劇場公開日 2025年3月28日

「猿設定&究極の点滅描写で結構厳しいか…。」BETTER MAN ベター・マン yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0猿設定&究極の点滅描写で結構厳しいか…。

2025年3月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

今年93本目(合計1,635本目/今月(2025年3月度)27本目)。

 多くの方が書かれている通り、実在する人物を扱った映画で、その意味でドキュメンタリー映画になりますが、「なぜか」「猿設定」であり、猿映画か?(サメ映画以外に「(動物)映画」っていうカテゴリあるのかな?)というような様相になっている点が賛否両論はっきり分かれると思います(私も最初に猿が出たときに入るシアター間違えたのかと思って一度外に出た)。

 もう一つはこの映画の「好き嫌い」より「得意苦手」が出てくる要素として「光の点滅が最高に極まっている」点が言えます。1600本以上見た私ですが、光の点滅について何らないのに、実に色々な光が点滅するので(何でも声優さんでも女優さんでもファンであればファンクラブなどのコンサート等で、ペンライトを振ることがあると思いますが、それをステージからみた感じといえばよいか)、そこで結構厳しい感じです。途中でめまいがしたくらいです。

 そうなるとこの映画が「ある意味で」ドキュメンタリー映画の様相があるので、目をつぶるなり下向きにしたうえでずっと英語を聞き取るしかない(日本語吹き替え版等というものは存在しない)ものの、ドキュメンタリー映画といえども英検準1では6割聞き取れる程度ですし(ドキュメンタリー映画はその性質上、それほど難解な単語が出ないため聞き取り率は上がるが、それでも6割くらい。作品によってはもっと上がったり下がったりする。これは話し手のスピードにもよる)、正直いって「参ったなぁ」というところです。この点滅問題も90分くらいの短編映画ならまだしも、予告編や「勝手に録音しちゃだめよ」等の予告編ほかを含むとインド映画級の180分行きで(この映画自体は150分ほどだが、それら予告編などがだいたい20分くらいある)、正直「光の点滅が厳しすぎてちょっと厳しかった」というところです。

 ただ、猿に置き換える演出がどうかという点はともかくも、「ある意味、部分的なドキュメンタリー映画」であって、こういう映画はある程度難を抱えても聞き取りに専念すれば何とかなりますし(リアル英語力が問われますね)、どうかな…といったところです。

 これがVOD等であれば、パソコンのスクリーンの設定などで点滅の程度を抑えるなどが可能ですが、映画館はそういうわけにはいかないし(しかも、教皇選挙が大ヒットなので新作なのに小さめのシアターが指定された)、うーんどうだろう、といったところです。

 まとめると、
  ・ 猿に置き換えることの是非
  ・ 点滅が極端に厳しいか

 …といったところです。

 採点に関しては以下まで考慮しています。

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 (減点0.8/光の点滅が極端に厳しい)

 正直、警告表示すらないので厳しかったです。ただ、おそらく映倫なりの団体がある一定のラインを超えるか超えないかでその表示(光の点滅にご注意くださいなど)があるかないかは画一的に決まっているのだろうと思います。

 ちょっとでも「精神的にも肉体的にもお疲れ」だとおススメはできないかな、といったところです(テレワーク終わりだったのでそこまで体力は使っていないと思いますが)。
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yukispica