#真相をお話ししますのレビュー・感想・評価
全270件中、21~40件目を表示
出てくる事件4つが全て面白い
面白い映画だと思いました。
劇中に4つの事件が出てきますが全て凝って作られており、また最後予想を裏切る展開で驚かされます。
主人公の桐山と知り合い鈴木が最初の警備員室からほとんど動いていないという、エピソードだけでここまでワクワクさせられたのは良かったです。
また内容もSNS社会の問題という所も観ていた側としては凄く考えさせられました。ここも凄い良かった。
終わり方は他の方も言ってる通りそこで終わるんだ!?と少しモヤモヤしますが、この後どうなってたかと考察できるようにできている点も良かったです。
高クオリティな映画でした!
あり!
ミセスの天国を大音量で聴きたいという思いで映画館へ。なんとなく配信系の映画なのは知ってましたが、事前リサーチほぼなしでゴー🏃♀️
「あー、はいはい」と流れが読める感じはなく、各々のエピソードで「まさかのそっち!」という気持ちに振り回される。
でも大森さんがふるはうすのメンバーなのは始まって5分ぐらいで察した。
各人のエピソードでも伏線があり、しっかり回収してくれるのが楽しい。
ただ、やはりというべきか匿名で、安全なところから攻撃してくるリスナーに復讐!みたいに話が進む。ネットモラルに訴えかける系で、その面に関してはそこまで新しさを感じず…
個人的には、子供を晒して、実験台にしてお金を稼いでいた親にまず矛先を向けるべきでは、と思ってしまった。映画しか見てないので原作ではどうかわからないが、その点に少し不完全燃焼を感じる。
匿名で誹謗中傷することに対すること、人の情報を簡単に話すことへの物申しとしてはもちろん、昨今、自分の子供を動画のコンテンツ内容として挙げる親への注意にも受け取れた。
そして友達に2回も酷いことされた菊池風磨の今後や如何に。
脚本はちょっと、、
いい意味で問題作だな!と。
原作は、本でも漫画でも読んだことがあったけどそんなに面白いとは思ってなくて。ミセスファンとして大森さんの演技は見ておきたいな〜と言う程度で、内容は期待せず観ました。が、
ところがどっこい!!
映画化でこんなに面白くなるなんて!期待以上でした!
それぞれの微妙な短編を、ネット社会の問題点を中心に据えることで、なるほど、うまくつなぎ合わせてまとまっているなと!
ミステリアスな大森さんの演技が必見なのはさておき、役者さんたちみんな演技派で華があって、あり得なさそうな話なのにリアリティをもたせてくれている。
ネット上にて、加害者にも被害者にもなり得るという、当事者意識を持ってもらうためにも、子どもたちにも絶対に観てもらいたい、と激しく思った映画でした!
映画館で見るほどでは…
全体的に予算の厳しさが随所に感じられました。
特に2話・3話目の室内シーンのセットは簡素すぎて劇場で観るにはクオリティ不足だった印象です。
恐らく1本の映画よりは連続ドラマとして展開した方が、大森さんの影のある表情や菊池さんの金銭に追い詰められた空気感、承認欲求にまみれた投稿者たちの描写を重ねられたのでは…と思います。
メッセージの意図は理解できるのですが、やはり予算と尺、そしてオチの弱さが目立ってしまい残念でした。
SNS社会の問題点を取り上げたストーリーは評価しますが、Mrs.の...
SNS社会の問題点を取り上げたストーリーは評価しますが、Mrs.の大森さんが出演していなければ、観客数も評価もこれほどではなかったと思います。
大森さんは、演技力を評価できるほどの役ではなく、映像も殺人に美人局。観ていて美しい映像もなく、制作費用も控え目な感じで、大森さんの歌の素晴らしさで、この点を誤解してしまった方も多いように思います。
私が鑑賞した日は、母親と連れ立って観に来ている小学生低学年と思われる子どもが複数来場していて、怖い殺人場面もあったことを考えると、映像的に年齢制限すべきではなかったかと思ってしまいました。お子様とご一緒の鑑賞はおすすめしません。
Mrs.の大森さんの映画だと期待し過ぎていたせいか、ちょっと残念です。
短編オムニバスのようでテンポがいい
面白かったよ
この映画の真相は話せませんが…
あっという間にエンディングでした。役者さんにブラボー!
昭和生まれの私からすると、令和の今に違和感を感じました。
子どもにチョモランマや口紅(ルージュ)という名前を付ける。
子どもの個人情報を意図的に流出させる。
安易で極端な暴力に走る。
投げ銭で借金返済を目論む。
張りぼてのバーチャルリアリティの中でバカ騒ぎをする。
まあ、映画だから、突飛な設定なのかもしれませんが。
大人なんだから、見通しを立ててと諫めたくなりました。
終盤、桐山は、最初のひとりとして、ルーが死ぬことと自分の個人情報が流出すること、どちらかに投票するように迫られ、自己保身からルーの死に一票を投じます。
その後、他の観衆が雪崩を打ったようにルーが死ぬことに投票しだし、桐山が焦りだすところは、人間味を感じました。
自分の個人情報の流出は嫌だけど、だからといってひとりの人間を死なせていいのか。
他の投票者も改めてその現実に向き合い、ルーが死ぬことから自身の個人情報の流出へ票が流れだします。
どんな結論にしろ、自分の頭で考え、心で感じて、しっかり決断し、その責任を負う覚悟を持って欲しいです。
一緒に観に行った理系の息子は、「帰り、イヤー面白かったわー」と上機嫌でした。
スタバで感想を共有しました。
人によって、視点や価値観が違うので、鑑賞後誰かとわちゃわちゃ話すのが楽しいタイプの映画だと思いました。
脇を固める俳優が上手い
原作を読んでいたはずだけど、最後どんな感じで終わってたか記憶が曖昧なまま観た。
原作と違う点ももちろんあるが、最初とふたつ目の話の流れはだいたい沿っていたと思う。
最後の話ってこんな感じなんだっけーと思いながら観ていたら唐突な終わり。ちょっと尻切れすぎる気がした…
観客に考えさせるにしても唐突すぎてびっくり。
ミセスの大森さんはなかなか頑張ってると思った。伊藤英明さんは本当に演技が上手い。色々あった伊藤健太郎さんも目の演技が上手くて怖かった…。
復讐の対象、本当にあってる?
原作既読、つけたした部分が理解不能
原作は話題になった当時に読んでいた。短編集をどう映画にまとめるのかと思ったが見始めてなるほどと思った。ただつじつま合わせのためなのか最初にふるはうすデイズの説明をしてしまったことに驚き。その話のおちがなくなるやろがい。というか全体的に原作読んでるときに感じたゾワゾワ感が足りないが原作知っているのもあるからしょうがないかな
三者面談は普通
ヤリモクと三角関係は普通に見入ってよかったキャストがいいね、伊藤健太郎が復帰してたのにびっくり
最後は冒頭のせいでうーん(原作部分までの話)
原作につけ加えて改変したおちのせいで評価が地に落ちた
第三者のコメントがいかに人を傷つけるかってことは分かるし描いてほしい事柄ではあると思うけど今回の映画では全くそういう描写にしてないよね?原作でも親に復讐するような感じだったよね??いらん改変してるのが原作者ならまあいいのだが、他のだれかなのなら自分のいいたい意見を主張するために無理やり映画に組み込んだ感じがしてとても残念。原作がかわいそうに思えてくる。もっとそういう誹謗中傷に焦点をあてた映画を別で作ってしてください。カテキョとか巻き込まれただけの人で悪い人って思えないし、菊池風磨が悪人だったような描写も少なすぎて何してんのって感じでしたね
真相の感想をお話ししづらくなる。
作品の性質上、どうしても顔のアップが多くなりがちなんですが、映画初出演とは思えない大森さんの怪しい目つきと目まぐるしく変わる表情に魂を鷲掴みにされてしまいました。
勿論、大森さんと同じく主演を務めた菊池さんの表情も必見。
普段目にする事のない彼の怯える顔がとにかく新鮮でした。
映画自体は一本の作品であるにも関わらず、幾つかの話が混在するオムニバスとなっており、どの話も息を殺して見入る出来映えとなっておりました。
現に映画館内はポップコーンを食べる音さえしなくなって行きました。
舞台挨拶では堂々としている大森さんとお喋りし続ける菊池さんの掛け合いが楽しく、「仲が良いんだなぁ」という事が一発で伝わりました。
2人のこの空気感が映画でも大いに役立っていたと思います。
本当の友達みたいに見える点は、この作品に欠かせない要素となっており、クライマックスに訪れる衝撃的な2人の演技に深みを与えて来ます。
特にクライマックスでの大森さんは凄いです。
本当に役者が初めてとは思えない表現力でした。
ネタバレになるので多くは語れないですが、ラストに導かれた本作の真意を感じた人は「真相の感想をお話しします」を書き込む事にすら躊躇したくなるかもしれませんね。
SNS社会に晒された者、隠れて好き放題にしている者
とあるビルの警備室に置かれたパソコンの前で、警備員の桐山と
その友人である謎の男・鈴木が生配信の開始を待っている。
やがて、多額の報酬をかけた暴露チャンネル「#真相をお話しします」がスタート。
そこでは有名人の裏の顔や世間を騒がせた事件の真実など、
さまざまなゴシップの真相が明かされ、スピーカーに選ばれた者は
ネタの提供と引き換えに視聴者からの投げ銭を獲得できる。
衝撃的な暴露と高額の投げ銭にチャンネル史上最大の盛りあがりを見せるなか、
ついに警備室の男たちにスポットライトが当たる。
といったあらすじ。
知らぬ間にネット社会に晒されていた人たちの辛さ、悲しさ。
反対に、アバターに隠れ、好き放題に発言、書き込みをする人たちの身勝手さ。
それが突然素顔、そして個人情報が筒抜けになったら?
他人の死と自分のプライバシーを天秤にかけられたら、どちらを選択するか?
現代のネット社会、SNSやメタバースの怖さを描いた作品でした。
主役のミセス大森さん、菊池風磨さん、ともに熱演でした。
それよりも伊藤英明さん、久しぶりに観たけど、やっぱすごいな。
役者として、その役になりきる姿、カッコいい。
キャストの演技力に驚いたが脚本が…
最近何かと話題になっていたので少し遅くなりましたが鑑賞してきました!
主演の2人は普段から音楽、歌のイメージが強いですがさすがアーティストですね。感情の表現の仕方がものすごく上手くて演技に引き込まれました。
他にも著名な俳優さんが多く出演されていて演技の部分はかなり良かったと思いますね。
一方で脚本
原作については未読な為映画になって何が変わったかなどは言及出来ませんが映画だけ見た率直な感想が「もう少し詳しく、リアルに描いて欲しかった」ですかね…。
オムニバス形式の映画ということで4つのストーリーが出てくるわけなんですけど、本題に入る前3つのストーリーは結構な尺があって完成度も高かったと思います。ただその分本題が浅かった…。
最後視聴者に問いを投げかけて終了の展開は良いとしても、「凛子の死の真相やルージュが本当に凛子を殺したのかどうか」とかその辺までは説明してくれないと判断できないというのが個人的な感想です。
そして1番引っかかってるのが鈴木の復讐の相手。
ルージュでは無いと言った瞬間「あ、やっぱり島の大人たちか」と思ったんですがまさかのリスナー。ん?いやいや、それはちょっと見当違いなんじゃないかって思いましたね。確かにコメントの中に誹謗中傷も含まれてましたがそれに人生狂わされた訳じゃないですし、やっぱり根源は島の大人たちって方がしっくりくるんですよね。
不特定多数150万人のリスナーの個人情報集めるのも無理な話ですし後半に行けば行くほど現実味が無くなっていくような印象でした。
最後に
この映画をみていちばん良かったのは主題歌にもなっている天国の歌詞の意味をより深く理解出来たことですかね。
鈴木のこの思いを歌詞に反映したんだなぁと思うところもあったりしてより映画の内容を理解できると思います。
おもしろかった…けど、最後の最後詰めが甘い…?
大森さんが主演をされる、ということと、こういったミステリーが好きで見に行きました。
○よかった点
・最初の3本のストーリーは面白かった
・俳優さんたちの演技がよかった
・伊藤さんの背中が素敵
○気になった点
・最後の場面、同じビルでやっているのだから、上に助けに行くという選択肢はなかったのか。邪魔するのはせいぜい病人とひょろい男性なので、武器もあるでしょうし、振りきれたのでは?
・りんちゃんの件、死亡推定時刻って本人がつけてた時計だけで決まるものでしょうか。遺体の状態から判断されるものなのでは?
ご都合主義的な面があり、リアリティにかけるなぁといった印象でした。テーマがリアルなだけに、もったいないと思いました。
しかし、大森さんの演技も初めてとは思えないほどでしたし、他のお若い方も上手に演技されていて、正直舐めていたので考えが変わりました。伊藤さんは相変わらず味のある素敵な役者さんでした。
緻密に計算されたプロモーション
映画単体でも面白いが、映画のプロモーション段階から参加していれば、最後の問いがさらに深く突き刺さる。東宝で初めて宣伝用YouTuberチャンネルを立ち上げた理由、当事者を増やそうというタイトル、所々で展開される2択の質問、映画公開前に開催されたふるはうすデイズのポップアップ…。映画を見終わったあとにプロモーション活動を振り替えると無意識に当事者となっていたことに気づかされる。いい意味で映画という映像の枠組みを越えた作品。
全270件中、21~40件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。