
アメリカ大統領ニコラス・ベネットと話し合いをするために
「やまと」はベーリング海峡から北極海に
ロシアとの国境付近で本来は戦闘不可能のはずだがベネット大統領の政治力でNATO各国はもちろんのことロシアも一時撤退してもらうことに
アメリカは「やまと」と同等の能力を持つといわれている最新鋭の「アレキサンダー」と「キング」二隻の潜水艦で撃沈を目論んでいた
一方日本では「やまと」の扱いを巡って与党の民自党が分裂し総選挙に突入
原作をこよなく愛する熱烈ファンにはがっかりかもしれない
かなり削ぎ落とした感がある
だが原作は欠点が多い
やはり実写映画化された『寄生獣』に比べかなり冗長で風呂敷の畳み方がとても悪い
あれは漫画版の『仮面ライダー』のラストを彷彿させた
これに限らず何でもかんでも原作の全てを詰め込めば良いというわけではない
原作厨は頭が硬い
イメージが壊れるというがそれはあんたの個人的事情であって俺には全く関係ない
実写化することによってむしろ裾野が広がって良い
海江田艦長とか竹上総理とかむしろ原作やアニメより実写の俳優の方が魅力的だ
原作のベネット大統領なんてとっつぁん坊やで実写版の方がよっぽど大統領らしい
原作に拘るなら原作を読み返せば良かろう
不満があるならあんたらが気持ち悪いAI(笑)とかで実写映画を作れば良かろう
潜水艦の対決はお見事
20世紀の日本映画ではとても無理だった
原作厨とネットで議論する気は毛頭ない
ふっかける暇あるならその前にブロックしろ
議論は相手をリスペクトし顔を突き合わせ声のトーンで感じとってはじめて成立するもので文字のやり取りだけじゃ話にならない
だからこそわざわざ海江田士郎は直接ニコラス・ベネット大統領に会いに行くのだ
危険をかえりみずに
配役
独立国家「やまと」のリーダーの海江田四郎に大沢たかお
「やまと」の副艦長の山中栄治に中村蒼
「やまと」のIC員の入江覚士に松岡広大
「やまと」のソナーマンの溝口拓男に前原滉
「やまと」の操舵員長の勝俣俊作に谷口翔太
「やまと」の船務長の川戸敏夫に伊藤慶徳
「やまと」情報システム技術者の伊東邦男に宮坂遼平
「やまと」の水雷長に渡辺慎一郎
「やまと」のIC員の山田良夫に静谷篤
「やまと」の水測員に小川正弘に松澤和輝
「やまと」のソナーマンの菊池宗男に松尾潤
「やまと」のソナーマンに成田瑛基
「やまと」のクルーの持丸洋に磯崎義知
「やまと」のクルーの松中健二に中江翼
「やまと」のクルーの金子に東景一朗
「やまと」のクルーに高本剛志
「やまと」のクルーに鈴木武
「やまと」のクルーに川野雄平
「やまと」のクルーに牧亮佑
「やまと」のクルーに敬太
「やまと」のクルーに原田大輔
「やまと」のクルーに井尻雅人
内閣総理大臣・民事党総裁→民事党離党→新民事党総裁の竹上登志雄に笹野高史
竹上を支持する内閣官房長官→外務大臣の海原渉に江口洋介
海原の秘書の舟尾亮子に岡本多緒
防衛大臣→官房長官民事党離党→悟信会代表の曽根崎仁美に夏川結衣
民事党幹事長→民事党総裁の海渡真知子に風吹ジュン
海渡を支持する外務大臣の影山誠司に酒向芳
鏡水会代表の国会議員の大滝淳に津田健次郎
総合幕僚長の赤垣浩次に手塚とおる
アメリカ大統領のニコラス・ベネットにリック・アムスバリー
太平洋艦隊の司令官のローガン・スタイガーにアレクス・ポーノヴィッチ
統合参謀本部長のヘンドリック・ドールにチャーリー・ケンプ
攻撃型原潜「アレキサンダー」艦長のジョン・A・ベイツにブライアン・ガルシア
ジョン・A・ベイツに幼少期にグレゴリー・Q
ジョンの兄で攻撃型原潜「キング」艦長のノーマン・R・ベイツにドミニク・パワー
ノーマン・R・ベイツの幼少期にジョシュ・D
アメリカ艦隊司令官のケリー・J・ネルソンにジョアンナ・ハドソン
第7艦隊司令官のリチャード・ボイスにロブ・フラナガン
空母「JFK」の艦長のアレックス・P・ナガブチにMJ・ファアスタ
「アレクサンダー」の副官にジェイミー・ローマス
海軍の長官にマッシモ・ビオンディ
「アレクサンダー」のソナーマンのアレクにブライアン・ファウンテン
「やまと」を追うフリージャーナリストの市谷裕美に上戸彩
市谷に同行するフリーカメラマンの森山健介に渡邊圭佑
報道ディレクターにボブ・マッケイにトーリアン・トーマス
覚士の兄の入江蒼士(回想)に中村倫也
TVのディレクターの鈴木大喜に渡辺邦斗
政治討論番組の司会者に渡部遼介
駐車場に高齢者に五頭岳央
日本社民党の副書記長の河之内秀樹に川井つと
総理秘書官に石塚瑛資
外務大臣秘書官に松本享子
アナウンサーの声に梅中悠介
アナウンサーの声に片桐千晶
"戦争"と"政治"を上手く癒合させた優秀作品
原作は、週刊誌で毎週読んでいました。
前作も、とても良い完成度の作品だったので、とうぜん本作も続けて観ました。
前作を観ていなくても、原作を読んでいなくても、
序盤に経緯説明をしてくれるので
予備知識なくても、戦争・政治映画として 完璧に楽しめます。
もちろん、前作を観ていない人は、配信を観て 予習をしておいた方が、より楽しめるとは思います。
VFXが非常に優れていて、臨場感ある迫力故に、大スクリーンで見る価値があります。 <VFX賞>
北極圏の氷が減り、新たに「北極圏航路」が世界的に重要視されてきた現代において、この北極圏での戦いを扱った映画は少なく
本作は、地政学的にも非常に価値ある作品となっています。
戦争映画であっても、政治ドラマがとても面白く描かれており、戦場と政争のバランスがよく、原作以上の面白さがりました。<脚本賞>
かわぐちかいじさん原作の「空母 いぶき」は、原作も映画も面白い 大人の為の戦争映画なので、押さえておく必要があると思います。
本作が好きなら「いぶき」も好きだと思います。
A316 映画は面白かったが
2025年公開
いかんせん、配信ドラマ部は見れなかったので
まあどういう流れかは想像つくものの
繋がらない事が多かった。
百歩譲って地上波ならまだしも
有料見ないと映画わからないよ、というのは
大画面ありきファンを馬鹿にしていると思う。
ということでそういう公開体制に抗議するつもりで
映画そのものは80点だけど
マイナス40点で
40点
鑑賞 2025年10月15日 イオンシネマ近江八幡
配給 東宝/MGMAmazon
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