機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginningのレビュー・感想・評価
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ガノタは一刻も早く見て下さい‼️
正直舐めてました。
めーーーちゃくちゃ面白かった‼️
たぶん今年、この興奮を超える事はないかなと。
そう断言して良いくらいには楽しめました。
ネタバレを避けてのレビューが非常に難しい作品です。
なので興味あるのであれば、ネタバレ食らう前に一刻も早く見に行ってほしいです。
何も知らなければ知らないほどに楽しめます。
断言して良いです。
ここから先はややネタバレと感じるかもしれないので気をつけてください。
最高の前日譚でした。
幼少期からの妄想の体現、そこから先の世界線をこれでもかというほどビジュアルで叩きつけられました。
機動戦士ガンダムという作品を愛して来たファンにとってはご褒美ともいえる作品です。
逆に原作レ◯プと捉える人もいるかもしれません。
いずれにせよ、非常にエネルギッシュな作品でした。
ただし、富野由悠季ファンとしては本当に複雑な心境ではあります。
でもひとつのガンダム作品としては、新たな形で更なる飛躍に導いた本作の功績は非常に大きなものではないでしょうか?
私はその可能性に賭けたいと思いました。
前日譚は文句なし。
本編はどうかというと、これはまだまだ未知数です。
なんなら前日譚を何時間も見続けたいと言うのが本音かもしれません。
それくらいには魅力的すぎる設定と展開でした。
赤い彗星だけは、ちょっと解釈違いな気もするけど…そこは目を瞑りましょう。
前日譚5点、本編3.5点。
今後の更なる飛躍に期待して、総合評価は星5とします。
追記。
2回目見てきました。
展開知ってて冷静に見れる分、冒頭はパロディやなーって感じで見てました。
が、やはり例の緑の中尉が出てからは夢中になって見てました。細かなセリフや演出、背景美術、戦略、色々解像度を上げつつ見れました。
あと、本編を素直に楽しめたのも収穫かな。
180度頭を旋回してバルカン発砲したり。
燃料切れのビットを巡洋艦にぶつけたり。
強襲揚陸艦を強襲揚陸に使ったり。
ありそうでない。
今までやってそうでやってなかった演出の数々が上手いです。
ダメージ描写とかもっと丁寧に見たいけど、そこは予算的にも厳しいのかな?
色々気になるキーワードあるけど。
やっぱり17バンチ事件が気になるかな。
例の組織が形を変えて出来てきそうな。。
テレビシリーズに期待。
続きがそれ以上になるように期待を込めての★マイナス0.5評価です
古参ファン(私がそうです)へのサービスですか?
シャアとザクを登場させて、しかも現時点での科学的・戦術的考証を加えられているので良くも悪くもツッコミまくれるように仕組まれて居て緊迫の初・対モビルスーツ戦をニヤニヤしながら目撃したあとは、大河ドラマ(43話)を数十分ダイジェスト版でまとめ上げられて呆気に取られてしまい、「さては、それから数千年経ち〜みたいな流れか」と、思いきや、エヴァファン(私です)が見ていること前提のシン・エヴァのインパクト&マルチバース展開で数千年をゴッソリ切り取られたかのようなジークアクスのデザイン進化(?)とキャラデザインの変化にアタマがクラクラしつつ、初めてMSに乗った女の子が(随分蹴られたり飛んだりしてた・丈夫なコで良かった) 「わかんないけど…なんか解った!!」らしくて敵МSを撃破するってグレンラガンじゃん(モチロンファンです)
あとは、トップをねらうか、不思議の海を冒険するしか無いですね。
以上、5歳の頃からガンダムを見てきた、50歳の感想です。
革新の機動戦士ガンダム
何も知らずに観たらとんでもない内容でした。
シャアがガンダムを奪取してホワイトベースまで拿捕。早々にガンダムvsガンダムとなり、0083でニナ・パープルトンが「ガンダム同士で争うなんて…!」という悲哀は微塵も感じさせないアッサリ演出。これをやりたかったんだろうなぁと思う。
そしてシャアの声が違う。話し方に重みがない。でもこの軽さがあのファーストガンダムとは違う世界線なんだと明示してくれているようで、アリか。
モビルスーツも妙に脚が長く細めで格闘戦で機体がやけにしなる。人みたい。いや、エヴァみたい。ロボット感を薄めたかったのか。
アムロは出ない。ガンダムに出逢う事もない彼は機械イジリをして屈折した青春のまま消えたのだろうと思うと気が滅入る。
でも、マチュというニュータイプが現れる。閉塞した時代にはいつだってここではないどこかを求める主人公が必要だ。そして偶然新型モビルスーツと出逢うのも必然。あっという間にその才能を開花させるまでがセット。
良いじゃないか。ガンダムというフォーマットを使って自由に遊ぶ。それが「機動戦士GUNDAM GQuuuuuuX」だ。
ジオンが企図したアクシズ落としを本作では連邦軍が行って、シャアがそれを止める。ガルマは死なないし連邦軍は負ける。安良さんが不要と劇場版では切って捨てたシャリア・ブルに焦点を当てて物語を再構築したのも見事。幾多ある"あり得たかもしれない未来"のうちのひとつだ。乗っかって楽しもうと思える。
それにキシリアやシャアとシャリア・ブルの会話よ。まるで富野さんが書いた⁉︎と思うほどの富野節!素晴らしい!そうそう、コレコレ!と思わず胸が熱くなった!
後半からはイマっぽいJKが「天気の子」に出てきそうな雑居ビルの屋上にある鳥居で舞って、ZZガンダムのジャンク屋を彷彿とさせる仲間と出逢って主人公としての人生を歩み始める。
ニュータイプとしての閃きを描くシーンがなんか軽いけど、僕らが愛したアムロもカミーユも暗すぎたんだ。明るく、前向き、ハッピー!みたいな彼女がどんな冒険をするのか見届けたいとおもう。
やけに画と音楽をクロスオーバーさせるし米津玄師、ずとまよ(みたいな曲)を扇状的に入れるあたり興醒めしてしまう部分もあるけれど、テレビシリーズが楽しみ!
さあ、見せてくれ!人類の革新とやらを!!
流石ガイナックス(カラー)
ネタバレ云々と言うので気にはなっていたのですが、成程これはネタバレ気にする所でした。
最初はまた、初代のパロディかと思いましたが、パロディどころかアナザー(?)でした。
よく考えたらガイナックスなので、その辺りはお手のもの?
とは言え一年戦争編は流石にさらっと流すかと思ったのですが、かなりのボリュームでこれで最近の人ついて来れるんだろうか?とか思いつつ、後半はノリ主体の展開。このギャップはなかなか。しかし、これまた好みは完全に分かれそう。でも僕はとても好きです。
続きがどう転ぶのかは不安ですが、この作品としては満足でした。そして久しぶりにフリクリ見返したいと思いました。
それなりに面白かったけど
テレビアニメの劇場先行公開、というものなので、単体の映画としては、そもそも高く評価できるものでもない。というところを考えると、思っていたよりは面白いものだった。
いきなりシャアが出てきて、どういう展開になるのかと思ったが、これは、パラレルワールドのガンダムです、という紹介なのか。シャアの声も違うし(やっぱり声が軽く聞こえる)。
ファーストガンダムのリメイク?部分はそこそこ面白かった。連邦の方のキャラが全くと言っていいほど登場しないのは、尺のせいかいろいろとあった大人の都合なのか。
後半は、普通の、ボーイ・ミーツ・ガールじゃなくて、ガール・ミーツ・ボーイな展開。正直、ここから面白い展開になっていく想像が出来ないのだが、シャアはまた絡んでくるんだろうか。
赤いガンダムは、最初に現れたときの動きだったらザク2体なんて瞬殺できそうだったのに、クランバトルでは妙にもっさり戦ったり、マブダチとか言いたいだけなんじゃ、という気も。この先、クランバトル中心に話は進むのか。そうだとしたら、あまりぱっとしないものになりそうだし、ジオンだのなんだのと政治を絡めるとそう長くは無いテレビシリーズで収集がつくのか、という不安もでてくる。
個々のキャラはまずまずか。クランバトルのジャンク屋はグランディス一味ぽい。脚本・監督繋がり的に。ニャアンという少女がクールビューティーに見えて、臆病なドジっ子というのは良かったけど、話に絡んでくるのかどうなのか。
とりあえず、この映画は、そこそこ楽しめた、という評価。休みだったので平日に見たが、結構人が多かったね。大人の男女ばかり。女性が結構いたのが意外。
Oh
ガンガム-1.0
良いです。
よくわからないけど面白い。
ガンダム初心者の私ですが、集中して見れました。
絵が綺麗、色が綺麗、話しの運びがスムーズ、音楽が最高、多分ガンダム脳がもっとあれば良かったのでしょう。
ミノフスキー粒子知りません。
プログラミング知識ありません。
それでも、面白かったです。
「マブ」は「間夫」ではないですよね。
初めての30分はファーストガンダム信者に、配慮してくれているのでしょう。
その後の60分は怒涛の展開でした。
主人公のマチュ嬢のビジュアル良かったです。
安定、安心の本職声優さんでした。
「この後はテレビアニメで見て下さい」との事ですが、劇場希望です。
漫画は単行本で読む派です。
エンディングで沢山の方がアニメ制作に携わっておられるのがわかりました。
その中で、「すしお」「よーと」さんの名前が探し易く目立ってました。
作戦勝ちですね。
息子が昨夜見に行き、「すごく綺麗で、シャリア・ブルのフューチャー良かった」そうです。
ちょっと嬉しいです。
ずっと観てたかった一年戦争
シャアの声に初めは違和感が少しあったが、ギレンの野望を思いだしとても楽しめました♫
一年戦争をスタジオカラーが作りました!をずっと観ていたかった位前半は面白かったです。
後半からは、可愛らしいキャラクターが色々出てきてテレビアニメって感じでした。
前半は予想外で楽しかったです。
アムロ達が居ないのが寂しかったですが(笑)
なるほどこれは迂闊に話せない
正しいリブート作品
面白かった。特に前半は最高。「そう来たか」と興奮した。後半はまあ、いろいろ言いたいこともあるが、呑み込めないレベルではない。とにかくブンブン行ってくれるのがいいね。辛気臭いリブート作品(ククルス……)はもう見たくないんだよ。こういうのを求めてた。
ところどころエヴァっぽいのもご愛嬌。どこまで庵野さんが関わってるのか不明だが、「いい時の庵野さん」が出てる。
後半の主人公の戦う動機が甘いのが唯一の欠点か。流石にちょっとね。「金を受け渡す」場面も下手くそすぎかな。あんなもの用意した金が足りなくて、足りない分を稼ぐ必要があったという展開でいいだろ。
まあでもそのくらいは我慢できる。今後の展開に期待大だ。いや、期待しかない……そういやエヴァの四部作の「序」「破」を見た時も同じことを言ってたが……今度は大丈夫だ!! たぶん。
飛び出していけ宇宙の彼方
大方予想を立てられていた通り宇宙世紀の「もしも」、パラレルワールドから進んだ物語といった位置づけの物語。サイコミュがより発達し、戦術なども変化が見られたその先にある世界がTVでは描かれて行くのでしょう。
エッセンスを散りばめつつも独自のルートをたどり、技術や戦術、国家や軍隊の在り方も変わったスタジオカラールートとでも言うべきやり方は賛否が別れるのは当然と思いましたが、私はとても楽しめました。重要キャラの声が早速違い同じものではないことを示すように感じたり、ここぞとばかりに詰め込まれる設定がどんどん叩き込まれ、見終わった後に暫く頭の整理のためにぼーっとしておりました。
スタジオカラー節を感じさせるSE、BGMの元音源の利用と今までのデザイナーとは異なるMSデザイン、そしてジークアクスのアンテナのロックボルト。
私はカラー好きでもありガンダム好きでもあるので賛否別れる気持ちはわかります。
なので、私はこの作品を今までにあるようでなかった「宇宙世紀のパラレルワールドというアナザー作品」という感じで見てみました(一回しか見ていませんが前半のところで覚悟を決める時間はありました)。するとアナザー作品に感じる異なる設定を取り込むようにすんなりと世界に入っていけました。
なら全くの新規でやればよかったではないか、という意見もあるでしょう。ですが逆に、こういうのがあってもいいんではないかなという事もできると思うんです。
是非本来のルートという重力に縛られず、この宇宙を自由に楽しんでみて頂きたいです。
シン・ガンダム
先に鑑賞した弟が「予備知識ゼロで観に行った方がいい」とアドバイスしてたので、情報シャットアウトして見ました
タイトルの読み方もわからない状態でした
フツーに面白かった、但しファーストガンダムを観てないと全くわからないですね。一応宇宙世紀の話だから当たり前か
音響も迫力あって劇場で見る価値あったと思う
カラーが制作してるというのも知らなかったので、後で知ったときはなるほど、と思いましたし、さすが庵野秀明さん色々ひねって来ますね
なのでスタッフロールの後にも仕掛けあると思いましたが、これは無し
これから始まるTV放送で色々謎が明かされると思いますが、まだストーリーは見えてきませんね
シャリア・ブルがブライトさんみたいなキャラになっていて今後の活躍が予想される展開ぽいのでそこが嬉しかったな
そもそも初代ガンダムの青赤白のトリコロールカラーって...
ネットでチラッと見えたネタバレ「ジオンが勝利した世界線」が気になって急いで見に行ったのですが初代ガノタとして色々な事に目を瞑れば結構楽しめたし面白かった、というかある一点において希望と期待が膨れ上がって来てワクワクしてしまいました。この世界線、ララァが生きてる!
作画・CG・動きは流石カラー◎、モビルスーツデザインはカッコ良かった◎、ストーリーは好き嫌いは別にして制作側の意図をうまく反映できていた◯ではないでしょうか。初代崇拝ガノタなら名台詞をなぞっていった序盤を初代を茶化しているように感じた人もいたかも知れませんね。ストーリーに難があるとすればクランバトルに参加する理由が弱すぎる、「前日ジャンク屋が払った程度のお金がなくて今日欲しいから参加します〜」ではバトルの緊迫感が出ませんね。棄権すれば終いですもんね。例えばランキングトップが一年戦争時の親の仇だとか常勝モビルスーツの謎を解き明かすスパイものとか、まぁ私のような素人がベタ設定をいくら並べても仕方ないのですが、このあたりは“ビギニング“ということでいずれ本編の方で深く語られていくことと思います。
しかし、色々なことに目を瞑らないで両目をカッ開いて見ればイチャモンはいくらでもあります。
1.青赤白のトリコロールカラーは囮用かとありましたがデコイだとすると目立つ塗装にする訳がないしそもそも初代ガンダムの青赤白って1974年アメリカの戦闘機Fー16の試作機のお披露目会向けの特別塗装のトリコロールカラーを模したもの、つまりRX78−2ガンダムは特別塗装で軍のお偉いさん向けにお披露目会を準備してたところを襲撃され不利なカラーリングのまま実戦投入、しかし勝ち続けてエースに登り詰めたという武勇伝を補強するバックストーリーだったはずなので「ん?囮?どういうこと?」と思いました。アルテイシアのGMが連邦側の強MSとして認識されて模したと言う事なのかしら?この世界線では白いモビルスーツはローンチ前に奪取されて赤く塗られちゃったので実戦投入目的のGMがそもそも存在しない白い強MSに模して白く塗られる理由がないのでは?と思いました。
2.一年戦争時ガンダムの対抗MSとしてギャンやゲルググが開発されたとするならガンダムを奪取できたんだから解析してもっと早期にゲルググ相当のMSが投入されていてもおかしくありません。豚顔じゃない男前イケメンゲルググ登場も可能だったはず、あれ?もしかしてGQUXってこの世界線のイケメンゲルググ?
3.ジオン公国が勝っているのなら地球方面はマ・クベが司令官のままなんじゃないの?何で宇宙にいるの?ドズルの後釜?地球では負けて帰って来たのかしら?まさかガルマが地球方面司令官?
4.シャリア・ブルが生きているなら搭乗機は実験機ブラウ・ブロじゃなくて実践機エルメスでしょう?シャアよりニュータイプ能力が高いはずなのでシャアより先にサイコミュ初搭載機エルメス&ビットに乗るべきです、エルメスを後で登場させる予定がなければ、ですね〜。或いはプラモデルに「ララァ/ブラウ兼用モビルアーマー」と書かざるを得なくなるから出さなかったのでしょうか。
5.ララァの思念波をサイコミュで増幅して宇宙に放射した結果ビットを遠隔で操作出来ましたがニュータイプ能力の強いアムロと共鳴してしまって刻が見えちゃった、というサイコミュを媒体にした人と人の共鳴が初代だと思っていたのですが、今回サイコミュが暴走した時シャアが共鳴は俺じゃないと動揺しています。「共鳴する2人のうちの片方はお前ちゃうんかい」と思いました。人と人でなく機械と誰か他の1人が共鳴したということなんでしょうかね。暴走でソロモンにターミネーターのごとく球状にぽっかり穴が空いたことも気になります。消えた岩はどこへ行ったのか、もしかして亜空間・・・サイコミュの特殊機能の後付け設定っぽく見えて、スターウォーズEP7〜9のフォースの機能拡張に対するイヤな記憶が呼び起こされます。
6.クランバトルは「ガンズアキンボ」っぽくて面白そうに思えました。しかしバトルをコロニー近くでやるの?サイド5の廃棄コロニーとかアステロイドベルトとか、人の住んでない所でやらないの?核融合炉積んでるんでしょ?爆発したら隔壁に穴開くよね?人が吸い出されたらどうするの?と思うとムズムズします。ジャンクのザクを修理してバトルで賞金が貰えるなら儲け物ですが、新品の最新のモビルスーツが手に入ったならそれを闇で売った方が儲かるような気がしますけどね。世界で1台しかない盗難車でTV放映されるレースに出るような、もうリスクが高すぎます。
7.モビルスーツのセキュリティが甘すぎますねえ。今時スマホですら指紋でも顔でも認証しますのに。ニュータイプだからって乗れますかね?オメガなんとかって言うヤバい装置もついているんでしょう?普通強襲して強奪するか遠隔で自爆させるかパイルバンカーでも打ち込んで破壊するかするでしょう?謎のパイロットの素性を知るために泳がせている感じもしますけども。
8.サイド6コロニー内に侵入したペガサス級戦艦に向かって「まだあんな戦艦に乗ってるんですか」みたいなセリフがあったように記憶していますが建造0078年、今が0085年なら7年しか経っておらず全然新造戦艦の範疇だと思うんですけどね。車なら車検三回目ですよ、まだまだ乗れますよ。私が何か見落としているのかしら?
9.今回ハロがスターウォーズのR2D2みたいなサポートAIの機能を持っていたように見えましたが、そもそもアムロ・レイのハロは連邦の技術者テム・レイ博士が開発試作したMS用学習装置の古いバージョンを子供用玩具ロボット「ハロ」にアムロが魔改造して組み込んだ特別仕様のはずなのでそれがベースになってサポート機能が進化したならわかるのですが、アムロ・レイが登場しないで何故玩具ロボット「ハロ」が進化したのか、つまりハロの形態を取る必然性が薄いと思ったのですが、連邦が負けて職を失ったテム・レイ博士が玩具会社に再就職した或いはアムロ・レイが玩具会社に新卒入社したんなら納得です。
いろいろイチャモンを書きましたが勘違いや思い込みや見落としに依る所も大きいと思えるので今後本編で説明されたり解き明かされたりを期待するしかありません。エンドロールを見れば初代ガンダムやエヴァに関わった方々が名を連ねていらっしゃるので雑多のイチャモンを整合できる理由などあらかじめ熟慮されているのだと考えます。肯定でも否定でも賛でも非でも色々な所が気になる作品だとすれば大成功だと思います。ただ、大きく文句を言いたいとすれば、ジオン公国が勝利するストーリーなので内容的に被っちゃう「ギレンの野望」が映像制作される可能性がほぼなくなっちゃったと言う事、最終回に連邦に勝利したギレンを倒したキャスバル・レム・ダイクンがシャアでもクワトロでもなくダイクンとしてジオン公王に就任するみたいなストーリーを夢想してももう実現困難ですよね。シャアと言えば初代の時の巨大な劣等感から滲み出てくるニヒルさみたいなものをこの短い上映時間で表現することは難しいとは思うのですが、今回は何だか最初から最後まで満たされて消えていったように見えるので今度登場する時は浮かれて陽気なシャアかも知れませんね。
映画を見終わって家に帰る車中でエルメスが出てこなかった理由を考えていたんです。こりゃTV本編最後の方でララァと一緒に出てくるんじゃないかと。昨年2024年に開かれた「安彦良和原画展」の途中にポストイットにメッセージを書いてパネルに貼るコーナーがあったんですがキャラクターも描いていた人も結構いらっしゃって、その内の多くの方がララァだったんです。安彦良和キャラ一番人気はララァでした。二次創作でも何でも、幸せそうなララァを見るとホッとする人も多いんじゃないでしょうかね。ああ、この世界線のララァはどんな感じで出てくるのかな、と思った時ハッと気付いたんです。監督にトミノ入ってんじゃん!おいおいトミノ入ってんじゃんか。うわっアンノも入ってんのか。え〜〜また悲劇繰り返すのぉ〜〜?え、マジで?映画を見始めた時はワクワクしたのに、今はちょっと滅入っています。ララァ出るのかな?出ないのかな?どっちかな?
どうか予想が当たりませんように。
チグハグ、そして盛大にスベッてる
宇宙世紀古参ファンほど、これは受け入れられないのでは?と鑑賞中思い、前半が終わる頃には、うわぁこりゃやっちまったなー感が。
ガラリと変わった後半を観ても、スベッてる感は止まず。
隣で見てる友人たちも、僕みたいなにわかガンダムファンと違い、ほぼ知り尽くしている人たちなので、なおさら失笑ものだったろうと思いきや、鑑賞後、興奮冷めやらぬという感じで「いやー、凄かったねー」「面白かったー」
……
え、ウソだろ?こんな、初代ガンダムを悪ノリならまだマシ、大真面目にこねくり回して派手に失敗している、良くても同人レベルのシナリオで楽しめちゃうの?ガンダムならもはやなんでもいいわけ?
このサイトでも絶賛ばかりで驚き。
どなたかも言っているように、宇宙世紀に対する予備知識がなければ全く意味不明なことは明白な、if一年戦争のとってつけたようなパラレルダイジェストが流れただけの前半。アムロや連邦の主要メンバーが出ないのは全然良しとしても、最初から最後までほぼ出ずっぱりシャアにも辟易なうえ、おなじみの例のセリフはただでさえ食傷気味なのにそんなドヤ顔で言われても。それさえ言わせとけば喜ぶとでも?いやそうか、彼らは喜んでいたな。
あとはジオンの主なメンツが、シャリアブル以外ほぼカメオ出演かとばかりにさらーっと出て終わっていく。同時に話もさらーっと流れていく。行方不明になったシャアなんてもはやどうでもいいなかで後半、ガンダムファンであろうがなかろうが、話として単純に面白くないストーリーが始まる。メインの3人にも、キャラデザ含めて全く魅力が感じられず致命的。
このような前半と後半、トーンを変えているのは、狙いとしてそうなっているのだろうが、必然性がまるでなく、少なくともこの劇場版単体ではとても感じられず、ただの薄っぺらいファンサービスとしか思えず。宇宙世紀である必要も、ましてやガンダムである必要もない。
ガンダムだからこれだけファンの心を捉えられた,と言われれば、それはそう、としか言えないが、僕は騙されない。
エヴァファンでもあるから、ある程度そこも狙いとしてはわかる。わかるからこそ、あざとさに萎える。
今作で唯一良かったのは、IMAXでもあったし、臨場感と
迫力あるMS戦。それだけ。
オタクへの目くばせだけで作ったような作品
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