劇場公開日 2025年1月10日

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憧れdollのレビュー・感想・評価

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2.0ST系はヤバいですよ

2025年1月13日
Androidアプリから投稿

悲しい

単純

難しい

歪んだ憧れを持たれた女性と、歪んだ憧れを持った女性の接近とすれ違いの話。

時代の流れか、安っぽい銀座アピールで鼻高々の友人に始まって、なんだか心にもない自己肯定低いんですな逆マウント構ってちゃん合戦を感じさせる序盤。
それは狙ってのものなのか、本質をつけていないというか、なんとなく自分の感覚と製作意図にズレを感じる…。

あらすじ紹介にHSPの傾向がある主人公がなんちゃらとあるけれど、それも承認欲求のひとつというか、最近ホントに何でもかんでも症状や特性に名前をつけて区分とか理由とかをつけたがるよね。

尚美の不気味さというか哀しさみたいなものは伝わっては来るけれど、なんだか少々ベラさを感じて、終盤の説明的な行もそれを補うかの様に感じてしまうし、なんなら茜の方が歪んでいる様な…深読みし過ぎですかね?

同年代の同性の方にはハマりそうな気はするけれど、考え過ぎちゃうオッサンにはどうも刺さらなかった。

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Bacchus

4.0安全基地、池上ボート

2025年1月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

愛情とも友情とも違う「憧れ」という感情のなれの果てを描く。儚く切ない新感覚のサイコスリラー。

得意ではないサイコスリラーと聞いてフワッと観始めたけど、すごく引き込まれました。ストーリーの密度が濃く観ごたえがありました。
憧れる人のようになりたいとは、今までの自分をゼロにしてまでその人の真似をすることではなく、自分+アルファにすること。今までの全てでできている自分を大切にしたいと思いました。

白米好きな淳平さんのキャラクターは物語を和らげていて、とても良かったです。

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tnk_san