「ガンダムであってガンダムではない」機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning ショウさんの映画レビュー(感想・評価)
ガンダムであってガンダムではない
ガンダムではあるが、ガンダムの物語では無い。
ネタバレあり⬇
終始思考停止しながら見てた。ジオンがガンダムを略奪し一年戦争に勝利した世界線が見れたのは嬉しかったが、逆に違和感もあった。
シャアの声優が変わったことやアムロが登場しないこと、モビルスーツの形状が違うこと、サイコミュ搭載の初代ガンダムでアクシズショックみたいなことになったのかや考えれば考えるほど沢山あります。
Xなどでみなさんがとても面白いとか言ってるのにビックリしました。ガンダム特有の緊張感というのが全くない。
運び屋といきなり仲良くなり、配達先でモビルスーツのこと知って、物音するから外でてみたらガンダムとガンダムがガチャガチャして、私も戦うって言って半ば強引にザクに乗りボコボコ。。。
しまいにはこんなポンコツよりあっちの方が強そうと言ってガンダムのコックピット乗りこみ起動、起動後は叫んで勝手に動いて勝利。もう訳分からん笑
また、乗り込んだあとの主人公がとにかくうるさい。なんでもありの試合に出場して「銃とか聞いてないって」って笑
今回ので分かったのがこれがプラモデル動かすビルドファイターズだとかなら文句はなかった。ただ、人が搭乗する作品でこの緊張感のなさはマジで面白くなかった。あと音楽もうるさい。
ただ、面白くない点だけかと言われればそうでも無い。
映像などには関しては、とても良かった。さすが最新の技術でやってるだけはある。
宇宙世紀作品を好きな方は結構ガッカリすると思う。その重大なポイントは、初代のオマージュやパラレルワールドを冒頭で見せることによる瞬間的な期待を高めさせられる事だと思う。オマージュガッツリしてるのに声優は違うのかだとか、そのあとの一年戦争の後の物語ですよってわかるとそこで一旦期待が落ちる。そんでもってよく分からんサイコミュの暴走など一年戦争の世界じゃ有り得ないことが起きるから更に期待が落ちる。
まとめ
ガンダム見た事ない人が観る分には、いい作品なのかなと思います。宇宙世紀作品やGガンダム好きの自分でも耐えられなかった。
彗星は面白かったのに。。。