おいしくて泣くときのレビュー・感想・評価
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残念。アイドル映画だった。
わりとしっかり作られているけど・・・
十代女優で最も注目している當真あみなので、迷いなく観賞。
【物語】
心也(ディーン・フジオカ)は父親が経営していた跡地でカフェを開いていた。カフェでは恵まれない子供に無料で食事を提供する「子供食堂」を父親から引き継いで行っていた。心也はカフェを経営しながら、30年来店を待ち続けている人が居た。高校時代の同級生でその後行方知れずになっている夕花だった。
30年前、高校1年だった心也(長尾謙杜)の父親が営む飲食店で行っていた“子供食堂”に、同級生の夕花(當真あみ)は幼い弟と供に時々顔を出していた。ある時、クラブ活動をしていない2人は学校の行事の担当を押し付けられる。それをきっかけに「ひま部」を結成し、孤独を抱えていた2人は心を通わせる。やがてお互いが大切な存在になるが、2人に起きたある出来事をきっかけに転校した夕花は、ある日を境に家族とも音信不通になってしまう。
大人になっても心也の心には、夕花が住み続けていた。
【感想】
なるほど、青春純愛+社会派テーマという作りの作品。
“アイドル的俳優主演ラブストーリー”ジャンル作品として考えれば、しっかり作られた作品と言えるが、「大人が観る」作品とすればちょっと物足りない無さを感じるかも。新鮮味は無い。 俺は當真あみ観賞が目的だから、まあ文句は無いが。
TVドラマデビュー当時から注目している當真あみ、本作でもキュートな魅力を味わえた。ただ、デビュー当時、もっと一気にブレイクするかと思ったけれど、中ブレイクくらいでとどまっている理由は本作でも垣間見えた気がした。演技はこの年代では良いと思う、少なくとも相手役の長尾謙杜より数段良いと思う。 ただ、十代女優に期待するキラキラ感はいまひとつ。今回の役柄が“元気溌剌”ではないせいもあるが、その中にもきらっと光る瞬間が欲しかったかな。
それは彼女には高みを期待しているから感じることだが、本作で一番物足りなかったのは相手役の方だ。長尾謙杜はアイドルグループのメンバーらしいが、オジサンはもちろん知らない。 十代が主人公の作品だし、アイドル起用に文句を言うつもりは無いが、本作の心也は魅力が無かった。なんか煮え切らない感じの少年で、こちらもキラキラ少年の役ではないのだけど、「なるほど夕花が惹かれるわけだ」と感じさせる魅力を発散してくれないと作品としてはちょっとね。大人になったディーン・フジオカの方がずっと魅力的に映ったのはオジサンだけ?
悪くは無いが今ひとつ褒めるところが見つけられない作品でした。
おいしいものがもっと観れると思ってたのよ⋯
ラストの尾野真知子さんの泣きの演技で、すべて丸く収まった感。
点数高めだから期待して観に来たのだが、
公開3日でこの高得点&感想の多さは、素直に信じてはいけないことを学びました 笑
脚本的に過去と現在の繋ぎが、しっくりハマってないような違和感拭えず⋯。
記憶喪失になった部分が、少し雑なような⋯。
えっ?事件だよね??旅先で被害にあったわけではなくて、暮らしていた近所でそんな事件あったら周りの住人の何かしらの動きがあるのでは?
それに、虐待から逃げたんだから記録とか残ってるよね?な違和感。
15歳のキラキラは良いのですが、
セリフ無しの映像の長回しが多くて、そこ要らないから脚本に、もう少し心理描写のセリフを入れても良かったのでは?と思ってしまいました。
漁師のおっちゃんの登場も唐突過ぎて、
いい人で、おいしいもの食べさせてくれるのかと思ったよ⋯。
演者の皆さんは良かったのに、なんだか、いろいろと勿体ない感。
でも、やはり尾野真知子さんは、さすがだと思いました。
父の愛に涙
原作と結構違うかったけど感動した。
ライビュありのおいしくて泣くときを観てきました。
セリフ1つ1つが心に刺さりますね...笑
''絶対守れない約束をしてしまった。''や''俺たち絶対また会える''などのセリフでもうボロ泣きでした。
でも、最終的に記憶喪失になった夕花ちゃんが心也くんの作った''バター醤油焼きうどん''を食べて思い出したのもすごくよく、感動の作品でした。
たまにはこういう映画を見るのもいいなと思った
わかる人には分かる作品
ファンタジーです、恋愛ものでもありません、設定の矛盾いくつかありますが、リアルに描写したら見ていて気分害することになります。
人が幸せになるためには1人自分の幸せを願ってくれる人がいれば良い、それは他人でも良い。
まだ力不足の10代のガラス玉みたいなキラキラした描写と瑞々しい感性がよく描けてます、好き嫌いが分かれる作品、私は好きかな。
以下矛盾点
機能不全家庭で育つと笑顔はでません、笑う余裕がないから、私も子供の頃の写真は口角下がったものばかり。
で、お金無いから、髪ボサボサ、映画みたく可愛くない。
学校での集金も言うと「来月じゃだめ?」すぐ払える状態じゃないからね、髪ボサボサで自分もとにかく自信ないから男子と楽しく会話どこじゃない、生きてるだけで精いっぱい。
そんな訳である意味、少女漫画みたいなファンタジー映画です、でもそこが良い!。リアルに描写したらまともに見れない。
施設に入りまともな職員と出会ったあとであれば未来に希望がもてるから笑顔もでるだろうけど。
本当の機能不全の家庭には行政のサービスが届かない、親が何もしないから。小学校で機能不全の家庭と一般家庭のモデルを見せて、子供が自分で行政にSOSを早くに出せるようになるといい。
うちの子供が低学年の頃の同級生に給食を食べにくる生徒がいた、遅刻して昼に来る、兄弟が多い、経済困窮。親は授業参観にも来ない、授業参観で机に突っ伏して寝てる。教科書も出さない、髪はボサボサ。子供が言うにはお道具箱も無いらしい。
両親健在だから学校も何もできない、みんながお小遣い持って行くような行事も当然持って行かない。
私は将来、子供に勉強を教えるボランティアをしたいと考えている、貧困からの脱出には学習が必要だから。
やりましたね!
娘のファインプレー
違うんじゃないのか!?
なんで「30年待ってた!」っていうやつが結婚
しちゃってるんだよ‼️
今まで彼女を守れなかった分、これから守って行って欲しかった。
見守るとかじゃなく、家族になって欲しかった。
じゃなかったら別れの時に叫んだ「ボクが守るから!」はどーすんの??
最初は簡単に約束はできないとか言って、さも約束とは重たいものなんだと思わせて。守らせれよ!!
少年時代の俳優がメインだから、大人になってからのは適当ですか!?
でもあの終わり方では、少年時代の話も薄っぺらになったように感じましたが。
多感な心に寄り添う、優しく瑞々しい青春ドラマ
この作品は、単なるラブストーリーや社会問題を提起する重い作品とは一線を画していました。
思春期という多感な時期にしか感じることのできない、繊細な心の揺れをノスタルジックに描いたヒューマンドラマといった印象です。
初恋の甘酸っぱさ、狭い世界で起こる抗えない悩み、そして何も解決できない無力さといった、若者の複雑な感情が、初々しく透明感のある二人によって瑞々しく表現されていました。
脇を固める実力派俳優たちの存在も相まって、感動的なシーンが随所にありました。
一方で、いくつか気になった点もあります。
物語の冒頭でカフェに車が突っ込むシーンでは、観客をグイっと引き込む力がありましたが、後のストーリー展開から分断されたような印象を受けました。
その強い表現が、そのためだけにあったのかと疑問に感じてしまいました。ラストの描き方も同様に、少し切り離されたような感覚が残りました。
映画館で鑑賞してから2ヶ月経って、ようやくこのレビューを書いています。鑑賞直後は、心が洗われるような清々しさと、懐かしさに胸がキュンとする気持ちになりましたが、なぜかその時はレビューを書く気持ちになれませんでした。
強く心に焼き付くような作品とは言えないかもしれませんが、総じて、乾いた心を潤してくれる素敵な作品だったと思います。
物価高が続く今だからこそ見ておきたい映画
「お金がない、つながりがない、自信がない」状態を貧困であると湯浅誠さんが定義しておられました。
本作も子供の貧困が軸にありますが、手を差し伸べてくれる周囲の存在があります
2021年時点で9人に1人の子どもが貧困状態にあるとされています。
2015年では6人に1人だったのでかなり改善されている数字ではありますが、昨今の物価高から苦しい生活を余儀なくされている家庭も少なくないかと思われます。
そんな状況で自分にできることは何か、考える一助となる作品になっていると思っています。
主演の長尾くんは、砂塵が舞う荒野の室町時代から、約550年の時を経て高校生に。
室町時代では盗賊(風情)に襲われている最中におにぎりを食べるほど食う物に困っていましたが、今作では食堂を営む父とともに子供の食事を守っています。
いつの時代も食べ物は大切だと我々に気づかせてくれますね。
お芝居も前作のキャラクターもりもりの演技から、今作ではシンプルで静かで日常にいそうな演技をされていて幅広さを感じられました。
ストーリーもシンプルで分かりやすくていいお話でした。
「感動のラストにあなたはきっと涙する」みたいなありきたりな宣伝文句が嫌いなんですが、ラスト少し泣いてしまって悔しかったです。
ただ、高校生のいじめの様が幼稚で気になりました。
高校生てもっと知性がある人間だと思うんですが……
先生もクラスの地味な子が役職押し付けられそうになってるんだから守ってあげてほしいし、
生徒がシンナーを借りに来たならしっかり事情を聞いてあげてほしい。
記憶喪失の件は映画オリジナルストーリーでしたが、そのへんの設定があまいのが気になってしまいました
・本名分からないレベルで身元不明になることある?
・おそらく父親が逮捕されていないのが胸糞悪い(逮捕されていれば身元不明にならないと思うので)
・身元不明後の生活立て直しめちゃ早い
きっと本名も分からないレベルならそれこそ貧困状態だったと思いますが、子どもの年齢層的に記憶喪失後数年で結婚・出産に至っているのが違和感
・四葉のクローバーのしおりや船の折り紙はどこに保管していたのか
(家に保管していたのなら身元分かるのでは?)
など
細かいことをぐちぐちと言いましたが、お互いの人生を歩む2人の姿に感動しました
これは映画とあまり関係ない情報ですが、
本作に子ども食堂監修として参画しておられる近藤博子さんは「子ども食堂」の名付け親です。
本作の子ども食堂は子供の貧困に直接リーチする「ケア付き食堂」と呼ばれる分類にあるかと思いますが、
近藤さんは、子供も大人もみんな食べに来ていいよ!な交流拠点としての食堂からスタートされており、「子どもだけでも来られる食堂」の意味合いで名付けられたそうです。(「共生食堂」と分類されます。)
子ども食堂といってもいろんな食堂があるんだよ、ということを最後に書いておきます。
(湯浅誠/「なんとかする」子どもの貧困 より)
粗くて浅い
レビューを書こうとして☆の多さに驚いた。
どういうこと???
小さな地方都市の平日とは言えぽつんと1人貸し切りで観た身として
全く腑に落ちない。
とにかく設定が粗すぎて30年前だとしてもイライラする。
例えばあそこで警察ならその前にいくらでもその機会はあったし、
いじめも結局なんだったの???必要だった???
心理描写も浅すぎて全く心に響かない。
むしろ鼻白んでしまう場面が多い。
小説が原作らしいが、こんな浅くて粗い作品なの?
貧しい不良少年とか本当はもっともっと深く描かれていたのでは?
作品がボロボロすぎて原作に興味が湧いた。
ぜひ読んでみたい。
演技もヤスケン以外はピンとこなかったなぁ。
若い頃の2人も脚本のせいもあるけど違和感ありありだったし、
尾野真千子はそのキャスティングもさることながら、
焼きうどんの食べ方がとってもまずそうに見えて萎えた。
とても観たかったわけではなく、
ちょうど都合のいい時間帯の上映というだけで選択したから仕方ないか。
是非、年配の方にも観て頂きたい映画です。題名だけではわからない映画...
この映画をチョイスした自分が悪いが。。。
配役がとても素晴らしいです。
長尾くんと當真あみちゃんの演技が15歳という年齢を自然に演じていました。心地のよい甘酸っぱい感じがとても好きです。他の周りを固めるキャストの皆さんもさすがです。すごく大きな事件があったり、衝撃のラスト!のようなものではないですが、社会問題も絡ませていて、いつの間にか涙が出ています。見終わったあとは心が洗われる気持ちになります。もう一度観に行く予定です。
心が救われる映画
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