「ノラを演じるマヤ・バンダービークの演技が最高!」Playground 校庭 病人28号さんの映画レビュー(感想・評価)
ノラを演じるマヤ・バンダービークの演技が最高!
ノラを演じた女の子は、100人のオーディションから選ばれただけあって、演技がうまい!
映画冒頭、随分、イケメンだなぁ?この子は?
と、思っていたら、おにゃのこだった。こんなに、漫画みたいに美しい女の子が実在するとはなぁ。おまけに演技もうまいから、言う事無し!
お兄ちゃんも、中々の演技ではあったが、妹のノラの前では歯が立たない。天性の役者の誕生だ!ハッピーバースデー!デビルマン!
カメラは、終始、おにゃのこ目線の、低い位置から手持ちカメラでの撮影。トムとジェリー目線と同じ事だ。子どもが見ている世界は、半分しかない事に気づかされる。
ノラはお兄ちゃんが虐められている場面に遭遇するも、全てが裏目に出て、自分も虐めの対象になってしまう。
お兄ちゃんを虐めた奴等は、罰せられる事は無く、教師が、虐めた加害者と、お兄ちゃんに握手をして解決させるが...、
これは虐められた子あるあるだが、クソ教師共は、握手をすれば全て解決すると思っているのは全世界共通なんだなぁ?
俺も経験あるけど、自分を虐めた奴と握手なんかしたくないよ?何で、糞虫以下の野郎と握手しなきゃなんないの?汚らわしくて触りたくねーよ?
何で、虐めって、言葉になるんだろ?これって、立派な傷害事件だぜ?
んでもって、お兄ちゃんは虐めから解放されるが、今度は仲間はずれに合うんだなぁ、どこまで虐められる奴には人権が無いんだ?
もう、そんな場所からは逃げるべきだと思う。そんな奴等を相手にしている時間が無駄だ。
やけになったお兄ちゃんは、今度は自分が虐めをする立場になってしまい、被害者の頭からビニール袋をかぶせて呼吸を止める虐めをしてしまうが...、
おい!それは殺し屋が人を殺す時によく使う手口だ!それは超えちゃいけないラインだ!
それを止めて、ノラとお兄ちゃんは抱きしめあって泣く。画面は暗転し無音のエンドロール。
うーん、辛い映画だ。ここを覗いてくれる人で、いま虐められている人がいるならば、一言アドバイス。
いま、貴方がいる場所は、地獄でいう修羅界です。誰も貴方には味方はいないでしょう。貴方に味方をしたら、次のターゲットは自分になるからです。
じゃあ、どうすればいいのかと言うと、早くその場から立ち去れという事です。人を傷つけるのが、大好きな修羅共と付き合っていると貴方が穢れてしまいます。
逃げろ!これは勇気ある撤退です。まともな人がいる所が探せばいくらでもあります。
逃げるは恥だが、うまくいけば新垣結衣と結婚できるのだ( ん?) 諦めないで!?