劇場公開日 2025年2月14日

「役者の表情、音楽、雰囲気、『予告』が完璧すぎた。。」ドライブ・イン・マンハッタン はりー・ばーんずさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0役者の表情、音楽、雰囲気、『予告』が完璧すぎた。。

2025年4月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ダコタ・ジョンソンって、ドン・ジョンソンとメラニー・グリフィスの娘だったのね。
この映画を見るまで知らなかった。
ドン・ジョンソンと言えば、なんといっても、マイアミ・バイスのソニー、そして、マルボロマン。
今でも、タブス(尾藤イサオ)がソニーと呼ぶ声が忘れられない。
メラニー・グリフィスと別れたりくっついたりしてたのを覚えている。
学生の頃は、ロードショーという映画雑誌があって立ち読みしていた。
だから、ハリウッドスターのゴシップには詳しかった。

『マダム・ウェブ』の人でもあったのね。(見てないけど)

予告を見ていて、良い雰囲気の映画だなと思って見に行ってみた。
音楽、雰囲気、役者の表情、すべてが完璧に見えた。

ショーン・ペンとのW主演。

映画を見た後の感想としては、ダコタ・ジョンソンの顔に何度もドン・ジョンソンの面影を見た。
やっぱり似てますね。
この映画は彼女の顔のアップが多かったから、何度も似てる!って思ってしまった。
先日、ネトフリのドラマで久しぶりに警察署長役のドン・ジョンソンを見かけていたのもあったかな。

美人さんですね、彼女。

そして、表情の演技が素晴らしかった。
とても魅力的な女性を演じていました。

不倫相手のゲスいところばかりが描かれる。
男って、その通りなんですけどね。
ダコタ・ジョンソンに感情移入してしまっていたので、見ていてツラかった。。
タクシードライバー役のショーン・ペンとの二人芝居。
二人の会話が映画のすべて。

こんな美しくて魅力的な女性が、しょーもないセックスの事しか考えていないオッサンと不倫をしている。
見ていた私はなんとか彼女が幸せになってほしいと考える。

予告で見ていた「涙のサプライズ」というナレーションに、私はハッピーエンドを予想してしまっていた。
最後に奇跡は起きなかったけど、それで良かったと思う。
無理にハッピーエンドにする必要は無い。

ただ、どうしようもない事実に絶望してしまう。
これでは可哀そうすぎる。。

映画としては楽しめました。
女性が見たらどう感じるのだろう。

はりー・ばーんず