ウルトラマンアーク THE MOVIE 超次元大決戦!光と闇のアークのレビュー・感想・評価
全7件を表示
ウルトラマンが好きな人へのご褒美
今作はウルトラマンアークの集大成と言える作品になっており、ウルトラシリーズのファンであれば必ず楽しめる作品となっています。
主人公に様々な試練が襲い掛かり、それらと戦うというストーリーはバラエティに富み、笑える所や泣ける所、興奮する展開が次々と繰り出され、劇場を出た後には映画を数本鑑賞し終えたような満足感を得られます。
そのため、主人公以外のレギュラーキャラ達の活躍も際立ち、それぞれのシーンは全て必見であると言えます。
また、アクションも歴代シリーズ随一のものと言わざるを得ないもので、何度も驚かされるアクションがあります。
そして今作の1番の見どころである、闇のウルトラマン、ギルアークは今までのダークヒーロー達とは違う背景や信条を持つキャラクターであり、斬新でありながら王道でもある魅力を持っています。ウルトラマンアークと対峙するシーンは涙無しには見られないシーンです。
ギルアーク以外にも多くの新怪獣達をスクリーンで観ることができ、ウルトラヒーローが好きな人もウルトラ怪獣が好きな人も満足できる作品に仕上がっています。
この作品は歴代ウルトラシリーズを進化させつつ、懐かしい雰囲気も感じられるものとなっています。劇場にまだ足を運んでいない人は是非スクリーンで鑑賞してみて下さい。
また、入場者特典に映画限定カードがあり、豪華な仕様となっているだけで無く、カードゲームとして遊ぶことができます。一般販売のものと合わせて楽しむこともできるので非常におすすめです。
ウルトラマンアークの試練
ギルアークは良かった
オムニバス形式をやりたいのはわかるが、正直この上映時間でオムニバス形式は尺的に無理がありすぎると思った。ギチギチすぎて間がない。映像作品を見てるってよりは展開の説明を映像付きで見せられてる感覚がした。その中だと第二の試練は1番映像作品ぽかった。
辻本監督のインタビューを読んで、TVでじっくり描いた最終回という大山場を乗り越えたのに、そのすぐあとの映画でまたさらに大きい山場が来るのはちょっとっていうことから本編の間のお話に差し込んだのはすごく納得したけど、ギルアーク出すなら最終回後の山場にも十分耐えうるし、スイードとも別軸のシュウさんの過去の話から起こる事件だから最終回の山場が安くなるわけでもなさそうだから、せっかく本編の間に差し込んだのにギルアークのインパクト強過ぎて効果がなかったように感じた。
逆に本編の間なのに最終回後のユウマをねじ込むために時間操れるサスカルとかの新キャラ出して説明してってのがオムニバス形式と相まってさらに尺をギチギチにしてるのがうーーんって感じだった。
あの展開ならギルアーク1本で十分神作作れたと思うんだけどな。でもこの型破りの感じがアークっぽいって言われればアークっぽい展開だから難しいところだね、、。
でも悪トラマン好きとしてはもっと不気味で怖いギルアークのシーン見たかったのが本音。
変身シーンの包み込み方とか空から出てきてぐんぐんポーズでぶっ飛んでいくとことかキモ怖くてめちゃくちゃ良かっただけにすぐ共闘してしまって残念。
意外と今までの悪トラマンで一度もやったことない共闘展開だっただけにシュウさんが正気を取り戻すのにもっと時間かけてほしかった。早い。早すぎるよギルアーク。
既に3回観たけど何回見てもアークが涙を流してギルアークに訴えるところどう考えても2戦目だもんな。「シュウさんの心の闇に気づかなかった」ってユウマとシュウが人間態で一悶着あってお互い変身してその中で出てくる台詞感あるしなぁ。
変身者がシュウさんて気づくのも出てきてすぐだったからなぁ。1回目の戦闘中に気づいて、攻撃躊躇ってアークが負ける→再戦で説得して共闘ってのが王道だと思うけど王道を外すのがアークだからなぁ。でもここは王道の方がよりギルアークとの共闘が熱いよなぁとか、色々考えてます。
最近のウルトラ奇を衒い過ぎてあえて王道を外してあんま盛り上がらず王道の方が盛り上がるのになってことが多いような気はする。
悪役大好きマンなのでライダーでよくある敵ライダーが味方になるのあんま好きじゃないけど、今回の共闘展開は変身者がシュウさんってことで自然と共闘展開になっていたのはノイズが無くて素晴らしかった。
平成ウルトラで育った世代だから本編でアーマーを全然使わないアークが一昔前のウルトラ感があって大好きだったんだけど、映画ではトドメがどちらもアーマー着用状態だったんでこれはこれでカッコいいなと。やっとアークのアーマーの良さがわかった気がする。
ギルアークのギャラクシーアーマー似合い過ぎ。偽物が本物の最強アイテムまとうのフルパワーグリッドナイト感あってめちゃくちゃ良かった。
最後にこれだけは全く納得出来ないシーンなんだけど、なんで最後めちゃくちゃ良いタイミングで主題歌かかって、アークアイソードでツノ切るシーンめちゃくちゃかっこよかったのにサビ前に相手倒しちゃったの?絶対サビでアクションあった方が良くない??疲れたなぁ〜ってシーンは曲終わってからでも良くない???絶対サビでトドメ刺して爆破の方がカッコいいと思うんだけど俺だけ????
ここだけはめちゃくちゃ残念なシーンだった。大好きな曲だけに。
アークの映画として
ニュージェネレーションの映画は基本本編の後日談となる事が殆どだったが、今回は本編中の一編という位置づけ。それが「アーク」という作品には合っていたと思う。
そもそもこれまでの作品は、後日談にする事で、TVで完結した筈の最終回をもう一度描く、という印象だった。となると毎年、内容を工夫するのが大変な感じがあったのも事実。特に「アーク」は後日談となるとスケールを大きくせざるを得ないのは否めないし、無理もある筈。
本編のクライマックス手前の一編になった事で、普通に「アーク」らしい話になっていた。しかも三部作のオムニバスにする事で見やすさもあり、映画的な派手さは無いが、TV同様面白い話をスクリーンで、というコンセプトは果たしている。
そして、「アーク」が持っていたテーマ性も回収しており、最後にはTVからの視聴者に向けての少しサービスもあって、良い映画になっている。
#ウルトラマン
#ウルトラマンアーク
#ニュージェネ
これが最新のウルトラマンなのか
怪獣防災科学調査所の調査員・飛世ユウマは、ウルトラマンアークに変身し怪獣と戦い、地球の平和を守っていた。ある日、ユウマの前に宇宙賢者ディグル星人サスカルが現れ、ユウマの勇者の資格を試すため、3つの試練を与え、失敗すればユウマはアークとしての力を失うと言った。
試練をこなしていき、ウルトラマンアークの形の黒いギルアークが出現し、ウルトラマンアークはギルアークと戦い・・・という話。
テレビ未視聴で鑑賞。
まぁ、こんなものでしょう、という感想。
最新CG使っても昔の着ぐるみからあまり変化が無いなぁ、とも思った。
戦車なんかもショボいし、アークにしても、初代ウルトラマンの様にスタイル抜群でアクションも気合が入ってたのと比べると、進化してる様には思えなかったが。
サスカル役の竹中直人は何の変哲もないいつもの竹中直人そのものだった。
わかりやすさナンバーワン映画
全7件を表示