おいしくて泣くときのレビュー・感想・評価
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違うんじゃないのか!?
なんで「30年待ってた!」っていうやつが結婚
しちゃってるんだよ‼️
今まで彼女を守れなかった分、これから守って行って欲しかった。
見守るとかじゃなく、家族になって欲しかった。
じゃなかったら別れの時に叫んだ「ボクが守るから!」はどーすんの??
最初は簡単に約束はできないとか言って、さも約束とは重たいものなんだと思わせて。守らせれよ!!
少年時代の俳優がメインだから、大人になってからのは適当ですか!?
でもあの終わり方では、少年時代の話も薄っぺらになったように感じましたが。
多感な心に寄り添う、優しく瑞々しい青春ドラマ
この作品は、単なるラブストーリーや社会問題を提起する重い作品とは一線を画していました。
思春期という多感な時期にしか感じることのできない、繊細な心の揺れをノスタルジックに描いたヒューマンドラマといった印象です。
初恋の甘酸っぱさ、狭い世界で起こる抗えない悩み、そして何も解決できない無力さといった、若者の複雑な感情が、初々しく透明感のある二人によって瑞々しく表現されていました。
脇を固める実力派俳優たちの存在も相まって、感動的なシーンが随所にありました。
一方で、いくつか気になった点もあります。
物語の冒頭でカフェに車が突っ込むシーンでは、観客をグイっと引き込む力がありましたが、後のストーリー展開から分断されたような印象を受けました。
その強い表現が、そのためだけにあったのかと疑問に感じてしまいました。ラストの描き方も同様に、少し切り離されたような感覚が残りました。
映画館で鑑賞してから2ヶ月経って、ようやくこのレビューを書いています。鑑賞直後は、心が洗われるような清々しさと、懐かしさに胸がキュンとする気持ちになりましたが、なぜかその時はレビューを書く気持ちになれませんでした。
強く心に焼き付くような作品とは言えないかもしれませんが、総じて、乾いた心を潤してくれる素敵な作品だったと思います。
物価高が続く今だからこそ見ておきたい映画
「お金がない、つながりがない、自信がない」状態を貧困であると湯浅誠さんが定義しておられました。
本作も子供の貧困が軸にありますが、手を差し伸べてくれる周囲の存在があります
2021年時点で9人に1人の子どもが貧困状態にあるとされています。
2015年では6人に1人だったのでかなり改善されている数字ではありますが、昨今の物価高から苦しい生活を余儀なくされている家庭も少なくないかと思われます。
そんな状況で自分にできることは何か、考える一助となる作品になっていると思っています。
主演の長尾くんは、砂塵が舞う荒野の室町時代から、約550年の時を経て高校生に。
室町時代では盗賊(風情)に襲われている最中におにぎりを食べるほど食う物に困っていましたが、今作では食堂を営む父とともに子供の食事を守っています。
いつの時代も食べ物は大切だと我々に気づかせてくれますね。
お芝居も前作のキャラクターもりもりの演技から、今作ではシンプルで静かで日常にいそうな演技をされていて幅広さを感じられました。
ストーリーもシンプルで分かりやすくていいお話でした。
「感動のラストにあなたはきっと涙する」みたいなありきたりな宣伝文句が嫌いなんですが、ラスト少し泣いてしまって悔しかったです。
ただ、高校生のいじめの様が幼稚で気になりました。
高校生てもっと知性がある人間だと思うんですが……
先生もクラスの地味な子が役職押し付けられそうになってるんだから守ってあげてほしいし、
生徒がシンナーを借りに来たならしっかり事情を聞いてあげてほしい。
記憶喪失の件は映画オリジナルストーリーでしたが、そのへんの設定があまいのが気になってしまいました
・本名分からないレベルで身元不明になることある?
・おそらく父親が逮捕されていないのが胸糞悪い(逮捕されていれば身元不明にならないと思うので)
・身元不明後の生活立て直しめちゃ早い
きっと本名も分からないレベルならそれこそ貧困状態だったと思いますが、子どもの年齢層的に記憶喪失後数年で結婚・出産に至っているのが違和感
・四葉のクローバーのしおりや船の折り紙はどこに保管していたのか
(家に保管していたのなら身元分かるのでは?)
など
細かいことをぐちぐちと言いましたが、お互いの人生を歩む2人の姿に感動しました
これは映画とあまり関係ない情報ですが、
本作に子ども食堂監修として参画しておられる近藤博子さんは「子ども食堂」の名付け親です。
本作の子ども食堂は子供の貧困に直接リーチする「ケア付き食堂」と呼ばれる分類にあるかと思いますが、
近藤さんは、子供も大人もみんな食べに来ていいよ!な交流拠点としての食堂からスタートされており、「子どもだけでも来られる食堂」の意味合いで名付けられたそうです。(「共生食堂」と分類されます。)
子ども食堂といってもいろんな食堂があるんだよ、ということを最後に書いておきます。
(湯浅誠/「なんとかする」子どもの貧困 より)
粗くて浅い
レビューを書こうとして☆の多さに驚いた。
どういうこと???
小さな地方都市の平日とは言えぽつんと1人貸し切りで観た身として
全く腑に落ちない。
とにかく設定が粗すぎて30年前だとしてもイライラする。
例えばあそこで警察ならその前にいくらでもその機会はあったし、
いじめも結局なんだったの???必要だった???
心理描写も浅すぎて全く心に響かない。
むしろ鼻白んでしまう場面が多い。
小説が原作らしいが、こんな浅くて粗い作品なの?
貧しい不良少年とか本当はもっともっと深く描かれていたのでは?
作品がボロボロすぎて原作に興味が湧いた。
ぜひ読んでみたい。
演技もヤスケン以外はピンとこなかったなぁ。
若い頃の2人も脚本のせいもあるけど違和感ありありだったし、
尾野真千子はそのキャスティングもさることながら、
焼きうどんの食べ方がとってもまずそうに見えて萎えた。
とても観たかったわけではなく、
ちょうど都合のいい時間帯の上映というだけで選択したから仕方ないか。
是非、年配の方にも観て頂きたい映画です。題名だけではわからない映画...
この映画をチョイスした自分が悪いが。。。
配役がとても素晴らしいです。
長尾くんと當真あみちゃんの演技が15歳という年齢を自然に演じていました。心地のよい甘酸っぱい感じがとても好きです。他の周りを固めるキャストの皆さんもさすがです。すごく大きな事件があったり、衝撃のラスト!のようなものではないですが、社会問題も絡ませていて、いつの間にか涙が出ています。見終わったあとは心が洗われる気持ちになります。もう一度観に行く予定です。
心が救われる映画
客層が若い!
評価が良かったので観に行ったが、入場して違和感が
なんか若い人が多いぞ?
最初の車がひっくり返った事でげんなり
あの状況でひっくり返るか?
話の内容も軽すぎてツッコミたくなる
映画ならもっと追い込んだ内容でしょう
秘密も継父に襲われた、とかと思いきや
少しイライラ感が積もります
最後のシーンも感動的としてるのでしょうが、会社を起こした社長さんですよね?
なんか認知症の方の様な扱いで違和感でした
結局、アイドル映画?
かなり過大評価されている作品の様で…
観たい作品の上映時間まで間があったので「出演者はノーチェックで 『あらすじ』と『レビューの平均点』のみをチェックして本作を選択」して鑑賞したのですが、完全に失敗でした…。
鑑賞後に「何故このレベル(良くて☆3評価)の作品が こんなに高評価なの? もしかして…」と思い 出演者を検索してみたら、予想通りの《旧•ジャニーズ(現•STARTO)のタレント》主演作品でしたね!
ジャニタレ主演作品が「作品の実態とかけ離れた高評価を得る」のは、ジャニーズ時代から[毎度の事]で お約束みたいなもんですからね。勿論ファンの方にとっては「最高!」なので 高評価になるのは当然かも知れませんけど…。
まあ 最終的には「出演者のチェックを怠った私に落ち度がある」のですが…
【ストーリー(脚本) & 演出】
原作小説があるとの事ですが《原作未読》な私には「本作の脚本が どれだけ原作に沿っているのか」は分かりかねますが、率直に言って「映画の脚本としてはイマイチ」だと感じました。
男性主人公側の《『こども食堂』を通して見る貧困問題》や 女性主人公側が抱える《家庭内暴力(児童虐待)問題》など、現代社会的において[深刻な問題]として捉えられている事柄をストーリーに取り入れてはいるものの、どちらも「ただ物語の素材として利用しているだけで どちらにも深く切り込んではいない」し、二人の主人公の《恋愛要素》も それら二つの題材に関するエピソードの中に「薄っすらと」挟み込んだ程度で、全てが「浅く」感じました。
あらすじを読んだ時に興味を惹かれた「30年前に突然失踪した彼女の秘密」も有り得ない程の《古典的な理由》でしたね。『秘密』って「本人の意思で 他の人に知られない様にする隠し事」みたいなモノじゃないの? あの理由は「秘密とは言わない」よ。アレはどう考えても秘密と言わないと思うんだよなぁ。強いて言えば『事情』が正しい表現じゃないかな と。
あと演出面も納得感がイマイチでした。30年前だから「誰も携帯電話は持ってなくて 家の電話か公衆電話」って所だけ30年前っぽいけど それ以外には何の工夫も無いし、他の方もレビューに書いてたけど 終盤にヒロインを警察が迎えに来た時[複数台の車両で乗り付け まるで犯人の様に彼女を連れて行った]あの演出は意味不明で「???」でした。普通ならせいぜい「パトカー1台に警官二人で 主人公二人とも警察に保護して連れて行く」と思うんだけどなぁ。
脚本評価★★☆☆☆
演出評価★☆☆☆☆
【キャスティング(配役) & 演技】
[風間心也/長尾謙杜]
演技の印象としては「ジャニタレ俳優にしては幾らかマシ」くらいかと。
[新井夕花/當真あみ]
演技やビジュアル的な印象としては《「光るモノはある」けど「華は無い」》 と言った所で。まあフレッシュな感じではありましたが。
[風間耕平(心也の父)/安田顕]
人物像としては もう「この人が主役で良いんじゃないの?」ってくらいの善人を、安定の演技力を持って 演じてくれていました。ただ作品の出来があまり良くないので《安田顕さんの無駄遣い》感が…
[夕花の義父(母親の再婚相手)/池田良]
映画『MONDAYS』で主人公の[電話の相手]で「木本事務所の崎野ですぅ〜」の声の演技の印象が未だ残っています。
今回は義理の娘に暴力を振るう父親の役でした。「何をするか分からない」狂気みたいなモノは感じましたが[演出(及び脚本)が悪かった]ので 凄みは感じませんでした。
どうせなら《ヒロインの鼻っ面に鉄拳を喰らわせて 鼻血を流しているヒロインの髪を掴み 顔を上げさせ「何か文句でもあるのか」くらい言わせる》演出でもあれば良かったけど、それをやったら[PG12]とか[R15]になっちゃうのかな?
[現在の風間心也/ディーン・フジオカ]
主人公の30年後(現在)の配役が まさかのディーン•フジオカさん。涼しげな顔立ちなのに逞しい胸板をしている。もう「胸板に目がいって」仕方ない。
配役評価★★★☆☆
演技評価★★★☆☆
【映像 & 音楽】
映像レベルは「特に綺麗と言う事も無い」可もなく不可もない感じ。音楽も同様で。
映像評価★★☆☆☆
音楽評価★★☆☆☆
【総合評価】
もともと「鑑賞するつもりは無かった」けど「時間が空いてて しかもレビューが高評価だった」ので「つい鑑賞してしまった」作品。
事前に公開作品をチェックした時点で[自分のチェックリストから振るい落とされた作品]を あえて観てハズした為か《観なきゃ良かった》度が半端ないです。
良く言っても《レイトショーやサービスデイの料金 & 自爆覚悟で鑑賞するならアリ》くらいの評価です。当然 他のレビューで書かれている程には「泣けません」し、少なくとも私がこの作品を他の誰かに薦める事はありません。
総合評価的には「本来なら☆2つ」くらいは付けても良いのですが、平均点があまりにも「実態を伴わない高さ」なので バランスを取る意味で★1評価とさせて頂きます。
総合評価★☆☆☆☆
【補足】
エンドロール後にシーンは無いので、エンドロール突入後すぐに離席しても問題はありません。
いろんな方に観てもらいたい映画
青春のあの頃と恋心を物語の軸にはしていますが
登場人物それぞれに抱えている問題や過去や生い立ち...
社会問題にまで触れらていて、
ぜひいろんな方に観ていただきたい作品と思いました
少し重くもある題材ではあるのですが
映画と音楽がとても美しいことであまり重さは感じません
演技面でいえば若いフレッシュなお二人
主演の長尾謙杜さんとヒロインの當真あみさんが
あの頃を思い出させるみずみずしく儚い演技でとても良かったです
また脇を固める大物役者さんの演技も素晴らしく
心也の父親役の安田顕さん、ヒロインの父親役池田良さん
2人の父親の対比が良かったです
またなんと言っても女優陣、
美村里江さん、尾野真千子さんの演技が凄まじく
このおふたりの演技を観るだけでも観る価値がある
そう思える作品です
主題歌のフィラメントが書き下ろしため
映画の世界とマッチしていて、
エンドロールでここまで泣ける作品ははじめてでした
正直泣きすぎて終わったあと疲れがきますが
よい疲れだと思います。
ぜひ涙活していただきたいです
心也、夕花、心也の両親、登場人物がみんな一生懸命に自分の人生を生き...
当たり前の幸せ
自然に泣けました
劇中の人々の人生をも繋ぐ『 バター醤油焼うどん 』間違いなく幸せの一品
期待値を超えず
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