おいしくて泣くときのレビュー・感想・評価
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最後の10分で、すべてすくわれる
沢山のテーマがあって、出し切れないところも
あったような気がしますが、最後の10分で
全てすくわれるような気持ちになりました
離れてしまってから、30年後
心也のつくったうどんをたべる
この時、溢れ出した記憶が
楽しいもので良かった…
幸せな記憶で良かった…
2人とも、幸せなんだね
最後10分で、今までの時間の辛く切ない思いが
ぱっと明るくなりました
嬉しい涙が、あふれました
素敵なお話しでした
人間に一番悪いのは腹がへること
三十年前に突然姿を消した初恋の人の秘密を巡る物語を描いたドラマ。
出演者がいずれも存在感があった。特に主演心也役の長尾謙杜は、高校一年生の違和感なく存在感もあり、声優でも出来るくらい声が良く、聴き心地が良かった。もう一人の主役夕花を演じた當間あみは、幸薄の難しい役どころだが、彼女の個性がかなりフォローしていたと思う。安田顕の父親役風間耕平も良く、彼の存在は映画の安定感を大きく支えていた。
演出で印象的だったのは、雨。傘を持たぬ心也と夕花の純粋な気持ちへ雨が打つ。自分の人生を自身で切り開くのには微妙な年頃だ。夕花の「秘密」に跳ね返る雨音が聞こえそうだった。
ストーリの根幹に食堂から子供達へ提供されるボランティア食事は、映画では取り扱いが難しいテーマと思うが、物語に一本筋を通す重要な存在だ。有名な漫画のセリフで「人間に一番悪いのは腹がへるのと寒いゆうこと」を思い出した。提供する父親耕平の信念が伝わる。人の想いがこもった食事は「おいしくて泣ける」のだ。
連続ドラマにしてしっかり描いても良かったと感じる程、展開の山あり谷ありが楽しめる作品となっております。
皆さん 絶対見ましょう
ストレートで淀みのない若者の感情が良い
タイトルの意味
當真あみ目当てだったが尾野真千子が凄すぎた
終盤のほんの数分の出演で美味しいところを全部さらっていった
尾野真千子、ただものではないと思った。物語が噓っぽくてその世界に
浸れなかったけれど、もし入り込めていたら自分も泣いただろう。
當真あみの名前を覚えたのは「水は海に向かって流れる」(2023年製作)
を観てから。主人公は広瀬すずだが役柄上愛想の悪い年上女性で、
高校生の男の子が彼女に惹かれる理由がいまいち分からなかった。
その男の子に思いを寄せている同級生の役が當真あみだった。
自分が高校生だったら同級生の彼女と付き合うのになと思ったものだ。
まだ10代で高校生役をやって全く違和感がないのは当然。その年代でしか
表現できない若さ・儚さを感じさせる演技が良くて、彼女の今後が
楽しみになった。
今回はダブル主演なのかと思ったら扱いは男性アイドルの相手役という
位置付けでそこはやや不満。この業界、大手芸能事務所には逆らえないか。
今回の當真あみも若さ・儚さを感じさせて素晴らしい。瞳が輝いている
ところが良い。
出演者では他に安田顕が印象的だった。最近は「35年目のラブレター」
でも味わい深い演技を見せていて、良い役者さんだと改めて思った。
表情筋があるのか?と疑いたくなるくらい演技にメリハリがない出演者が
いた(個人の感想)が名前は伏せておこう。
物語は特に目新しさを感じなかった。ちょっと無理やり感を感じたり
ご都合主義を感じたりもした。そういえば予告編に出てくる場面で
「糸」(2020年製作)を思い出したのは自分だけだろうか?
頭が悪い自分でさえ「俺って予知能力があるんじゃないか?」と思うくらい
次にどんな場面が来るか分かってしまう親切な(?)脚本・演出。
映画の題が意味することも(頭が悪い自分でさえ)途中で察しが付いた。
映画の中身はともかく出演者の演技に惹かれたからある程度の満足感が
得られた点は「片思い世界」と同じ。
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全くどうでも良い話だが海へ行く場面での彼女の衣装が妊婦さんみたいだった。
大号泣
感動するには、えげつなさが足りず
キレイな涙がこぼれます
さまざまな社会問題とそれぞれの背景、胸が苦しくなる内容ですが、主人公の二人のピュアで一途な思い、人と人との思いやりがとても心温まる作品でした。映像もとてとキレイでした。感情で涙があふれると言うよりも、心がギュッとなり勝手に涙がこぼれるとゆう感覚でした。気づいたら涙がポロポロと、この感覚は、『おいしくて泣くとき』で涙したヒロインと同じ感覚なのかもしれません。さまざまな年代、立場で観て感じていただけると思います。是非劇場で涙して下さい。
あみちゃん、左利きだったんだ
原作未読。お互いにクラスに居場所がなかった心也と夕花が、ひと夏の出来事をメインに心を通わせていく話でした。
あみちゃんは左利きで書いているのに、ラストの小野真千子さんは右手で箸を使っていました。これは致命的なミスではないかと思います。同じ夕花とは思えなくて、感動より違和感が残りました。
警察に連れていかれる夕花も捜索願が出ていたのだろうけど、やや唐突かなと思います。
なかなかいい話だけど、感動は半減でした。
15歳の感情は大きくて、15歳は無力だ
バスタオルの出番はなかったが、ジーンときました
原作未読。会社の若い部下が鑑賞して、「大泣きです😭。ハンカチだけじゃダメです。バスタオル持参して下さい」と言っていたのだが、バスタオルの出番はありませんでした😅。高校生の純愛が良い。長尾君(心也役)も當真さん(夕花役)もうまく役を演じていた。特に當真さん。毒義親父に接する時の辛そうな表情と心也と一緒にいる時の幸せそうな表情が、とても良かった。安田顕(心也の父親役)さんの心也を信頼して温かく見守る役も、申し分なかった。美村さん(心也の亡くなった母役)、相変わらず魅了的でした。心也の30年後役のディーン・フジオカさんも心の奥に秘めた悲しみを出していたと思う。エンドロールで流れるUruさんの主題歌も作品にマッチしていて、ラストシーンとともに胸が熱くなりました。ただ、夕花の空白の30年が全く描かれていないので、いきなり尾野真千子さん(夕花の30年後の役)が登場してきても??という感じになってしまった。夕花が、どのような人生を歩んできたのか?今の幸せを掴んだ経緯を描いて欲しかった。左利きが、右利きになっているし……このあたりが、残念でした。(昭和一桁生まれの私の亡くなった母は、左利きから右利きに直されたと言っていました。包丁などは左手使い、箸使いは右手でした。)
残念。アイドル映画だった。
わりとしっかり作られているけど・・・
十代女優で最も注目している當真あみなので、迷いなく観賞。
【物語】
心也(ディーン・フジオカ)は父親が経営していた跡地でカフェを開いていた。カフェでは恵まれない子供に無料で食事を提供する「子供食堂」を父親から引き継いで行っていた。心也はカフェを経営しながら、30年来店を待ち続けている人が居た。高校時代の同級生でその後行方知れずになっている夕花だった。
30年前、高校1年だった心也(長尾謙杜)の父親が営む飲食店で行っていた“子供食堂”に、同級生の夕花(當真あみ)は幼い弟と供に時々顔を出していた。ある時、クラブ活動をしていない2人は学校の行事の担当を押し付けられる。それをきっかけに「ひま部」を結成し、孤独を抱えていた2人は心を通わせる。やがてお互いが大切な存在になるが、2人に起きたある出来事をきっかけに転校した夕花は、ある日を境に家族とも音信不通になってしまう。
大人になっても心也の心には、夕花が住み続けていた。
【感想】
なるほど、青春純愛+社会派テーマという作りの作品。
“アイドル的俳優主演ラブストーリー”ジャンル作品として考えれば、しっかり作られた作品と言えるが、「大人が観る」作品とすればちょっと物足りない無さを感じるかも。新鮮味は無い。 俺は當真あみ観賞が目的だから、まあ文句は無いが。
TVドラマデビュー当時から注目している當真あみ、本作でもキュートな魅力を味わえた。ただ、デビュー当時、もっと一気にブレイクするかと思ったけれど、中ブレイクくらいでとどまっている理由は本作でも垣間見えた気がした。演技はこの年代では良いと思う、少なくとも相手役の長尾謙杜より数段良いと思う。 ただ、十代女優に期待するキラキラ感はいまひとつ。今回の役柄が“元気溌剌”ではないせいもあるが、その中にもきらっと光る瞬間が欲しかったかな。
それは彼女には高みを期待しているから感じることだが、本作で一番物足りなかったのは相手役の方だ。長尾謙杜はアイドルグループのメンバーらしいが、オジサンはもちろん知らない。 十代が主人公の作品だし、アイドル起用に文句を言うつもりは無いが、本作の心也は魅力が無かった。なんか煮え切らない感じの少年で、こちらもキラキラ少年の役ではないのだけど、「なるほど夕花が惹かれるわけだ」と感じさせる魅力を発散してくれないと作品としてはちょっとね。大人になったディーン・フジオカの方がずっと魅力的に映ったのはオジサンだけ?
悪くは無いが今ひとつ褒めるところが見つけられない作品でした。
おいしいものがもっと観れると思ってたのよ⋯
ラストの尾野真知子さんの泣きの演技で、すべて丸く収まった感。
点数高めだから期待して観に来たのだが、
公開3日でこの高得点&感想の多さは、素直に信じてはいけないことを学びました 笑
脚本的に過去と現在の繋ぎが、しっくりハマってないような違和感拭えず⋯。
記憶喪失になった部分が、少し雑なような⋯。
えっ?事件だよね??旅先で被害にあったわけではなくて、暮らしていた近所でそんな事件あったら周りの住人の何かしらの動きがあるのでは?
それに、虐待から逃げたんだから記録とか残ってるよね?な違和感。
15歳のキラキラは良いのですが、
セリフ無しの映像の長回しが多くて、そこ要らないから脚本に、もう少し心理描写のセリフを入れても良かったのでは?と思ってしまいました。
漁師のおっちゃんの登場も唐突過ぎて、
いい人で、おいしいもの食べさせてくれるのかと思ったよ⋯。
演者の皆さんは良かったのに、なんだか、いろいろと勿体ない感。
でも、やはり尾野真知子さんは、さすがだと思いました。
父の愛に涙
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