「わかる人には分かる作品」おいしくて泣くとき ころんさんの映画レビュー(感想・評価)
わかる人には分かる作品
ファンタジーです、恋愛ものでもありません、設定の矛盾いくつかありますが、リアルに描写したら見ていて気分害することになります。
人が幸せになるためには1人自分の幸せを願ってくれる人がいれば良い、それは他人でも良い。
まだ力不足の10代のガラス玉みたいなキラキラした描写と瑞々しい感性がよく描けてます、好き嫌いが分かれる作品、私は好きかな。
以下矛盾点
機能不全家庭で育つと笑顔はでません、笑う余裕がないから、私も子供の頃の写真は口角下がったものばかり。
で、お金無いから、髪ボサボサ、映画みたく可愛くない。
学校での集金も言うと「来月じゃだめ?」すぐ払える状態じゃないからね、髪ボサボサで自分もとにかく自信ないから男子と楽しく会話どこじゃない、生きてるだけで精いっぱい。
そんな訳である意味、少女漫画みたいなファンタジー映画です、でもそこが良い!。リアルに描写したらまともに見れない。
施設に入りまともな職員と出会ったあとであれば未来に希望がもてるから笑顔もでるだろうけど。
本当の機能不全の家庭には行政のサービスが届かない、親が何もしないから。小学校で機能不全の家庭と一般家庭のモデルを見せて、子供が自分で行政にSOSを早くに出せるようになるといい。
うちの子供が低学年の頃の同級生に給食を食べにくる生徒がいた、遅刻して昼に来る、兄弟が多い、経済困窮。親は授業参観にも来ない、授業参観で机に突っ伏して寝てる。教科書も出さない、髪はボサボサ。子供が言うにはお道具箱も無いらしい。
両親健在だから学校も何もできない、みんながお小遣い持って行くような行事も当然持って行かない。
私は将来、子供に勉強を教えるボランティアをしたいと考えている、貧困からの脱出には学習が必要だから。
私には貧困で苦しんだ経験はありませんが、考えさせられる作品でした。
「人が幸せになるためには1人自分の幸せを願ってくれる人がいれば良い。それは他人でも良い」の文章が心に残りました。
ころんさん
共感&コメントありがとうございます。主人公(當真あみさん)の境遇は半端ないですが、ひと夏の淡い青春とエンディングの柔らかな優しさには涙してしまいます。
コメントありがとうございます
ほぼ同タイミングで、お互いにコメント発信したみたいですね。
まさしく以心伝心ですね。
目まぐるしく変化する現代社会の中で、
映画鑑賞くらいは、落ち着いて、程良い台詞量の台詞の余韻に浸って観たいです。
共感ありがとうございます
確かに、突っ込み処はありましたが、
最近、台詞過多の作品が多い中で、本作の台詞量は程良くて、
作品世界に入り易かったです。感情移入し易かったです。
本作の評価点が高い理由の一つだと推察します。
では、また共感作で
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