セカンドステップ 僕らの人生第2章のレビュー・感想・評価
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こういう恋愛もいいんじゃないかな
ニューヨーク郊外でユダヤ教の先唄者をしてたベンは、妻を事故で亡くしてから歌えなくなり信仰の危機に陥っていた。そんな折、かつて、小学校の時の音楽教師カーラと再会をした彼は、ユダヤ教徒の女子の成人式、バットミツバをしたいというカーラの夢を手伝うことになった。ベンとカーラは共に時間を過ごすなかで自分の人生を取り戻していき・・・という話。
40代で妻を亡くした男性が、小学校の時の音楽の先生で70代の女性により自信を取り戻し、彼女に恋する話だけど、いいんじゃないかな、って思った。
ユダヤ教の成人を祝うバットミツバという儀式?祭り?の事を詳しく知ってればまた感想が変わるのかもしれないが、調べてみると、男性にもバルミツバというのが有るらしく、ユダヤ教も色々と奥が深いんだなぁ、という感想。
カーラ役のキャロル・ケインは魅力的だった。
ギャビー役のマデリーン・ワインスタインは綺麗だった。
バット・ミツバってなんなん!
2025年劇場鑑賞9本目。
エンドロール後映像無し。
パンフレット無し、マイナス0.5。
職業よく分からない男が、ユダヤの教会でなんか歌おうとして歌えず、そんな中昔の音楽のおばあちゃん先生にバット・ミツバを教えてほしいと頼まれ引き受けることにという話なのですが、バット・ミツバ知ってる風に話進んでいくけど知らんねん!後から調べたらユダヤの成人式の儀式で、男性はバル・ミツバ、女性はバット・ミツバと呼ぶらしく、生まれた日で決まる経典の部分を暗誦するという内容で、普通は12、3歳で行うそうです。こんな説明ありましたっけ?
ストーリーもなんかふわふわしていて、主人公の冴えない男性がやたら意味もなくモテてるのも腹立つし、このシーンこんな長尺いる?とかシーン自体もなんか急に早送り入ったり場面切り替わったり、ファミレスで寿司とカレー頼んだら一つの皿にぐっちゃぐちゃに混ぜられて「腹ン中入れば一緒だから」と言われているような雑さを感じました。
ジューなら
ゲットしな、ベン!
妻を失い、失意の中信仰心をなくしかけていた男が、偶然にも小学校以来の音楽の先生と再会。
彼女は子どもの頃にできなかったユダヤ教徒の成人式「バト・ミツバ」をしたいと、ベンにお願いするが…といった物語。
終始、宗教観の違いから来るすれ違いや、年齢差もあって互いの家族から中々受け入れられない点なんかが描かれ、哀しいかな理解できてしまいますね…。
始まった2人の日々をコミカルに描くが、これといった大きな展開もなく個人的には少々退屈な印象。
それでも終盤、食事シーンから一気に引き込まれる展開に!!
ベン、ここでそれはないだろとおもいつつ、彼には彼にしか分からない想いがあったのでしょうね…。
そこからの…ゲットしな、ベン、売却済みには体がアツくなった。そしてそして、ようこそ人生の次の章へ…。
上述の通り、終盤までは退屈に感じてしまいましたが、最後の最後でもっていかれるような作りはズルいですね〜(笑)
いくつになっても、誰の目も気にせず自身にまっすぐ生きていきたい、そんなふうに思わされた作品だった。
因みにギャビはワタクシがもらってよいですか〜?めちゃくちゃ美人でしたね。
イスラエルが嫌いでもユダヤ人は嫌いにならないでください
バト・ミツバがユダヤ人女性にとってどんなものなのかがわからないと、この作品をちゃんと理解できないかも。
カメラがユニークで、ドアップが続いたりぼけた絵があったり色褪せていたり、70年代の古びた映画かホームビデオを見ている感じがした。内容も一部の人には受け入れられなさそうな(高齢女性のロマンスに世間は厳しい)妙な展開で、いま風ではない感じ。ただその展開こそが明るい未来なんだけど。
逆転のトライアングルのフィリピンおばさん大活躍😅
売れっ子の官能小説家の奥さんに先立たれ、歌を歌えなくなったカナリア君はユダヤ教の教会の先唱師というみんなの前に歌う役目の牧師さん。
職業としては???な40歳の中年おじさん。
酒場でいつも頼む酒がどう見てもチョコレートカクテルというおこちゃま。熟女にウイスキーロックとチェイサーをおごられ、飲酒運転で送ってもらう。その熟女が小学校の時の音楽の先生。オイラも小学校の時に色白のムチムチの音楽の先生がいたなぁと思い出していた。13歳の時に行われるユダヤ教の女子の成人式(バット·ミツバ)の儀式をして欲しいと頼まれて、指導の名目でお付き合いがススム君。母親が再婚相手をどんどん仕込んできたり、教会の上司の神父さんからバツイチの娘さんをあてがわれて、エロ小説家だった奥さんとのエロ電話の録音を貯めていた主人公。いかにもユダヤ系の美人女優の神父さんの娘役が録音音声に合わせて、擬似セクスするシーンがあったようなないような。「私、包茎は嫌なので。」的な割礼済みのユダヤ教男子を当てにする美人さんの触れるか触れないかのフェラーリ想像シーンはフロントガラスの大げさな曇りカットでチン(笑)
儀式の前の日の晩の晩餐会のおとなのつばぜり合いから、いたたまれなくなった恩師がエスケープすると、おばさんに追っかけなさいと言われて、追っかけていく主人公。しょーもな。スマホの時代なのに昭和レトロな感じで、アメリカ人にはわかるかなぁ的なコメディ。彼は神父さんの逆鱗に触れて職を失ったのでしょうか?それでも、恩師との純愛に殉職したのでしょうか?日本人はあんまり笑えないんだけど、昭和のテレビドラマ的な感じで、嫌いじゃない一品でした。
しかし、主人公のお母さんの裕福な友人?のおばさん役がフィリピン出身の【逆転のトライアングル】のあの方で、かなり気が散ってしまいました😰
こういう、宗教とか慣習とかが日常に浸透してたり、 でまたいろんな価...
こういう、宗教とか慣習とかが日常に浸透してたり、
でまたいろんな価値観と触れ合ったりとか、
そういうの取り上げた作品、
もっと増えたらいいのに
それにしても
母さん、最高!
声も素敵だった
あと、ラストは予想外だった
あ?そうくるんだったの?って感じだった
年を取るのもそう悪くない
たぶん、もっと(微苦笑、という感じで)笑わせる映画としてつくられたんだろうと思う。しかしあまり笑えず。カーラ(キャロル・ケイン)はとても魅力的だったが、主人公のベン(ジェイソン・シュワルツマン)および彼の母など周囲の人々にもう少し、コメディタッチの軽みがあったら良かったんじゃないかと思う。
カーラの息子家族と会うシーンが面白かった。70歳で、「バット・ミツバ」(ユダヤ教の洗礼のようなもの)を受けたいと言い出す母に慌てふためき拒否反応を示す息子は、明らかに母(や自分)がユダヤ系の血を引いていることを否定したがっている。「アメリカ社会においてユダヤ系であること」が当事者にとってどんな意味をもつのか、生き方にどう影響するのか、ベン、カーラ、カーラの息子の三人のコントラストが見事に描き出す。
非ユダヤ人と結婚し、ほとんどユダヤ人であることを忘れて生きてきたカーラは、70歳になって自分のアイデンティティを自覚し、カムアウトして残りの人生を生きようとけんめいに努力する。逆にいえば、夫を亡くして70という歳になるまで、彼女はユダヤ人として生きようとはしてこなかったわけで、そのこと自体が、ユダヤ人として生きることの困難さを示してもいる。
しかし今は、ふっきれたのか開き直ったのか、もう失うものがないからか、カーラの気持ちがぶれることはなく、明るく前向き。これなら年を取るのもそう悪くない。
ユダヤ人社交界は大変だなぁ
セカンドステップ 僕らの人生第2章
案外とユダヤ教の戒律が他教ほど厳しくないことが判りをほっとした。
それにしてもユダヤ社会では、ウディ・アレン並のキツイジョークがバンバン日常的に出るのが普通なのだろうか?
テンポのいい大人のジョークにユーモアを見せてもらった。
特にキャロル・ケインの実に自然な演技には見入ってしまった。
最後は、愛とリスペクトの勘違いはよくあることなんだろう…ね。
そして、この映画が卒業や、
ベンがダスティン ホフマンやS&Gのポールサイモンに見えてきたのは僕だけなぁ
( ^ω^ )
セカンドステップ 僕らの人生第2章
人生を諦めかけた40歳の男性と70歳の元音楽教師の女性が、ユダヤ教徒の成人式「バト・ミツバ」への挑戦を通して再生していく姿を描いたコメディドラマ。
ニューヨーク郊外。ユダヤ教の先唄者ベンは、妻を事故で亡くして信仰の危機に陥ってしまう。
そんな折、かつての音楽教師カーラと予期せぬ再会をした彼は、ユダヤ教徒の女子が13歳で行う成人式「バト・ミツバ」をしたいというカーラの長年の夢をかなえるのを手伝うことに。
ベンとカーラは共に時間を過ごすなかで、諦めかけていた自分の人生を取り戻していく。
「グランド・ブダペスト・ホテル」などウェス・アンダーソン監督作の常連俳優として知られるジェイソン・シュワルツマンがベン、
「アニー・ホール」「デッド・ドント・ダイ」のキャロル・ケインがカーラを演じた。
ニューヨークを拠点に活動するインディペンデント映画作家ネイサン・シルバーが監督を務め、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」「aftersun アフターサン」などのティム・ヘディントンが製作に参加。
セカンドステップ 僕らの人生第2章
Between the Temples
2024/アメリカ
人生の次の章へようこそ
思い立ったが吉日!気の利いた一連のOPシークエンスから引き込まれて、魅力的な主演2人の好演と化学反応で楽しめるユダヤ版"喪失からの再生" & "何歳からでも遅くない!"(という気づき・メッセージを与えてくれる)モノ。まさしくインディーライクでユダヤライクにオフビートな空気の中にも確かな知性と感性を感じさせるテンポやユーモアのセンスで贈るキャラクター主体のドラメディ。好みな作品だ。コミュニティにとってバット・ミツバや会堂がどのような役割を果たしているかも垣間見えるし、見進め観終わってみると案外至極まっとうなロマコメでもある師弟関係に乾杯ボナペティ。気まずい食事会シーンも観られますよ!!
信仰と恋愛は自由です。
宗教のルールと価値観
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