映画レビュー
ドニー・イェンが若い
麻薬組織を追う二人の警察官と、濡れ衣を着せられた一人の男。三人の奮闘を描く物語。
1980年代に製作された香港カンフー映画。まだ駆け出しのドニー・イェンが主演の一人を務めた映画ですね。
この映画、原題が「皇家師姐IV直擊證人」となっています。どこかで見た記憶があったので調べてみたら、ミッシェル・ヨーと真田広之が共演した「皇家戦士」に連なる映画なんですね。
曰く「女性が活躍する現代を舞台にしたカンフーアクション」
女性刑事の活躍を魅せる映画シリーズのようです。
「皇家戦士」も素晴らしいアクションでしたが、この作品も流石のアクションクオリティー。
今なら、ワイヤーやCGを使うアクションシーンも、この頃は生身の人間が限界にチャレンジしてのアクション。
迫力も緊迫感も、まったく別次元のレベルです。
そんなアクションシーンが、映画全編に繰り広げられます。本来なら、お腹一杯に感じるところですが、色々なバリエーションを考えて繰り広げられているので、飽きがこないのも良いですね。
物語はあって無きがごとし。そもそも基本設定に無理が無茶苦茶なのは、香港映画良くあること。
この映画の場合、物語や設定以上にガンファイトの扱いに、改善の余地があるように感じました。
その点は、前述の「皇家戦士」の方が上手かもしれません。
ただ、何れにせよ、香港カンフー映画に期待されるカンフーアクションは標準以上。
私的評価は4にしました。
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