「あっという間にエンディングでした。役者さんにブラボー!」#真相をお話しします のりたまちびさんの映画レビュー(感想・評価)
あっという間にエンディングでした。役者さんにブラボー!
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昭和生まれの私からすると、令和の今に違和感を感じました。
子どもにチョモランマや口紅(ルージュ)という名前を付ける。
子どもの個人情報を意図的に流出させる。
安易で極端な暴力に走る。
投げ銭で借金返済を目論む。
張りぼてのバーチャルリアリティの中でバカ騒ぎをする。
まあ、映画だから、突飛な設定なのかもしれませんが。
大人なんだから、見通しを立ててと諫めたくなりました。
終盤、桐山は、最初のひとりとして、ルーが死ぬことと自分の個人情報が流出すること、どちらかに投票するように迫られ、自己保身からルーの死に一票を投じます。
その後、他の観衆が雪崩を打ったようにルーが死ぬことに投票しだし、桐山が焦りだすところは、人間味を感じました。
自分の個人情報の流出は嫌だけど、だからといってひとりの人間を死なせていいのか。
他の投票者も改めてその現実に向き合い、ルーが死ぬことから自身の個人情報の流出へ票が流れだします。
どんな結論にしろ、自分の頭で考え、心で感じて、しっかり決断し、その責任を負う覚悟を持って欲しいです。
一緒に観に行った理系の息子は、「帰り、イヤー面白かったわー」と上機嫌でした。
スタバで感想を共有しました。
人によって、視点や価値観が違うので、鑑賞後誰かとわちゃわちゃ話すのが楽しいタイプの映画だと思いました。
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