近畿地方のある場所についてのレビュー・感想・評価
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怖いより……
ホラーは苦手なんですが、
予告を映画館で見た時の印象が、ホラーよりミステリーなのかな?と思い、鑑賞しました。
劇場型?というか、観客を巻き込むような面白さがあるのかと期待していたのですが
全然、面白くも怖くも恐くも引き込まれもしない。
伏線がありすぎて、頭の中で伏線を繋げようと考えると
怖いというのはどっか行ってしまって、
急に画面が陳腐になってしまいました。
こういうのはツッコミどころが有りすぎですよね!
なんでわざわざカビ臭い地下で作業?とか、
様子が変な奴のそばにわざわざ行く同僚とか、
何物(何者)か解らないものに対峙するなら、昼間行くんじゃないか?とかとかですよ!
そして、突然「石が諸悪の根源」になるし。
いろいろ、う~んと思っちゃいました。
最後に思ったのは、
「女はたくましい」かな。
これも母性の表れなのかな。
考察や劇中の伏線の捉え方で評価が分かれそう
原作は未読です。オムニバス的な出来事が一つに繋がって行くのは怖かったです。が時系列や赤い女や首の折れた男の子、絵の呪いなど木霊みたいなモンスターの目的がイマイチ分かりづらかったです。人の願いに反応して動くにしても人をおかしくして望みを餌に生贄がほしい?おかしくなって自殺するのは適正がなかった?
昔からいる生き物?なのか昔話や伝承の前後関係は分かりませんが祠まであるからモンスターの存在は認知してた?と疑問は尽きません。
途中から台湾ホラーの呪詛が過ってしまいました。徐々に暴走していく菅野さんの目的が明らかになった際に暗躍の内容とか明らかになってほしい気持ちは残りました。
ラストは蛇足感というか赤ん坊の声で終わってた方が含みがあったのに。と素人ながら思いました。昔話の望み通りにまさるさまの母になったという事なのだろうか。
急なUMA系SF展開
web→単行本→映画→漫画の順で視聴。
モキュメンタリーに一時期ハマってた時に読んだ。結構原作忘れてみに行ったけど、映画で見てたら思い出しながら見れたが、webや小説で読んでない人だと展開がわからないのではないか?と思った。
後半10〜15分くらいで急に雑CGの化け物が出てきて、理解が追いつかなだだし納得もなかった。映画という媒体の都合上、山場やオチなどはつけないといけないのでこのような形になったのだろうとは思うが、原作のモキュメンタリー作品の良さが無くなってしまっているように感じた。ジャンプスケアの多用も映画である都合上仕方ない気もするが、やはり作風にあってはいないと感じた。
映像化としては成功⁉︎
オカルト雑誌の編集長が失踪し、彼が調査していた未解決事件や怪異の記事の資料を主人公たちが読み解いていくうちに、自分たちの身にも不可解な出来事が起こっていく―
作品は明確に二部構成になっていました。
前半はモキュメンタリー調で、編集長が残したビデオテープやテレビ番組、生配信などが登場し、小説で読む以上に“実際にありそうな”リアリティがあって怖さを感じました。特に「日本昔ばなし」風の映像が妙に自然に見えてしまうのが良かったです。
後半は近畿地方を舞台に物語が進み、白石監督らしい作風に一気にギアが入ります。豹変する菅野美穂の演技が強く印象に残りました。原作からはやや毛色が変わっており、その変化に賛否が分かれる部分もありそうで、正直やり過ぎな部分もあった気がします。
映像化作品としては十分に及第点と言える仕上がりだったと思います。モキュメンタリーパートだけでは緩急に欠けたはずなので、二部構成で魅せたのは成功だったのではないでしょうか。
現代なりのミステリーホラー
VHSに始まりネットの配信、そして最後はSNS、という映像形態の変化を遂げながら怪奇映像を連続させる手法は上手いな、と感じた。そしてそれらの共通点を探りながら元凶の居所を探っていくと、女性主人公である千紘の過去もあばかれて行き・・・という「信用できない語り手」も使った上手い脚本だと思う。
ただ、男性主人公の人となりがよくわからず、疑問に感じてしまったのはマイナス。「なんかずっといるけど良く分からん奴」「ホラー映画によくいるビックリする人・被害者」以上のものを感じなかった。
あと、「ドールハウス」とのネタ被りについて。両方とも「子を失った母親」が中心に据えられていた。「ドールハウス」は母親との共感を深める脚本に対して、こちらは伏線として千紘の部屋に赤ん坊の写真があるのに子供が登場しないという所から始まって……とミステリー色が強めの描き方をしていたので、印象は全く違うと思う。
不満は、「結局このバケモノはなんだったの?」という疑問が最後まで解消されないまま終わってしまった事。謎の岩が元凶、というのはミスリードだったようだし、クトゥルフ的なクリーチャーも登場したけど詳細は不明なまま。結局、こういうもの、と言われればそれまでなのだが、ミステリーならもうちょっと解き明かしてほしかった。
ホラーなら☆4
ミステリーなら(オチのせいで)☆3
なので☆3,5
漫画との違いは?
漫画は只今2巻だが、まだ山の関連についての昔話は出てこない。映画を観てアナザーストーリーとなるのか、又は核心のストーリーとなるのか興味ある。(映画はゾッとした。)
むっちゃ怖かった
元々ホラー好きなので事故物件ゾクを見に行ったのですがそれ以上に怖かったです
まだあっちの方が可愛いかったです
最初の資料映像からもう目がなくなったり突然倒れたりと吐き気を催すものばかりでした
ラストは賛否両論ですが私は少し物足りなかったような気がします今思えばもう少しラストは濃くて良かったと思いますあっさりしてました
もしホラー初挑戦でこれを見るよりだったら事故物件を見た方がいいですこれは初めての方には刺激も強いしどぎついです
どこの地方でもいいんじゃない?
ホラーは苦手なんですが、菅野美穂ということで見に行きました。
先日見た ドールハウスは、長澤まさみ ということで見ました。
どっちも女優の無駄遣い?w
まあ 近畿は一応ストーリーらしきものがあったので、☆半分こちらの
方が評価できるかな?
いっそホラー要素無くして、サスペンスにしたらよかったのに。
菅野美穂ファンは皆がっかりなのでは
ホラー感強め
面白かった
ラストの展開に賛否あるみたいだが、私は面白かった。後半の一気に折りたたむような展開に目が離せなかった。菅野美穂の狂気の演技も赤楚衛二の恐怖の演技も良かった。ラスボスのCGは確かにもののけ姫を思い起こさせたが、特に気にならなかった。取り憑かれた人間の方が怖かった。主演の2人が良かった。
資料映像は良かった
バラエティのお蔵入りビデオとか配信者の動画とか日本昔話風アニメとか
そういう資料映像は普通に良かった
ただ、中盤からの勢いに任せてのモンスター映画になっていったのは誠に残念だった
コワすぎ!シリーズじゃないんだからさ
原作の正体不明意味不明感が恐ろしかったのに
なんかバケモノ出すし
オチのSNSにもこれ見よがしに正体だすし…
しかもCGバリバリの周りから浮いてる感がまぁ…
白石監督の悪い所が全部出てた
逆に資料映像のみの方が良いと思う
あー夏休み
終盤までは怖かったが...
『近畿地方のある場所について』ジャンルは、ホラー・ドキュメンタリーということで、ホラーに期待して鑑賞。
終盤までは、リアル性の高い視聴者からの動画、心霊スポット配信、ニュース番組や画像など、今までのホラー映画にはないものを用いて、古い言い伝えを導入、恐怖心がそそられて、大満足でした。
しかし、個人的にしっくりこなかったのは最後。正直、あっけなさが目立ちました。ホラー映画によくある呪いや乗っ取りいわゆる幽霊の最後の粘りが少し弱かったと感じます。
ラストで失速感あるけど、そこまでがすごくいい。
原作は、カクヨムで読んだくらいで読んだことも忘れていて、映画見に行く前に調べて読んで、これ読んだやつだな。って思い出したくらいでした。
はっきり言うと、原作にはそんなにハマらなかったです。
そして、この映画自体もポイント貯まって無料で観れるから失敗してもいいやー。ってノリで観ました。
原作とは違うとありますけど、原作の展開を淡々と人が話す内容の再現ドラマみたいな感じでやられるより、映像資料として残っていた。って展開が良かったです。なんというか、フィクションとノンフィクションの狭間とフィクションを行き来する感じで。
ホラー映画は好きですが、そもそも幽霊とか信じていないので、幽霊が出てきて人を殺したり、そういうのが「怖いシーン」として出てこないのが良かったです。
幽霊的な怖さと、人の怖さがいい感じにバランスとれてて、久しぶりにホラー映画観て、怖いなーと思って観れました。
賛否両論?ある終盤の展開は、最後にちゃんとエンタメ作品ですよ。ってアピールだと思えば、受け入れられるかな?と。
ぶっこわしてやろうよ‼
オカルト雑誌の編集者が、行方不明となった編集長が調べていた過去の未解決事件や怪異を調べていくうちに自身にも不可解なことが起こっていき…といった物語。
頼れる姉御肌といった感じのライター千紘と共に、過去の映像をあさっていく小沢。
結論から言うと、映画本編の物語というよりは、ドキュメンタリー風のVHS映像が恐くて見応えありましたね。荒い映像やニコニコ配信で出た家の様子等々…このあたりはマジでこわかったですね。。この雰囲気こそ我が国のお家芸、ジャパホラの真骨頂でしょ‼
そんなこんなありながら、調べていくうちに佐山失踪の真実に近づき、併せて過去の怪異や未解決事件の真相も…的なラストを期待していたが…。
2人が少しずつバラバラのピースを集めていき、一枚の絵が出来上がっていくような展開にはそりゃあもうガッツリのめり込まされたが…このオチは。。
何と言うか、オチ以外はすごく好きな映画だった、とでも言えば良いのでしょうか。
勿論、本筋と無関係とまでは言わないが、最も恐かった過去の怪異や未解決事件の方が本編より興味深かったり、ひとつひとつの散りばめられている要素はものすごく良いものの、混ぜ合わせた結果思ったほどのものにならなかった…といった印象。
とは言え雰囲気は抜群にあったし、恐怖感も期待以上のものがあったし、懐かしい日本昔ばなしを1話見れたような感じでお得感もあったし、オチこそ微妙だったが総合的にとても面白い作品だった。
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