ドライブ・イン・マンハッタンのレビュー・感想・評価
全55件中、21~40件目を表示
A282 パリタクシーには及ばない、けど
2025年公開
ダコタ・ジョンソン自ら製作。
登場人物あとショーン・ペンだけ。
女の子の不倫に対するアバウトな指摘をする
タクシードライバー。
でも感極まるそうな。
こちらもウトウトとなりそうだが
目を開ける度にダコタ・ジョンソンのどアップが
画面中に!
こんなサービス満点の映画はない。
やっぱりダコタ・ジョンソン綺麗やわー
幸せな気分になりました。
ちなみにケネディ空港からマンハッタンまで
24km。渋滞なしで30分だそうです。
でもその撮影に高解像度のLEDパネルを使って
*****で撮影する?
ありなん?
60点
鑑賞 2025年2月16日 アップリンク京都
パンフ購入 ¥1,000
配給 テアトル東京
言語化できない感情
登場人物二人の会話劇。ただの会話で物語が成り立っている。
狭い車内に男女が二人…何も起きないはずがなく…
なんてことはなく、本当に何も起きない。
それでも不思議と退屈しない。
脚本の軽妙さもさることながら、二人の感情を表す何気ないシーンの切り取り方がうまいのだと思う。舞台劇ではなく映画だからこそできる見せ方だと思った。
最初は人生経験の浅いねーちゃんを老いたタクシードライバーが諭す流れかぁなんて思いながら見てたけど、最終的には二人の心情に絆され、すっかり感情移入してしまっていた。
最後の告白のシーンでグッとくるものはあったが、泣くまでにはいたらなかった。
…のだが、エンディングのスタッフロールが流れる最中に涙がとめどなく流れ出て止まらなかった。本当に驚いた。
なぜ涙が止まらないのか全然わからない。
必死に止めようと思っても後か後から溢れてくる。不思議な感覚だった。
会話の中身も世間にはありふれた話で、二人の生い立ちが特別なわけでも、波乱万丈があるわけでもない。本当によくある話だ。
それでも世の中の一人一人に人生があり、感情があり、ドラマがある。
きっとスマホの向こうのしょうもないおっさんにしてもおそらくそうだろう。
人の姿は一面では捉えられない深さがある。そう思わせるのに十分な映画だった。
ここまで感情を揺さぶられたら文句なく★5にしたかったけど、正直なんで自分の心がここまで震えたのか全く説明できないし、どうやって他人にお勧めすればいいのか悩ましいので0.5だけ減ずることにする。
脚本・演技・構成、どれをとっても本当に見事な映画だった。
それにしてもなぜこんなにも自分に刺さったんだろう…不思議だ…。
社会(制度)がいくら変わっても、男の性がいつまでも残念ながら変わらないのなら、女性が変わるしかない
今この時もどこかで悪い恋をしている世の女性たちに、もっと自分を大事にして、目を覚まして!という女性応援映画にメッセージとテーマ、作り手の切なる願いを感じる。時は流れる、時代は変わる…。けど、男女平等を妨げている図式を気まずいところまで踏み込んで真理を洗いざらい曝け出す。いくらハード(ルールや仕組み作り)が整えられていっても、それを使うソフトも変わらないと。
始まって間もなくから主人公の見る上下反対にうつる手鏡が、彼女の心理状態をよく表していた。そして、事故渋滞時の後続車両からのクラクションやライトに振り返るショットもまた同じで、つまり彼女が後ろ髪を引かれているということ。それでも、タクシーは前に進んでいく。
一期一会たまたま出逢った、自立した賢い女性と粗野なタクシー運転手。助手席から切り替える形から、同じ画に入るようになり、2人を挟む小窓を開けて正面から見据えた切り返しになり…と次第に2人の心理的距離感が近くなっていくのを表す。タクシー運転手側から観たときの小窓が、視点を絞るための手前の障害物となっていて良かった。
ズケズケと相手の神経を逆撫でする気まずい話題をあえて選ぶお喋りクソ野郎。とりわけ普通にセクハラ発言していて途中下車してもおかしくない。けど、「夏みたいな人だった」って表現がとびっきり素敵で心に残った。ショーン・ペン名優ここにありなカットで鳥肌も立ってしまった。
主演2人の力がすごい。車中の注意深く当てられた照明が彼らを映し出して、2人の抱えているものや事実が次第に見えてくる。製作も兼ねているダコタ・ジョンソンの本気っぷりと悩める様子、爪を噛む仕草に眉間に寄った皺。水中の中で息が苦しくても息をし続ける、難破船にならないために。
人生は真と偽の連続、つまり0と1、そして2。スコアは2対0から始まる。時間稼ぎの事故にも考えようによっては、この病める現代社会への意味を見出せそう。正直、邦題や日本の宣伝方法もあって鑑賞前に思っていたような作品とは違ったけど、原題がヒントや多くを物語っているし、本作もこれはこれでよかった。何より製作意義を感じるし、これだから人間だって捨てたものじゃない。
P.S. チップ額に隣の人が「え〜!」と驚嘆の声を漏らしてしまっていた。久しぶりに会話劇主体の魅力・力強さを感じて、自分もそうした脚本が書きたくなった。
ニューヨークタクシー‼️
夜のニューヨークのタクシーを舞台に女性客とタクシーの運転手による会話劇‼️まるで「パリタクシー」のニューヨーク版かなと思ってしまうけど、今作で語られるのは女性客の過去と現在のリアルな事情‼️11歳上の母違いの姉と暮らし、父と疎遠になっていた過去と、既婚者である恋人との関係に悩む現在‼️運転手も2度の結婚経験者であり、色々と女性客に助言をする‼️そして女性客は妊娠している事を告白‼️もうチョット奥深い人生のドラマかと思ったのですが、複雑な生い立ちや不倫、そしてそれ故の妊娠など想定内のドラマですね‼️ただヒジョーにリアルではあります‼️摩天楼の枕元には同じような悩みを抱える女性がたくさんいるんでしょう‼️そしてショーン・ペンとダコタ・ジョンソンの素晴らしい演技で、1時間40分飽きることなく魅せてくれます‼️ただ女性客と恋人のメールのやりとりや、運転手とその妻の昔話などが露骨な性表現をされてて、まぁ文字やセリフではあるんですが、その辺が好き嫌いが分かれそうですね‼️
会話劇・脚本は見事!
ショーン・ペンは以前、テレビで観たことがある。久々。映画館では初めて。
タコダ・ジョンソンは初めて。名前は聞いたことがある。
見事な作品だった。脚本もよかったし、ショーン・ペン、タコダ・ジョンソンの
演技も素晴らしかった。
よくあるタクシー車内の作品だが、前半はたわいもない話だが、後半は突如若い
女性の人生相談になったが色々考えさせられる作品だった。
それだけ、タクシー運転手役のショーン・ペンと若い女性役のタコダ・ジョンソンの
演技が素晴らしい。会話劇のテンポも良かった。
ただ、若い女性の出生の背景を脚本に入れても良かったのかもしれない。
ハリウッドの底力を久々に見た。
20年前なら運ちゃんはデ・ニーロだな
true or false
悪くはなかったし運転手マイキー(この3番目の名前が一番好き)の話とバックミラー越しに客を見る表情と目は良かった。将来はタクシーはなくなるだろう、貨幣は塩、金、紙を経て今は単なる番号だ、キャッシュレスになってチップを貰えなくなった。
昔はタクシーに乗ると運転手さんとよく話してた。話し好き運転手さんも多かった。完全にほら話だなあというのも多かった。その経験があるので年配の男性タクシー運転手の話に私はとても用心深くなってしまった。今のタクシー運転手さんはもの静かで殆ど話しかけてこない。話すとしたら道に不案内なので教えて下さい、と頼まれるか、カーナビ入力の為に住所をこちらが伝えるとかで会話まで行き着かない。
初めは用心していたように見えた彼女はどこの箇所で気を許したんだろう?クレバーに見える割に幼い気がして彼女に完全に共感することは難しかった。まだ小さな女の子が彼女の中に居るんだろうなあ。パパと握手したときの感触覚えてるって言ってたのはよくわかる。
寝てしまった
お洒落 まあ 小作品であって 一生に一度くらいこんな作品鑑賞履歴あるべき作品。ただ2度3度要らないかも。
まあ 極めて芝居的 ただ 風景は変わるから 芝居よりは万人向け
ただ 人により ツマンネ感あるかもな でも俺的には 時間の経つのは早かった 魅せる作品。
ストーリーは平坦です。それは間違いない。
ただ NYの洒脱 的なの味わう作品。平坦すぎて 配信では 全部倍速になってしまうがな 味わえない
今日は ショーン・ペン祭り ①セプテンバー5製作→コレは満員🈵
②本作 乗客ダコタ・ジョンソンと並び タクシードライバー役で主役→コレは ガラ空き ガラガラ
まあ ツマンネけど 一人週末深夜過ごすには 心に響くものあり フィーリングだな
単独女性客1名 1階 あんたはセンスがある❗️誰だか知らんけど・・・上から見下ろすと結構若い人
いやぁ とにかく 空いてて 客3人 1階2人
俺 プレミニアム席💺 2階 ドリンク🥤付き➕500円
俺だけだった 咳をしても一人 状態 独占ですよ 映画作品一人だけは結構経験あるけど フロア全体は初。人生
つまり レイトショーだとアルバイトの店員さんも上映開始時のドア閉めだけで引いてしまうから
2階へのエレベーター🛗 トイレ🚽 ロビー 俺だけの為に 照明常時点灯 ゴージャスすぎるがな❗️
女子トイレ とか 障がい者の方のトイレも 電気💡ついてた❗️なにぃこの 一人独占 ゴージャス状態🫨🫨
せっかくなのでトイレ2回行ったけど 逆に戸惑ってしまったよ🫨😔ロビーもトイレも 照明💡全部点灯
逆に俺がいなければ 消灯だろから 申し訳ない感MAX🫨
人間不思議だな あんまり 一人で独占だと かえって怖くて 無言になり 縮こまる 咳すら出なかった。
今日は さすがに 頭下げてでもツレ連れて来るべきだった。単独鑑賞 激しく後悔😔😔 怖かったマジ。
『2階 たった一人の俺 ロビー トイレ使い放題 俺が居なくなったらどうすんの❓』って
凄まじい『最後まで見なきゃ責任感』痛感ズラ。重い重い
あっ 映画の内容に戻りますね お洒落&何気ないタクシー🚕イエローキャブの会話劇
個人的には 運転手 喋りすぎ ツッコミすぎ 前見て❗️性的な話はどうかと思った。密室だけに 実際はやばいカモ🦆😨
それから 日本の自動販売機で 使用済み・・・ィ売ってないから❗️新宿歌舞伎町あたり 絶滅危惧種アダルトショップにはあるかもな
有料🈶有料パンフは もう上映前の30分で隅から隅まで完読達成 ちっこい でもお洒落かもな
文字数少ないのは かえって好感。
あと 🈶有料パンフ受け売り情報 NY タクシー🚕 ジョンFケネディ空港か✈️ら任意でUberとか呼ぶと日本と同じように距離に応じてメーターが上がって危険かもだけど 少なくとも イエローキャブ🚕だと 地区に応じて定額の模様
まあ お洒落だから 有料パンフ🈶是非購入して❗️確認して
でも一番驚いたのは 本作のこじんまり かなりお洒落 だけどツマンネ 作風でも無く
俺が 2階プレニアム席制圧して 4K Dolby IMAX なんかより 『圧倒的な大画面』感独占したことでも無くて
間違い無く ホームページHP コメント2番目の 菊地さんという方の 生々しい アンチ否定コメント❗️
文筆家 音楽家らしいけど 事前の噛ませ❓話題性❓なの❓ それとも敢えて本人の生コメント入れたの❓
とにかく すごい👍ビックリ🫨🫨🫨‼️ 皆さん確認して❗️
あっ トイレ堪能してて 最後 主人公二人 なんで涙目🥹なの と思った 突然 した道 になってて戸惑ったが
正直 2人の会話の内容はどうでも良かったので どうでもイイや
ツマンネ感十分 なのに お洒落で ものすごい印象に残る作品でした。
まあ はめ込みらしい 映像は ほぼほぼ成功✅だけど
最近 若干 映画ツウになりつつあるジジイには 少し 粗がアラが気になる映像 ほんの少しだけ🤏あり。
まあ 2人芝居ですよ でも 芝居よりは変化に富む。
たぶん 翌日 日曜以降の夜もガラ空き🌉は相違ないから その雰囲気➕画面の雰囲気 だけでも見る価値あり。
星は体験的には 正直満点💯🌟🌟🌟🌟🌟でもイイけど それでは こじんまりした本作の良さに相応しくないから
敢えて 平均点 🌟🌟🌟。なんか 『都市伝説レベルの超弩級体験』だった。都市伝説 皆さんも体験したくない❓
車内が「カウンセリングルーム」になった
タクシー運転手と乗客の会話劇 そう知っていたから、淡々と進むことは...
タクシー運転手と乗客の会話劇
そう知っていたから、淡々と進むことは予想していたけれど
予想をはるかにこえて、ショーンペンの選ぶ言葉や内容が下品
普通にこんな運転手のタクシーに乗ってしまったら、面倒だと思ってしまった
そして、ダコタジョンソンの恋愛模様もどこかしょうもない感じ
この会話で続くのか?
と少し不安を覚えるが、そんな事はあったけれどなかった
後半でダコタジョンソンが語り出す話
それを聞くショーンペンの反応
それまで微かにしか漂っていなかった空気に取って代わる
それを知ってから思い返せば、ダコタジョンソンが不倫相手になにか思っていそうなことも、どこか不安げで、どこか投げやりなことも、説明がつく
そして、ショーンペンが最後でダコタジョンソンに伝えるメッセージ
大人になれば、彼女と同じ経験でなくとも、気持ち的にそんな状況になることはあって、そんなところにその言葉がヒドく突き刺さり、けれど救われたような思いすらする
なにかが解決するわけではなく、ショーンペンにも、ダコタジョンソンにも、また朝が来て、変わらぬ日常が始まる
それでも、この小さな出会いがふたりの心に残したものは確かにあるし、ふたりしか知らないはずのその時間を共にしたような観客の心にも残るものがある
映画館で観てよかった
ショーンペン演じる運転手が、あのチップに気づくのはいつだろう…
前提がもう受け入れられない
2025年劇場鑑賞47本目。
エンドロール後映像無し。
タクシードライバーのショーン・ペンと、客のダコダ・ジョンソンがタクシー内で会話したりスマホいじったりする話。
タクシーで上映時間の1時間40分乗ってるってそれもうバスとか電車で移動する距離では?と思いましたが渋滞にうまいことハマるのでそこは安心。
途中から完全に客と運転手の会話じゃねぇよ、完全にセクハラだよ、と思いましたし、スマホのLINEの相手も頭おかしい人だと思ったら割と通常運転らしく、自分も名刺配りまくったらダコダジョンソンと付き合えるのかなと思いました。
正直この落とし所は気持ち悪いし、何か劇的なことが起こるわけでもない、雰囲気映画でした。
なにげないが特別で上質な空間
深夜のタクシー内でのドライバーと女性客だけの二人会話劇。
夜の空港から市内へタクシーで帰宅、タクシー乗場で行先をチェックされ、車のトランクにキャリーバックを乗せ、高速道路から見える大都会は心なしか暖かい灯りに包まれ、乗客は緊張を緩めゆったりとシートに持たれている…このなにげないが特別で上質な空間を物語の舞台にしたのは、それだけで観る前からこちらの期待値を上げてくれている。
話はしがない運転手がワケ有りっぽい美人客にちょっかいをかけるところから始まり、互いの踏み込んだところまで会話が進むのだが、ショーン・ペンもダコタ・ジョンソンも会話の内容やそこに至る状況に応じた違和感のない演技に圧巻。アップも映えるし、表情から二人の性格も観る者に明確に伝わっている。まるで昔TVで見たアクターズスクールの教本劇のようなしっかり感があった。Daddioという英語題名の意味をじっくり考えてから映画のセリフを拾いながら鑑賞するのも面白いかもしれない。この映画はそういうのを楽しむ映画だと観賞後の感想。
良い顔
2度と会うことはないから。
ジョン・F・ケネディ国際空港からタクシーへ乗り込んだ独りの女性と、そのタクシーを運転する男性ドライバーの話。
空港から自宅まで、深夜のニューヨーク街を走りながらタクシー車内で語る男女の会話劇。
タクシーに乗るや否やのタクシードライバーから始まる下ネタトークに…初めましてなのによくそこまで暴れるなと思いながらもお国柄の違いを感じたり。
ドライバーの会話中に気になるスマホ、そのスマホに届くメッセージに下ネタめいたメッセージが届いて困った顔を見せるものの、素敵な画像返信と…♡
本作の解説、打ち明けられなかったことを打ち明けるってワードを見て…、今までのストーリーの流れ、こりゃあるな!こりゃあると!きっとこの女性はとんでもないド性癖があるんだ!きっとあるね!と、思ったんだけど全く違った!残念(笑)
ダコタ・ジョンソンさん綺麗、素敵!
そんな話には勝てないさ…
コイツ、どこまで人の内面に土足で踏み込んでくるんだ!?
ま、迂闊にこちらの情報を喋ってしまった自分もいけないんだけど。
と思ってたのに、いつの間にか、今まで誰にも言えなかった心の内を話してしまう。
心理学とか心理カウンセラーなどの勉強をしたことが無くても、世の中にはきっとこういう人が、どこかにいて誰かの癒しになってるんだろうな。
〝迂闊に喋った〟のではなく、本当は誰かに聞いて欲しかったんだよね。だから、もしかしたらコイツは話してもいい奴かも、とどこかで感じたから、試しに少し情報を開示したのです。
タクシーの運転手さん、バーテンダー、カウンター越しの頑固な寿司職人、美容師さん、こじんまりとした個室でのネイリストさん、その他諸々…
もちろん、いきなり土足で踏み込んだらお客さんがつかないので、アプローチの仕方やきっかけはさまざまだろうけど。
自分の生活圏の中で、そんな場所や仕事やそこで働く人たちのことを想像すると、この一見単調で面白味のなさそうな映画がなんだか愛おしく思えてくるから不思議です。
地味だけど後半に味が出る
全55件中、21~40件目を表示