「家族になるために成長していく姿は超美しい!」リロ&スティッチ 三輪さんの映画レビュー(感想・評価)
家族になるために成長していく姿は超美しい!
スティッチ(エイリアン)が宇宙のある星から地球のハワイに逃走したシーンから、憧れのハワイなので強い親しみの感情が湧き上がりました。そこから物語の虜!?に。それでも最初はリロ(6歳の妹)とスティッチの暴れ加減にちょっぴりイライラが募りました笑。でも二人?(スティッチとリロ)の最終の成長譚が観れるはずだと、我慢しながら続行。流れが変わったのがスティッチが「家族」と呟いた時からでした(山寺宏一の声と気づいてびっくり!)。そこから急激に場面が融和の方向に動き出したのでした(少しホッとしました笑)。リロには頭脳明晰な姉のナニ(後日海洋生物学の奨学生に)がいて甲斐甲斐しく両親の代わりを務めますが、めちゃくちゃうまくいきません。そのドタバタにスティッチが絡みつくわけですから、喜劇のような楽しく笑えるシーンも多め。ところで騒ぎまくって迷惑をかけたスティッチがどんどん大人しくなると、その可愛さが反比例するかのように増幅していくのがとても心地よかった笑。ラスト近くでスティッチが海中で死にかけますが(水分を含むと浮き上がれない体質?)、助けるために海中で全力で走るナニの颯爽とした姿に涙が。そして止まったスティッチの心臓にショックを与え、生き返った時の顔を観ていると号泣(ヤバイ!)。そして極め付けはナニ、リロ、スティッチが一つのベットの中で重なって眠る姿に、本当に家族って良いいなと爆感動でした。やっぱりディズニー映画は暖かくて愛に溢れていて、地球上のエンタメの宝ですね!
追記 ハッピーエンドまでの道筋がめちゃくちゃ秀逸。素敵なディナーのよう。まさに本当の家族になるために学んで成長していく姿は超美しい。
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