劇場公開日 2025年7月25日

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木の上の軍隊のレビュー・感想・評価

全291件中、1~20件目を表示

4.0井上ひさし氏が生涯をかけて伝えたかった「戦争の記憶」

2025年7月26日
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鑑賞方法:映画館

本作の原案を手がけた井上ひさしさんは、日本を代表する劇作家。

『木の上の軍隊』は、彼の「戦後三部作(戦争三部作)」のひとつとして位置づけられる作品です。

『父と暮せば(広島)』『母と暮せば(長崎)』に続き、沖縄を舞台にした本作は、わずか2行の構想メモだけを遺してこの世を去った井上氏の“遺志”を、娘であるこまつ座社長・井上麻矢さんが継いで完成させた、親子の情熱が宿る舞台作品です。

そして終戦80年を迎える今年。
この実話をもとにした日本兵の物語が、映画としてスクリーンに蘇るという事実は、非常に大きな意味を持っています。

井上さんは生前、広島市で行われた講演会にて、「同年代の子どもが広島、長崎で地獄を見たとき、私は夏祭りの練習をしていた。ものすごい負い目があり、いつか広島を書きたいと願っていた」「今でも広島、長崎を聖地と考えている」と話しています。

彼の知られている創作モットーは、
「難しいことを易しく、
易しいことを深く、
深いことを愉快に、
愉快なことを真面目に書くこと」

だからこそ、彼の作品(遺志として受け継がれた作品も含めて)にはユーモアと人間味があります。
どんな極限の状況でも、“人として生きる”ための小さな楽しみを忘れない──。
そのやさしさがあるからこそ、観客の私たちは、最後まで希望を持って向き合うことができるのです。
決して、戦争という重いテーマを軽んじているわけではありません。むしろ、軽やかだからこそ、その言葉はストレートに、私たちの心に届いてくるのです。あなたもきっと、最短距離で届く言葉の切実さに胸が締め付けられるはず🧐

木の上で奇跡的に生き延びたふたりの背後には、数えきれないほどの“失われた命”がある。
そのことを、観る私たちは決して忘れてはいけない。

前編ほぼ2人きりで物語を牽引した、主演の堤真一さんと山田裕貴さんには、心からの拍手を送りたい👏 ガレッジセールの川田さんは…あまりに現地に馴染みすぎて、発見できませんでした😅エンドロール曲Anlyの「ニヌファブシ」沁みます。
※ 「ニヌファブシ」は、沖縄の言葉で“北極星”の意。

生きることは、食べること。
生きることは、希望を持つこと。
生きることは…

最後に僭越なら、ご提案
『火垂るの墓』と並び、
この映画も毎年、終戦日前の金曜ロードショーで放送したらいかがでしょうか?──🤫

ほんの少しでも多くの人に、この作品が届きますように。
心から応援しています。

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ななやお

4.5今多くの人に見てほしい映画

2025年7月26日
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鑑賞方法:映画館

正直この作品は、戦争映画が苦手と言う人の、苦手な理由となるシーンが多くある。

でも見てほしい。

80年前に実際に起こったことから、少しでも多くのことを学ぶことが、今の私たちに出来ることだと思うから。

過去沖縄戦を題材にした作品は数多くあれど、沖縄出身・在住の監督が脚本も書き、沖縄のプロダクションが中心となって作られた作品というのはそこまで多くはない。
そして大手の制作会社の戦争映画は、興行収入などを意識すると仕方のないことだけれど、少しエンタメ要素が強くなり、派手さや大袈裟な演出が見え隠れするなと、個人的には感じる。

けれど、この作品はそれが無い。だからこそ感じるものがとても多い。日本で唯一地上戦の歴史があるウチナーンチュの方々が描く沖縄戦だからこそ、生きることへの想いや、戦争が何を奪うかを、私たちの目線で描いてくれている。

そして、演じた山田裕貴さんと堤真一さんが本当に素晴らしすぎた!
後半はほぼ2人の会話劇だったけれど、一瞬も見逃せなかった。
政治に関心がなく、どこか現代の若者たちと似ている、山田くん演じる新兵の安慶名。そんな彼と対極にいる、典型的な「日本軍人」の堤さん演じる山下。
そんな年齢も育ちも考え方も違う2人の距離感の変化や、考え方の変化によって、戦争という環境がいかに人の価値観を破壊し、狂わせるかを描いていた。
特に蛆虫を食べることまでした山田くんの本気度には脱帽。完全に役に憑依していた。

このふたりのモデルとなった方の壮絶な体験が、こうして映像作品となって世に残ることは、戦争経験者が減っていく今、本当に意義のあることだと思う。
戦後80年の今、多くの人が見るべき作品。是非。

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AZU

4.0面白かった

2026年9月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

面白かったです☆

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hide1095

3.0戦争の悲惨さは伝わってきたし、小さな少女が爆撃で亡くなるシーンには...

2026年8月30日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

戦争の悲惨さは伝わってきたし、小さな少女が爆撃で亡くなるシーンには胸が締め付けられた。
ただ、終戦を知らずに2年間生き抜いたというくだりは、どうしても小野田さんの話と比較してしまう。
この点、もう一つ緊迫感に欠けた。

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省二

3.5二度とありませんように

2026年8月30日
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りか

4.5見逃しシリーズ

2026年8月25日
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鑑賞方法:VOD

昭和の人間なのでどうしても、一人で何十年もジャングル
で生き抜き終戦を知らずに日本に帰還した小野田さん、横井さんを思い出してしまった。
ラストシーンがとても美しい。戦争末期の沖縄を舞台にしたお二人の迫真の演技が心に残る。

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船戸さん

3.0不可逆

2026年7月22日
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鑑賞方法:VOD

戦争は美しい光景、物、人、心、
全てを変えてしまい、二度ともとに戻ることはない。
2年の長い日々を生き抜いた二人を、賞賛したい。

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上みちる

3.5つらい つらい このままじゃ やだ

2026年7月17日
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鑑賞方法:VOD

山田裕貴さんと堤真一さんが、軍人二人で協力して息を潜めて過ごした日々を演じる。
出演者の数を抑えて凄惨な描写も抑え、じっくりと男二人にスポットをあてる。
狡いとか悪いとか二人のやり取りが意外と面白くて、最後まで退屈することなく観ていられた。
観賞後は解放感を味わえた。
良い映画だと思う。

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Don-chan

4.0とても考え深いお話でしたね。 実話ベースという事ですが、違う場所で...

2026年7月10日
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とても考え深いお話でしたね。
実話ベースという事ですが、違う場所でもこういう話は結構聞きますよね。
戦争は本当にやってはいけないと強く思いました。

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定規

3.0沖縄であった出来事

2026年7月1日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

単純

驚く

沖縄戦の終結を知らないまま、2人の日本兵がガジュマルの木の上で生き続ける――。実話をもとにした本作は、派手な戦闘シーンではなく、「戦争が終わっても終われなかった人々」の姿を静かに描いた人間ドラマだ。

本作の特徴は、登場人物が非常に少ないこと。物語の中心となるのはほぼ2人だけで、限られた空間の中で進行するため、自然と会話や表情、沈黙といった細かな演技に目が向く。そのぶん登場人物一人ひとりの心情が丁寧に描かれており、戦場での孤独や極限状態がよりリアルに伝わってくる。

一方で、登場人物や舞台が限定されているため、物語の起伏は控えめ。同じような日々が続く構成もあって、テンポが遅いと感じる人もいるだろう。しかし、それは「終戦を知らずに生き続ける」という状況を観客にも疑似体験させるための演出として機能している。

戦争映画でありながら、敵味方の戦闘よりも人間の心理や生き抜くことの意味に焦点を当てた作品。派手な演出はないが、その静けさと少人数だからこそ生まれる濃密な人間ドラマが心に残った。

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笹錦あきら

4.0戦争の犠牲者

2026年6月13日
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南方で戦後も身を隠して過ごしていた人が
いたのは知っていたけど、まさか沖縄でも
このようなことがあったとは知りませんでした。
沖縄戦の過酷さと住民の人たちを巻き込んでいく
戦争の現実、興味深く拝見しました。
二人はその後、普通に生活していけたのだろうか。

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マイタケ

4.0生きること

2026年6月3日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

戦争では生きることも難しい🤨

戦争の悲惨さは想像もつかないが、戦争をだいざいとした映画を観ることで知ることが出来る。

これからも、このような作品は必要だと思う。

平和な今を生きれることを幸せと思い

精一杯生きたいと思った😀

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コタロー

3.5戦争はほんとダメだ

2026年5月31日
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これが実話ベースっていうところが凄い。ほぼほぼ二人の会話のみの映画だが、だれずに観れたのは演者の力量もあるが、実話っていうところの凄さかな。

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Keita

4.5運命!

2026年5月26日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

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映画イノッチ

4.0戦いは静かに続く・・

2026年5月23日
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鑑賞方法:VOD

怖い

難しい

ドキドキ

思い出されるのは小野田さんや横井さんのような未投降軍人の存在であろう。こういった方々の存在はその存在のコントラスト故にどこどこで何人死んだとかいうデータ以上のインパクトがある。そこに描かれるのは戦いと生きる、この2つである。それ故に戦争を弄ぶ政治家たちの愚劣さに憤りを強く感じ得ないのである。それを教える?伝える?強烈なテーマであると思う。そこには何が起こる訳でもない‥ただただ「生」あるのみなのだから。

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mark108hello

4.0いい感じに仕上がってました

2026年5月22日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

悲しい

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なとやま

3.0二年は長い。

2026年5月3日
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鑑賞方法:VOD

木の上に隠れるまでのテンポ感はとても良かった。
上官と主人公のキャラ付けをしつつ、
端的に戦争の恐ろしさを見せれてたと思うけど、
木の上に登ってからは前半のサバイバルは面白かったけど
テーマに反してコメディ過ぎる気もしてバランスが崩れて行った印象を持ちました。

主人公と上官の心の交流と言うのか、
立場を越えて友情が育まれるのを見たかったのだけど、
主人公が最初から抜けていると言うかボケーッとしている
のか上官に対して割とフランクなので
変化が見えにくかったのは残念だった。

しかし、戦争が人を変え帰る場所も奪って行くと言う
失うものばかりで得るものなしと言う残酷さは
伝わりました。

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奥嶋ひろまさ

4.0木の上でふたりだけの軍隊

2026年4月25日
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鑑賞方法:VOD

堤真一扮する山下一雄少尉は本土決戦に備え米軍を食い止めようと沖縄伊江島で長期戦を命じられていた。

実話に基づく話だそうな。悲惨な第二次世界大戦だが、戦争を知らない世代に伝える事は大事な事だな。日曜日は敵の飛行機は飛ばなかった。木の上でふたりだけの軍隊。それでもまだふたりだったからもったのかな。地味な展開ながら生きようとするふたりの使命感に感服したね。

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重

5.0ぼくたちがんばりましたよね

2026年4月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

日米の最後の激戦地沖縄。いままで結構沖縄戦の作品を観てきたが、この切り口はきわめて斬新。
横井さんや小野田さんの、「戦争が終わっても自身は戦争が終わっていない」というテーマが、この沖縄で初めて繰り広げられた。「静かな絶望戦」である。
演じたのは、堤真一と山田裕貴。絶妙なコンビである。上官と部下という関係以上に内地と地元出身の違い、戦争に対する考え方の違いなど、その好対照がかえってふたりにリズム感を生んでいた。
堤真一は、あの『容疑者Xの献身』で見せた感情の吐露が顕著で、強いインパクトを与えていた。
山田祐貴は、気弱な青年が体験した極限状況を、山田らしいキャラで熱演していた。

 ぼくたちがんばりましたよね
 ぼくたちがやったことは無意味じゃなかったですよね

最後の力を振り絞るような、山田のこの言葉がいつまでも心に残った。

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ジョー

5.0泣きました

2026年4月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

ドキドキ

山田裕貴さんと堤真一さんほぼお二人だけで話が進んでいきましたが、最後まで物語に引き込まれました。
お二人の演技が本当に素晴らしかったです。

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さく