「バスタオルの出番はなかったが、ジーンときました」おいしくて泣くとき 月光仮面さんの映画レビュー(感想・評価)
バスタオルの出番はなかったが、ジーンときました
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原作未読。会社の若い部下が鑑賞して、「大泣きです😭。ハンカチだけじゃダメです。バスタオル持参して下さい」と言っていたのだが、バスタオルの出番はありませんでした😅。高校生の純愛が良い。長尾君(心也役)も當真さん(夕花役)もうまく役を演じていた。特に當真さん。毒義親父に接する時の辛そうな表情と心也と一緒にいる時の幸せそうな表情が、とても良かった。安田顕(心也の父親役)さんの心也を信頼して温かく見守る役も、申し分なかった。美村さん(心也の亡くなった母役)、相変わらず魅了的でした。心也の30年後役のディーン・フジオカさんも心の奥に秘めた悲しみを出していたと思う。エンドロールで流れるUruさんの主題歌も作品にマッチしていて、ラストシーンとともに胸が熱くなりました。ただ、夕花の空白の30年が全く描かれていないので、いきなり尾野真千子さん(夕花の30年後の役)が登場してきても??という感じになってしまった。夕花が、どのような人生を歩んできたのか?今の幸せを掴んだ経緯を描いて欲しかった。左利きが、右利きになっているし……このあたりが、残念でした。(昭和一桁生まれの私の亡くなった母は、左利きから右利きに直されたと言っていました。包丁などは左手使い、箸使いは右手でした。)
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