劇場公開日 2025年6月6日

「吹き替え版多すぎ問題は何とかして欲しいところ&いわゆるポリコレ論」リロ&スティッチ yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5吹き替え版多すぎ問題は何とかして欲しいところ&いわゆるポリコレ論

2025年6月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

今年140本目(合計1,681本目/今月(2025年6月度)3本目)。

 私はこの手の映画はできる限り字幕で見たいのですが、もう見せないぞというような編成になっていましたし(鬼滅の刃の新規作品に備えて、過去作品の放映が多いことも一因か)、この手の吹き替え版でレビューされる方が一定数いる、あるいはこの手のアニメ作品は「想定視聴者層」を考えればその吹き替え版があること自体は否定はできません。ということで吹き替え版です。

 なお、なぜかフランス語ではないのにフランス映画お得意のCANAL+の謎の旋律が…。

 まず、ポリコレ論やいわゆる思想論という観点でいえば、「ベジタリアン食」といった発言や多種多様な発言、(停めている)車を発車させる駐車場のシーンでその停めている場所がいわゆる「身障者用の駐車場所」(車いすのアイコンがあるところ。なお、「日本では」車いすのアイコンは「車いす使用者」を意味しません(身障者全体を意味するアイコン))。等(なお、車いすユーザ他はこの映画では出てこない)、「ポリコレワールドじゃないのか」と揶揄された作品ほどではないですが、そこそこポリコレ論が気になるところです。

 作品がどうしても海外アニメ作品で想定年齢層が低いと思えるため(10~12歳くらいの女の子?)、ストーリーについても配慮はあるし、わかりにくいところはないというところです。吹き替え版ばかりですが、(看板などで)日本語字幕が出るところと出ないところがある(スペイン語やフランス語ほかの看板もあるが…)点が気になったところです。

 ただ、アニメ作品という観点ではドラえもんやクレヨンしんちゃん等とは明らかに層が違いますし、今週は「国宝」がなぜかインド映画級の180分という変な週なので、迷ったらおススメです。

 採点は以下まで考慮しています。

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 (減点0.3/いわゆるポリコレ論)

 「ポリコレワールドじゃないのか」と揶揄されて大荒れした作品ほどではないですが、多種多様な人種が出たり、突如ベジタリアン食の話をしたりと、「その手の団体」に配慮しているのか、理解が難しいところがどうしてもあります(特に車いす専用駐車場にいたっては、そこに停めていいのかという道徳的な問題もある)。ただ、「ポリコレワールド」以外の何物でもないとさんざん言われた作品ほどではないですし、採点幅は考慮しています。
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yukispica
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