劇場公開日 2025年6月6日

「これを超傑作かもと思えてしまう錯覚に陥った」リロ&スティッチ サイレンスさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5これを超傑作かもと思えてしまう錯覚に陥った

2025年6月6日
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鑑賞方法:映画館

最近のディズニー実写シリーズの中では
それなりに楽しめる部類だと思います。
最近の実写作品と比べるとなると
『アノ作品やアノ作品』という事になるので
さすがに比べるのもなんだとは思いますが。
おかげでこの作品が『超がつく傑作なのでは?』
と一瞬思えてしまうぐらい混乱しました。
見終わってみると実際は中の上くらいです。
ラーメン頼んだらラーメンが出てくる感じです。
しかし近年いくつか公開された映画のおかげで
自分の中でディズニー実写へのハードルが
著しく低くなってしまっていることに気付きました。
及第点のものが出てくることが
こんなにありがたい事だとは。

内容の感想としては
とにかくずっとお姉ちゃんが可哀想すぎる作品です。
両親を事故で亡くし、
妹のために趣味や未来を全て捨てて
やりたくもない仕事をし、
それでも妹と離ればなれになるかもと毎日悩み、
そのうえリロとスティッチが動くたびに
トラブルや災難が巻き起こるのです。

ファミリー映画でありフィクションなので
お姉ちゃんの人柄がとても良くできていて
物語は平和に幕を閉じましたが、
もし現実世界で似たような出来事があったら
100人中99人はブチギレて発狂していることでしょう。

アニメだと可愛らしく見えていても
実写になってリアリティが増した結果
腑に落ちないシーンが出てくる…
というのはよくある事で
この作品にもそれが見受けられます。

いくら6歳と宇宙人のやる事とはいえ
リロとスティッチがお姉さんを困らせる様は
見る人によっては序盤に少し不快感があるかもですが
そういうのは大目に見て気軽に見た方が楽しめます。

サイレンス
YOUさんのコメント
2025年6月6日

確かに魚の少女やリンゴ姫よりは100倍面白かったですね(笑)

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