「よく木から降りている二人」木の上の軍隊 セイコウウドクさんの映画レビュー(感想・評価)
よく木から降りている二人
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主演の二人の演技が見たくて鑑賞。前半は戦闘シーンが多く、日本軍が追い詰められていく様子が描かれるが、悲惨さはあまり感じられない。何千人もの軍人、民間人が亡くなったはずだが、商業映画の限界か? 後半は二人の関係がだんだんと変わっていき、ユーモラスなシーンも多いが、2年も木の上で生活を送ることになった心理はよく分からない。食料や日用品の調達のために、木から降りていることが多いし、米軍のゴミを漁って生き長らえている。約30年も日本に帰らなかった横井さんや小野田さんとは違う。井上ひさしの原案の舞台は見ていないが、舞台とは違う、映画ならではの心理描写が見たかった。
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トミーさんのコメント
2025年8月5日
共感ありがとうございます。
自分も舞台版は観てないのですが、最後帰ろうで終わった後、舞台だとカーテンコールで皆出て来てコレが余韻にも繋がってたんじゃないかと思いました。テロップとナレーションだとちょっと弱いですかね。
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