BETTER MAN ベター・マンのレビュー・感想・評価
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評価の基準は、ただ一つ「なぜサルなのか?」を受け入れられるか否かかも
もう何度観たか分からないほど、大好きな映画ーあの「グレイテスト・ショーマン」のマイケル・グレイシー監督作品とあり、否が応でも期待したくなる本作品。予告編から若干の不安を感じさせる主人公がサルという事実に蓋をしながら、公開初日の映画館へ足を運びました。
観終わった率直な感想は
うん、言いたくないげどもやっぱりそこひかかっちゃうよね🙄
「主人公がサルである必要性」あった?というただその一点。
本作品はイギリスの世界的ポップ歌手ロビー・ウィリアムズの波乱に満ちた人生を、主人公を猿の姿で表現するという奇想天外なアイデアと斬新な映像表現でミュージカル映画化した作品です。
製作にあたって他の伝記映画から差別化する新しいアプローチを探していたグレイシー監督は、ロビーが自分自身をしばしば“パフォーミング・モンキー”だと評していたことに着眼したのだそう。そうした制作意図を知っておいて鑑賞したら、あと星0.5は増えていたかもしれません。監督のチャレンジ精神には感服致しますが、高い映像技術と高価な制作費をかけた割には、その狙いが効果的に観客に伝わったのかは謎です。そもそも世界的には有名だというロビー・ウィリアムズを私はよく知りませんでしたので、どこぞの俳優がカッコよく人間的に演じたところで、本人に似ているとか似ていないとか思わずに鑑賞できたと思います。あの映像技術は凄いとは思いますが、他は全て人間の中で主人公だけサルというのは正直キツイ😅カッコいいって思えない…。これは私の感想ですので悪しからず🙄
映画の中での楽曲やストーリー全て含めて、私の中では圧倒的に
「グレイテスト・ショーマン」>>>「ベター・マン」でした🙄
本作品を鑑賞される方は、あらかじめグレイシー監督の制作意図だけでも知っておくかロビー・ウィリアムズの楽曲を知っておくなどの少しの準備をしておかれると、もっと楽しく鑑賞できるかもしれません♪
一人のシンガーの苦悩と栄光を描ききった超大作
正直、ロビン・ウィリアムズ氏に関しては何も知らず、ただ、予告編で超絶格好良くマイクを振りかざすお猿さんの姿に魅入られ、映画館の事前予約を選んだ、ただそれだけの理由で鑑賞しました。
いや、物凄かった。気の遠くなるほどのカット数、それを贅沢にも怒濤の勢いでつなぎ合わせて押し流し、その一つ一つも懲りに凝ったカメラワーク。映像的にも面白く、流石は大歌手、数々の歌が、意味が判らなくとも素晴らしく聞き惚れてしまった。でも、何故猿なのか。
ティモシー・シャラメさんが演じたボブ・ディランのようにそっくりに役作りする手でも出来たかもしれないけれど、そこは映像的なインパクトも狙ったアイデア勝負だったのでしょう。どういう意味かは、自分に読み解くには難しすぎる。誰とも違う、特別な自分とか? そんなよくあるチープな言葉しか思いつかない。でも、お猿さんという「キャラ立ち」のお陰で、本物のロビン・ウィリアムズ氏をよく知らなくとも、あれがそうだと、映像を見ていてすぐ判る。そして、観客に交じる「自分自身を責め立てる」ための虚像の「自分自身」。
精神の病に関しても、これまたよく判らないけど、うつ病にありがちなことなのでしょうか。それが足かせとなってマイクを握るその手に、踊るその足に、枷となって纏わり付く。観客に混じる彼ら=自分自身の姿が一目で分かる。その映像を見てて、お猿さんに例えた演出の大勝利確定だった思います。
そして超絶のリアリズムのあるライブ映像。あれ、本当にやり直したのかな。お猿さんは当然ながらCGの力でしょうけど、ライブを実際にやり直したのなら凄すぎる。そして、ロビン・ウィリアムズ氏のプレッシャーが高まるにつれ、それこそ数万人の自分自身と血みどろの戦いを演じて、病は頂点に達した。そして、カウンセリング。自分に纏わる、数々の人々との和解。そして、自分自身をようやく受け入れるエンディング。これ、「ビューティフル・マインド」に通じるものがありますね。事前に見ておいて良かったと思った。
そして歌う「マイ・ウェイ」。特に意味は無いだろうけど、「歌詞の知らない人は歌わないで」というセリフに強い意味があるように思えてなりません。自分にも覚えがある。例えば「しゅわきませり」って意味も判らずクリスマスに歌っていたとかw 多分、ウィリアムズ氏が父親と一緒に歌っていた子供の頃とは違い、ようやく歌詞の意味、歌の意義を理解して歌っている自分自身に気が付いて、意味の知らなかった子供の頃に対する気恥ずかしさがあったためではないか――ちょっと深読みのしすぎでしょうか。
そして、その歌う姿こそ、その頃の映画冒頭で見せたシーンとオーバーラップさせたこのエンディングは正に映画の様式美。ああ、最初と最後で同じように病院で歌う、ボブ・ディラン伝記「名も無き者」に通じるものがあるなあ。そしてマイ・ウェイの和訳、「我が道を行く」ではなく「自分の決めた心のままに」という名翻訳が実感できる良いエンディングでした。
あと余計ごとですが、その名エンディングでようやくお猿さん顔を見ていて気が付きました。お猿さん顔の芸能人てチラホラいますよね。ウーピー・ゴールドバーグさんとか岡村隆史さん。いやもう、最後には岡村さんにしか見えなくなってしまった。お元気ですか。チコちゃんでそのお姿を拝見してます。この映画とは関係ないけど、応援してます。頑張ってくださいね。
えごに塗れて
ミュージカルシーンは確かに素晴らしい
音楽関係に疎い自分はロビー・ウィリアムズの名前を聞いてもピンと来ない。
多分どこかの店に入ったときとかBGMとして聞いたことはあるのだろう。
劇中の何曲かは歌声やメロディーに何となく聴き覚えがあった。
自分はどれほどの大物か存じ上げなかったけれど、知る人ぞ知る彼を猿の姿で
描いた半生記だった。正直に言ってしまうとあまり感銘を受けなかった。
良かった部分ももちろんあるが全体として期待以上ではなかった。
粒状感がありセピア調の独特な映像。幻想的な雰囲気を出したかったのかも
知れないが、好みではなかった。
要所要所で本人のナレーションが入る。そこまで興味を持っていない人の
自分語りを聞かされるのもなんだかなぁ。結構口が悪い人だったし。
あと、心理描写のために現れる○○も余計だったと感じる。登場人物の会話と
歌と踊りがあればそれで十分なのにいろいろな要素を付け足してくどい感じがした。
躍動感あるミュージカルシーンがこの映画の一番の見どころ。というか
良かったのはそれだけとも言える。
ロンドンのリージェント・ストリートを封鎖して撮影されたワンカット風の
ミュージカルシーンが圧巻。
撮影のために巨大なヨットのセットを作り上げたという、船上のダンスシーンも
ロマンティックで良かった。
ドラマ部分はよくある出世物語といった感じ。裕福ではない家庭で育ち、10代で
ボーイズ・バンドのメンバーになったことで生活が一変。あっという間に
売れっ子の一員となる。しかし自己顕示欲が強くて生意気な彼は疎まれ、
脱退を余儀なくされる。その後ソロ活動を始めて再び人気者になり、ついには
元いたグループを追い越す存在となる。何でも手に入るようになってから
堕落して酒と薬物に溺れる。堕ちるところまで堕ちたら今度はあるきっかけで
リハビリ施設に入り治療を受ける。
人の性格はそんなに簡単に変えられるものではないが、生活習慣の改善や
心掛け次第では健康を取り戻すことも人間関係を修復することもできる。
彼は過去には嫌な奴だったり堕落した人間だったかもしれないが自分の意志で
過ちを正しBETTER MAN(良い人)になろうとした。そして現在の彼がいる。
家族との関係が割としっかり描かれていた。特に父の影響が大きかったようだ。
父と息子のドラマが主軸といっても良いくらいだった。ラストもあの締め方で
上手く収拾した感じ。
良いことだけでなく悪いことも赤裸々に描き”ありのまま”のロビー・ウィリアムズ
を人々に伝える映画だった。
歌い踊る場面以外はそれほど惹かれる描写はなく、場面によっては一瞬寝落ち
しそうになったりした。でもとりあえず大きなスクリーンでミュージカルシーンを
堪能できたのでちょっと甘めの採点となった。
この人全く知らなかったけど観て正解
全く知らなかったミュージシャンの半生。
フレディマーキュリーやディランは世代じゃなくても有名だし
人間味を描きつつもやっぱりレジェンドはここが凡人と違う!と思わせるようなものだったが
ベターマンは人間味100%、ロビーが全てをさらけ出している叫びのような作品で圧倒された!
1番共感したのは、幼少期の経験から、ロビーが何をしていても不安があり自信を持てないこと。
楽しい時間や、成功に対しても
次の瞬間には裏切られるとか、どこか虚構なんじゃないかという考えがチラついて没頭できない感じ分かる。
ロビーほど有名になってお金持ちになっても
自分で自分を克服出来ずずっと辛そうにしている様子は
エンタメ映画なのにめちゃくちゃ現実を突きつけてきて
ショックだった。
自分を裏切った張本人のお父さんが舞台に上げてもらえてるのは、見ている方は何か納得いかなかったけど
ロビーが自分の辛さを克服するためにそれが必要だっていうのも分かる。
つくづく繊細だったり不器用な人は生きるのが大変だよねと共感しつつ
この映画でそういう所を全部さらけ出しているロビーは勇気あるすごい人だと思ったし、とても元気付けられた。
共感できたと言えば、ライブのシーンでロビーが過去の自分をめちゃくちゃやっつけるシーン。
あれも凄くわかる!あの妄想やる!
観ててすごく爽快だったし、ロビーいけー!と思いながら号泣してしまった。
本人がチンパンなのも割と納得。
幼少期→青年期→現在で別の俳優がやるより違和感が無かったのと、
自分の事を一人前の人間だと思えないロビーの内面がとても良く伝わる表現だ思う。(決してチンパン差別ではありません…)
特にすごく曲が好きとかでは無いし、これで超ファンになったわけじゃないけど、
まずは名前を覚えて、これからの動向はチェックしていこうかなと思った。
もちろんミュージカルの場面の完成度はスゴい。
見ていて超楽しい!
あとちょっとしか出てこないリアムギャラガーが最高。
相変わらず嫌なやつで面白い。
猿はサル
予告編の時から「なぜ猿?」という思いがあって、公開後の作品紹介やレビューとか読んでてその理由は理解できたのですが、実際に鑑賞してみると、やはりどうしても「猿」にしなければならなかったのか?と疑問が残りました。レビューなどでは「観ているうちに猿というのが気にならなくなる」と書かれていたりもしましたが、気にならなくなる、というより、もう「猿」が主人公の作品として受け入れざるを得なくなる、という感じでしょうか。
ストーリーはごくありふれていて、子供の頃からスターになるのを夢見ていた1人の男の子が、紆余曲折を経てスターになったはいいが、ドラッグや仲間との確執でいったんは落ちぶれるものの、再び復活する、といったスター物語の王道路線。歌やダンスのシーンなど見所はありました。特に中盤でのワンカットで繋いで行くところ。ここは本当に評判通り見ものです。
ただ、やっぱり「猿」が良い演技してるな、としか思えない。猿なのに、細かい感情の機微を表情でうまく表現できていて、CGの進歩というのは本当に凄いな、と、妙なところで感心する始末。どれだけいい演技をして歌って踊っても猿は猿なんです。
そもそも、自分自身洋楽好きではあっても、テイク・ザットには興味がなかったですし、ロビー・ウィリアムスも名前ぐらいしか知らなかったので、あまり思い入れがなかったのも事実で、それがこの作品に入り込めなかった原因なのかもしれません。
ありきたりではない何か新しい表現をしたかった監督の意図は理解できますが、やはり猿でなくても良かったのでは?と思いました。
息を吸うようにクスリをスーッ
そりゃあ、PG12
あまりにもナチュラルにクスリをやるので英国ってこの手のお薬合法なの?
とか思ってしまうが、当然違法でした
ロビー・ウィリアムズもテイク・ザットも知らないまま見たが
人気者になりたい!でも実際になったら怖い!なのでクスリと酒と女にGO!
という思考はわかるような分からないような…
あと主人公側の視点に立って自身は猿(猿回し?見世物?)として描かれるわけだが
終盤猿の惑星さながらの戦いがはじまり(たぶん心象風景)さらにカオスに
最終的には家族とも和解、友達とも和解、マイウェイっていいよね♪と
爽やかに終わる
土曜夕方200名程入る映画館で鑑賞したけど、観客は自分一人
そしてパンフも無いときた
不憫
ウキー!ウキー!ウッキッキキィキィー!ウキャッホー!
やぁ、私はバードマンだ!漫画とアニメになったパーマンを知らない令和生まれのチェリーボーイは無視する!絶対にだ!
みんな、パーマンは知っているかな?私、バードマンは、宇宙から地球に渡米してきて、最初に目をつけた生き物をランダムに選んでスーパーヒーローにするのが仕事なんだ!
今日は、チンパンジーのパーマン2号と一緒にベターマンを見に来たよ?さっき、パーマン2号が何を言ったか、知りたいよね?パーマン2号は、かく語りき。
バードマン? 普通、仮面を被ったヒーローって、無職のマッチョじゃね?
何故に、僕を選んだの? 俺、猿だぜ? 正気とは思えないよ? 星野スミレがパー子なのは分かるよ? でも、大阪人がパーマンやるから、パーやんって何? ダジャレかよ?!
私はバードマンだが、おいおい!随分とご挨拶だなぁ?パーマン2号?ぶっちゃけ、この変なミュージカル映画どうだった?
うん、海外ではあれだけ売れているのに、思いの外、ロビー・ウィリアムスって、知られていない事が分かった。似ていたけど、ノエル・ギャラガーのとことか、分かんない人多かったんじゃないの?あ、個人的に叫びたいけど、俺はオアシスが嫌いだぁー!!
ぼくのさいきょうのロビー・ウィリアムスのパフォーマンスの「キャンディ」っていう曲のPVがあるんだけど、これ見て欲しい!ちょー、面白いから?
PVでは、美女の守護天使をやっている、ロビー・ウィリアムスは美女を守る為に、酷い目にばかりあうPVなんだけど、面白くて!面白くて!
何回見ても飽きないのにね?あのPVは本当に傑作!!
あと、ロビー・ウィリアムスがこれ以上無いくらい絶唱する、暑苦しい「 マイ・ウェイ」 ね? 数年までは、iTunesで、ロビー・ウィリアムスが俺流に解釈した「 ライブ版 マイ・ウェイ」 が販売されていたのに、配信・販売中止になっちゃったんだよ?聞きたかったら、youtubeにうPされているので、聞けるよ?
あとさ!「 君の瞳に恋してる」 を歌ったボビー・ダーリン知ってる?そのボビー・ダーリンLIVEの音声も、iTunesから、消えているんだよなー?
私は、バードマンだが、うん...、何とかダーリン?女?
違うよ?バードマン!ボビー・ダーリンは女じゃない!少女隊の素直になってダーリンが混ざっているよ?
私は、バードマンだが、ほら、あれだよ? イケている姉ちゃんの、後ろに従えたマッチョ二人がいて、マッチョが息が合わない微妙なダンスで踊って、真ん中の女が、
「 35億!」
って、言いそうなバンドだろ?
僕はパーマン2号だけど、それは、ボーイズ・タウン・ギャングだ!
ところで、あのバンドの後ろの二人はさ?ゲイ文化を広める為に結成された二人組って、知ってた?
彼等が所属していたレコード会社の社員はほぼ、ゲイで、ヒット曲にゲイをパフォーマーとして起用して、ゲイ差別を無くすという信念で会社を立ち上げてね?
アメリカ本土を東京ゲゲゲゲイにしたかったんだけど、レコード会社のゲイの社員がエイズでほぼ全滅して会社が無くなっちゃたんだよ?ゲイは身を助けなかったんだね。
このあらましは、某ブログで洋楽の歴史をまとめていた記事があって、iPhoneにお気に入り登録していたんだけど、消えちゃたから思い出しながら語りで、ごめん。待たせてゴメン!中村トオルです!
私はバードマンだが、バードマン的には「 君の瞳に恋してる」 は、一心同体少女隊かなぁ?
あー、パーマン2号も知ってる!CMで一心同体少女隊!って、言ってたやつ!繋がっているスカートで踊っていたよねー?
メンバーが腰痛で離脱した時には、ワン切りで、あっさり新メンバー導入していたよねー?一心同体、ゴットマーズ斬りぃー!!
また、つまらないモノを斬ってしまった私はバードマンだが、福山雅治が少女隊のバックバンドをやりたくて上京したというエピソードくらい誰も覚えていないぞ?
ところで、この映画、何でロビー・ウィリアムスが猿だったんだろ?
僕はパーマン2号だけど、知らねーよ?チンパンジーをパーマン2号にしたアンタの、どのクチがそれを言うかねぇ?
パンフレットも出版されていないから、分からないけど、多分、その場のノリだよ?ノリ?ジャズのセッションだよ?
私はバードマンなのかな? じゃあ、周りは普通の人間で、一人だけチンパンジーなのに、誰も突っ込む人がいないのは何故?
シャアに向かって、何で仮面被ってるんですか?って、突っ込む人がいたかい?あれは、あまりにも猿すぎて、突っ込む事が出来ないんだよ?
魁、クロマティ高校にも、そんなキャラいたじゃん?ゴリラか、ロボットか、フレディ・マーキュリーとかさ?あれと同じ事だよ?
私の場合、クレスタでなければならない...、間違えた、バードマンでなければならないが、
じゃあ、ロビー・ウィリアムスが逆さ吊りにされた、あのコンサートで途中から、観客達が猿に変幻して、戦国無双が始まって、殺し合いからの〜、客席のファンらしき女チンパンジーをロビー・ウィリアムスが殺すシーンは何?
ノリ!何か、殺したい気分だったから殺したの!
どぅもー!ハード・バードマンでぇす!虐殺フォー!!
そうか、じゃあ、しょうがないや?でもさー、映画のラストの、ねちっこくマイ・ウェイを歌うシーンで、ロビー・ウィリアムス猿の若かりし頃の猿が何人も登場するけどさ?
あれをやるんだったら、こんな展開がいいんでないかい? 最後のコンサートの時に、人間の姿に戻ったロビー・ウィリアムスが何で人間の顔になったのかを戸惑いつつ、客席に上がる。
すると、かつて猿だった頃の僕がいた。ありがとうお猿さん、僕は人間に戻れたよ?と言うと、猿たちは成仏したかのように消えていくのだった...。
という、オチにしなきゃダメじゃないかなぁ?
俺はパーマン2号だけど、バードマン!勝手に脳内で映画を編集するな!それはお前の悪い癖だぁ!!
お前は映画専門学校でも浮いてしまうくらいのシネフィルかよー?映画は監督のモノなんだ!?赤ずきんチャチャ入れるな!?
私はバードマンだが、わかったよぉ、もう某病人28号みたいに文句ばっかり言うのはやめるよぉ。
ところで、パーマン2号?何で、この映画、猿なのに声だけロビー・ウィリアムスだったんだろう?
ロビー・ウィリアムスの歌って、特徴がありすぎて替えがきかないからだろうね?大江千里の「 十人十色 」 をカバーする歌手がいるかい?あの、絶妙な音痴かもしれない程よい加減のボーカルは唯一無二だろ?
だから、やしきたかじんをカバーするJUJUの歌を聞いてもカラオケ程度にしか感じない!やしきたかじんの歌を歌っていいのは、飛んで飛んでの円広志と上田正樹だけだ!あと、天童よしみね?
徳永英明のカバーはまた別物ね?あそこまで、歌い方を変えない自我を貫き通すカバーは、まっこと天晴でござる。バザールでござーる!
私はバードマンだが、おいおい、パーマン2号、お前は世界の半分を怒らせたぞ?
押井守だね?パードマン?
私はバードマンだが、そうそう紅い眼鏡ケルベロスのね?
バードマン?
私はバードマンだが、何だい?
私は神だ!
私はバードマンだが、何だって?
お前は誰なのだ?
私はバードマンだが、うぅ!何だ!胸が苦しい!この痛みは何なんだぁー!
お前の正体は?
私はバードマンだが、うぅぅー、は!思い出した!私も神だ!
気づいたか?
( 二人同時に) 記憶を失った、神と!猿の!遊び!
完
開始20〜30分後のデビューしてからのRock DJ (Regen...
開始20〜30分後のデビューしてからのRock DJ (Regent Street)辺りから超盛り上がる。
何も知らない人がいきなり観ても多分大丈夫だと思います。
※テイク・ザット(TAKE THAT):1990年にマンチェスターで結成されたイギリスのポップグループ。
※ロビー・ウィリアムズ:1974年生
1990年から1995年、2009年から2011年の間までテイク・ザットのメンバー。
イギリス国内売り上げ2000万枚で英国人ソロ・アーティストの国内売り上げ最多記録者。
※ブリット・アワード(Brit Awards):毎年イギリスで開催される音楽の祭典式。
※オアシス:イギリスのロックバンドで1991年結成・2009年解散(2024年再結成)
ノエルとリアム・ギャラガーはメンバーで、2人の兄弟喧嘩は有名。
※オール・セインツ(ALL SAINTS):ロンドン出身の4人組女性音楽グループで1990年代にイギリスで最も成功したポップ・グループのひとつ。
※ニコール・アップルトン:オール・セインツの1人で、ロビー・ウィリアムズと出会う。後にオアシスのリアム・ギャラガーと結婚。
観てよかった
評価が難しい
実在のミュージシャンの人生を描いた映画は
これまで何本もありました。
今回は「ロビー・ウイリアムズ」?
当方、音楽に関しては内外問わず
名前、曲のフレーズの1部などはだいたい記憶のどこかにあるのですが
「ロビー・ウイリアムズ」も「TAKE THAT」も知らないし
サブスクでヒット曲を聞いても聞いたことがない。
マルチバースの人気ミュージシャンなのか?
その彼を猿の姿で描くという奇妙な企画です。
最新のCGで猿の表情や動きは完璧で違和感なく
感情なども伝わってきますが
CGの猿人間に感情移入できませんでした。
特に家族思いの彼と家族との交流シーンは当然家族に見えない。
さすがのマイケル・グレイシー監督なので
最後まで楽しく鑑賞できましたが
人に薦めるほどでもなく微妙。
猿じゃなければ、もう少し入り込めたけど
猿じゃなければ、観なかったでしょうね。
「グレイテスト・ショーマン」ほどではないが音楽モノはやっぱり良い
思いのほかあまり前評判は良くないようだったが、「グレイテスト・ショーマン」のマイケル・グレイシー監督作品ということと、第97回アカデミー賞視覚効果賞ノミネート作品ということで劇場で鑑賞。
結論、期待し過ぎなかった分、結構良かった。「グレイテスト・ショーマン」と比べてしまうと圧倒的に物足りなさは感じるものの、ラストは本当に泣けた。意外なかたちの家族愛にはグッときたし、音楽がやはり良い。
物議を醸し出している主役チンパンジー論議だが、一緒に鑑賞した妻曰く、人間でないところで色々な人に置き換えられるのが逆に感情移入しやすかった、とのこと。なるほどそういう観方もあるか。ちなみに私は主役を「北村一輝」さんがやればハマったかもと思う(笑)
いずれにして「終わり良ければ全て良し」といったところかな。
猿にした意味があったのか…?
なんだかんだとマイウェイ
最初から最後まで主人公の姿が猿。
見た目猿だが表情は人間そのものなので、どこか気味悪い。
わざと驚かせるような露悪趣味的な表情のアップが続く。
ただのイケメンミュージシャン伝記映画にはさせないぞ、という製作側の強い意思を感じる。
憂鬱になる場面が多い中、Take Thatのミュージカルシーンは最高。
この場面だけでも何杯でもお代わりしたい。
歌い踊り才能ある若いイケメンはすべてを凌駕する。
まあ一人はお猿なのでやはりクセある絵面ではあるが・・・
ロビーは親とうまくいかず劣等感こじらせ自分勝手で人を傷つけ周囲から嫌われ、
ドラッグに溺れ、もう○ぬ?フラグが立ちまくっている。
だがなんだかんだと地獄から生還するので、どうやら体も悪運も強い模様。
自己評価が低い彼だが、そもそも有望なボーイズグループのメンバーに選ばれたり
最終的にソロで大成功を収めているのだから魅力の塊のはずだ。
できれば彼をスーパースターたらしめた才能の部分についてももっと知りたかった。
有名にはなったが幸せそうではないロビー。
しかし映画終盤、彼はいつのまにか更正し、
かつての仲間に謝罪し、ボロクソ言っていた親とも和解。
この辺りはちょっと駆け足ですっ飛ばし。
もろもろ端折ってラスト、
スポットライト浴びながら父と息子で朗々と歌い上げるマイウェイ。
父に思うところあっても、ロビーの音楽的ルーツは父無しでは語れない。
シナトラを唄うことは父と自分の負の過去も含め受けとめること。
ロビーの人生、山あれど谷多めで辛く苦しい出来事が多かったが
マイウェイは全てを包み込んでくれる。
それがマイウェイ・・・
Take Thatメンバーの映画なのに
マイウェイの往年の圧倒的な曲の強さに感嘆せざるをえない、そんな作品であった。
MVか映画か、評価は分かれる
本作は、
【ミュージックビデオとして観るか、映画として観るか】
をどう捉えるかで評価が大きく分かれる作品だ。
【MVとして】
ロビーという成功したロックスターの内面的葛藤を軸に据え、
その感情の起伏を音楽的なリズムとビジュアルで表現する手法は見事だ。
映像と音が一体となり、
多種多様の動きの激しい人物を捉えるカメラも的確だ。
特にラストまで観客の共感を維持する力は、
大胆にも「主人公は猿」という奇襲的なアイデアが効いている。
人間を超えた存在としてのロビーは、
寓意的な深みを加え、
視覚的インパクトとともに感情の抽象性の強調は、
劣等感や疎外感をも包み込む事まで奏功している。
131分のMVと割り切れば、その実験的アプローチは成功しており、
音楽と映像の融合として十分に楽しめる佳作だ。
一方、
【映画として】
映画としての観点に移ると、評価は少し複雑になる。
端的に言うなら〈人間でやるべき緻密なシナリオ〉
ロビーの家族、おばあちゃん、
父親、母親、だけでなく、
ネイトのような幼馴染みの周辺人物、
スイカのエピソードまで丁寧に描写している点は、
物語の厚みを出す意図を感じさせる。
ここで問題が浮上する。
ロビーを「猿」として描くことで生まれる非現実性が、
映画としての人間ドラマを求める観客の期待とズレを生んでしまう。
具体的に言うと、
ロビーの〈心〉が伝わる演出、
ロビーの〈心遣い〉が見える芝居、
が、
しっかりできているので、
人間の顔だったら、
もっと伝わる・・はず。
もし家族や友人との関係性を掘り下げ、
彼らの視点からロビーの葛藤を映し出す人間らしい物語を目指すなら、
あるいは、
客席から見ている自分自身等、
ロビーは猿ではなく人間であれば感動は倍増していたような気もする。
キャラクターたちの描写は細やかだが、
感情の接地が不十分に感じられる瞬間がもったいない、
この選択はむしろ足枷となり、
観客に「何か物足りない」という印象を残してしまってないだろうか。
そんな所が、
観る側の視点次第で、
傑作にも凡作にもなり得る稀有な一本、
と言わざるを得ない理由だ。
ちなみに、
近くの座席の、
インバウンドの観光客っぽい外国の方、
嗚咽してた。
唄いたかったんだろう、大声で、
I did it m~~y wa~y
忍耐力を鍛える映画‼️❓
結局 猿にした意味は?
端的にいえば、歌とダンス、最後の10分は良かった。
元となった人をあんまり知らないからだけれど普通にストーリーが嫌だった。事実に基づいているなら仕方ない所はあると思うけれどミュージシャンって感じ。酒と薬と女。
父親は子供を置いていってクソだし、母親とおばあちゃん、恋人はいい人だからこそ主人公が嫌いになる。
主人公がただただいけ好かない。普通に嫌い。
そして、猿に変更した意味がわからない。自分の理解力の低さだとは思うけど違和感を感じてしまう。ずっと引きづってる気持ち?もよく分からない状態で進んでいくし、ミュージカルのタイミングも無理矢理感あるし話の繋げ方もグチャグチャな感じ。苦手なタイプのミュージカル映画。
グレイテストショーマンがかなり好きだったため、見に行ったけれど自分には合わなかったかな。
ショービス界では猿にでもなってないといられない
ロビーのこの言葉を皮肉って猿にした説がありました。
ショーマンも、評価があまり良くないのも、考えず真っさらで見ました。
家族愛とスターの成功と挫折と力強く立ち直る映画
劣等感を持ち続け、でも有名になりたい!
take thatで有名になっても劣等感があり、
薬、酒、SEXにのめり込み脱退する羽目になります。
この時点で私は 死なないでね って思いながら見ました
そしてソロで復活。それでもいつも劣等感の猿が見えて、戦い続けて、
また薬、酒、SEXの日々
彼女も失い、周りの人を失い、最愛のおばぁちゃんを失くす時一緒にいられなかった後悔、
そして自分の意志で更生し、劣等感の猿にも打ち勝ち最後は感動でした
まさにI did it my wayだなぁと。よく生き切ったね。胸熱でした
全131件中、1~20件目を表示
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