おいしくて泣くときのレビュー・感想・評価
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子供食堂に関心を持つにはいい
大人になって2人が再会したときに涙も出ませんでした。設定が悲しいはずなのになんだか悲しいと感じなかったのは私だけでしょうか。少年、少女時代の配役は適役だと思います。もちろん大人になった2人は配役が違うのは理解しているつもりでしたが再会した2人が同じ2人と感じることができませんでした。
絶対に観て後悔しない映画
まず予告を見て、あーこれはもう泣くやつなんだろうなって思ってました。
実際観てみたら大当たりで中盤から最後までずっと涙が止まらなくてほんとに感動しました。
所々、いじめや虐待というシーンがあって心が痛くなる部分もありましたが、周りの人たちがほんとにやさしくて温かくて支え合いながら生きてる感じが素敵で胸がうたれました。
心也と夕花は高校生ながら2人とも芯があって大人だなって思うところがたくさんあり、そんな2人がお互い違う悩みを抱えていて助け助けられなのがいい関係で素敵でした。
やっぱり最後の別れのシーンから最後30年後のシーンが私は涙腺やられて大号泣でした。
なんといってもエンドロールのUruさんのフィラメントでより涙腺崩壊で特に映像とかはないんですがこの楽曲で最後の最後まで涙止まらなかったです。
本当に映画でこんなに泣いたの初めてってくらい感動しました。これはたくさんの人におすすめしたいです。
観て良かった!
美味しさが蘇らせた初恋
大人になった心也のそばにいる人は、あれは奥様なんですね、原作を読んでいないので。そこがずっと気になりながら。
初恋の物語は、ほんとに瑞々しく、ピュアで、2人の姿がほんとに綺麗と思いました 辛さは想像を絶するのに、あの状況で弟を思いやれる夕花の強い優しさ、自分を汚さずにいられる美しさ そこに同じように優しい魂が寄り添ったのは奇跡です 夕花がどんなに救われたかと思うと涙です
若い2人の美しい初恋物語、そしてバター醤油焼きうどんの美味しさは、初恋の思い出を蘇らせ、温かさと感謝が込み上げたのですね‥
ハンカチ。いやタオル必携かも?
ストーリーとして疑問が残ることはある。
ご都合主義ととれる所もある。
だがとにかく長尾謙杜と當真あみが、美しかった。
人工的な美しさではなく、今を正しく生きようとする青年特有の美しさ。二人の過酷な現状に立ち向かおうとする強さと瑞々しさに心打たれる
二人が惹かれ合う過程が丁寧に描かれていて、感情移入がしやすい。
長尾謙杜と當真あみの今後の俳優活動が楽しみで仕方がない。
安田顕との親子愛にも感動する。安定の演技力でここにもドラマが生まれそう。
圧巻なのは尾野真千子。
コンマ何秒狂いのない演技。「万引家族」の安藤サクラの涙のシーンを彷彿とさせる。
キャストが本作に愛情を持って取り組んだのがわかる本作。
劇場に足を運ぶべき作品。
高校生のピュアなラブストーリーを主軸としていますが、貧困や虐待とい...
あざとくて引くとき
何かとスロー、光、雨、ピアノとストリングスのBGM。
何度かあった顔が近づくシチュエーションの不自然さや、取ってつけたようなイジメ描写。
特に序盤がずっとこれなので、一気に気持ちが冷めた。
クラスの役割を押し付けられるのは定番だけど、あんな胸クソ悪い流れにしなくてもいいのでは。
ヒザの手術とかテニス辞めたとかも必要ある?
学級新聞だってまともに作ってる様子がないし、絡んでくる連中も大袈裟すぎて腹が立つより先に笑ってしまう。
海に逃げるのはいいけど、弟や赤Tシャツを心配する様子がゼロなのは薄情すぎないか。
安藤玉恵は何のために出てきたんだ。
暴力オヤジを見てるだけだったのに「俺が守る」。笑
夕花の顔のケガはひと晩で完治。
児相でもなく警察が、電話一本であの対応して、その後どういう流れでどうなったのかもよく分からん。
状況を把握してない心也が「絶対大丈夫だから」とか「また会えるから」とか叫ぶのも変。
警察から聴取されたなら事情も知らされるだろ。
今の交流も過去の繋がりも描写不足のため、「わたしの居場所だったよ」に説得力が皆無。
夕花が搬送された経緯は不明だが、居所の近くに倒れてて、その後30年間名前すら分からないなんてある?
30年後に箸袋の舟を持ってたなら家に戻ったでしょ。
大人の心也が“交換条件”の中身も知らされぬまま補修を頼むのもあり得ん。
夕花の娘側も事後確認で、親の会社とはいえ「もしかしたら」レベルでやることか。
安田顕の察しのよさは超能力レベルだし…
當真あみもまだ雰囲気頼りな面が否めないが、主役の演技には目を覆った。(本当に『室町無頼』と同じ人?)
台詞回しもそうだが、フライパンを洗う時や四葉のクローバーを探す時の手の動きが違和感抜群。
達者な人達もビミョーだったので、演出も悪いのかな。
記憶喪失を「彼女の秘密」とするのは無理があるし、30年後の夕花役がいるのを明かすのは完全にネタバレ。
宣伝まで含めて、本当に色々ヒドかった…
“ はい ”
おいしくて泣くとき
いくらなんでも、みなさん、⭐️多くつけ過ぎ
おいしくなさそうで泣けない
2025年4月7日現在評価4,5。この評価と皆さんのコメントを拝見して号泣覚悟で見に行きました。イオンシネマで見たのですが、ハンカチを忘れてわざわざ買いに行きました。色んな所に焦点当てすぎて、こども食堂をメインに描きたいのか、虐待を描きたいのか、淡い高校生の青春を描きたいのか、親子の絆を描きたいのか、どれも中途半端で薄っぺらい内容に感じました。この物語のメイン料理のバター醤油うどんが美味しそうに見えなくて、當真あみさんや尾野真千子さんの食べてる姿も美味しそうじゃなくて共感出来ませんでした。結局、ハンカチの出番は一度もありませんでした。
少し評価が高すぎる気がする‥
心也と夕花の瞳
心也と夕花がそれぞれ抱える辛さは痛々しく、心が重くなりました。でも、夕花を守ると伝える心也の目は真っすぐで、大切にしたいという気持ちがスッと伝わってきました。
また、夕花が保護される際に、躊躇っていた「絶対、約束」という言葉が発された時には心也の強い意志を感じました。
言葉にするには難しい、辛く複雑な気持ちとまっすぐな心を教えてくれるとても大切にしたい作品です。
食は幸せの源。不幸を昇華!?
青春映画の秀作だと思いました。主人公の心也(長尾謙杜→ディーン・フジオカ)とヒロインの夕花(當真あみ→尾野真千子)の高校一年生の時代と、30年後の時代を行ったり来たりする素敵で感動的な物語でした。心也は愛する母親を無くして、孤独感を味わうスポーツ少年。夕花はヤクザな父親に虐げられる日々を送る美少女です。この二人が織りなすやりとりは、繊細で幼くて純粋で美しいです。帰り道で別れる時の『また明日』と言うさりげない言霊が、今でも脳裏に響いているような気がします。私が考えるこの作品のテーマは、約束は守れない時もあるが、必ず良い方向で実を結ぶということです。心也は二人で逃避行していた時に、夕花をその時点では結局助けることできませんでした。しかし、心也と出会ったことが、その後の夕花の人生を支えたことは間違いがありません(その後30年会わないなんて泣)。それから、食べることは、不幸の反対側にあるものだということでしょうか?(心也の父親役の安田顕が彼のためにいつもサッと料理を作るシーンが秀逸。もちろん夕花も安田顕の料理を食べてます)。さらには人生は前を向いて歩いていけば、必ず幸せという光明を得られるということでしょうか?別れてから30年も経ってしまったが、心也が作るバター醤油焼きうどんを食べて、記憶障害でありながら過去を思い出した時、夕花の脳の中は、きっと感謝で満たされたのではないかと想像します。ラストの向き合った二人の交わした笑顔が、全ての不幸に思えたことも見事に昇華していて感涙でした!
追記 ただ、勝手な願望ですが、30年たってもう一度愛を育む状況でないことが辛い?(どちらも家庭持ち?)と思ったのは私だけでしょうか笑。
温かい食事のようにいつまでも優しく記憶に残る映画
涙が止まらなくて声が出そうになるのを抑えるためにタオルで口を覆いながら観ました。
映画を観た後日、家族で大好きなお店の海鮮丼を食べていて
前食べたのいつだっけ、その時はあのネタをたべたね、その頃はこんなことがあったね、こんなこと頑張ってたねと、美味しさに感動するとともに思い出話も弾みました。
そうか、ごはんの匂い、味は自分の思い出とリンクしていてずっと大切に残り続けるんだと改めて気付かされたし、
その時にこの映画でのシーンや大切な言葉が走馬灯のように頭の中に浮かびました。
食事のようにいつまでも優しく記憶に残り続け、ことあるごとに思い出しては心を温めてくれるような、
私にとって大切な映画となりました。
主演を務めた長尾謙杜さんのファンです。
彼の、台詞がなくても心情が伝わってくるような繊細な瞳や佇まいの演技が好きですがこの作品でもその力を発揮していました。
完全に、15歳の、一人の少女を守ろうと未熟さながらも奮闘する少年がいました。
當間さん、安田さん、美村さん、みなさんの温かい演技にも魅せられました。
多くの方に観ていただきたいです。
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