帰ってきた正直政治家 チュ・サンスクのレビュー・感想・評価
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端正なお顔立ち
今週(1月10日~)公開の新作に興味が湧かず、新宿武蔵野館で開催中の企画上映ポムミチョッタ! シネマコレクションから「みんな大好き、ラ・ミラン」主演の本作をチョイス。サービスデイ10時15分からの回はそこそこの客入りです。
ちなみに、シリーズ1作目の『正直政治家 チュ・サンスク』は現在アマゾンプライムビデオで配信中。今作の冒頭に軽い振り返りはありますが、「正直政治家(英題は「Honest Candidate」)」と言うタイトルが意味するギミックをすんなりと受け入れるためにも、やはり順番通り観るのがお勧めです。
と言うことで鑑賞後の感想は、前作と通じてアイディアは素晴らしいと思います。また、コメディとしてもバカバカしくて終始笑えます。(劇場も要所要所で笑い声)ただ、ストーリーとしてはやや弱く、また強引さもあるのでノレないとちょっとしんどい部分も。前作は途中でやや飽きを感じましたが、今作はより振り切っていますし、更に思いもよらぬ展開もあって最後まで笑ってノリ切ることができました。また新しいキャラクターも活きており、中でもサンスク(ラ・ミラン)の義妹を演じるパク・ジンジュが絶妙。他のキャラクター達と異なるリズム感と雰囲気で緩急が出て、彼女の一言についつい吹き出しそうになります。そして、今回最大の見所と言って過言ではないパク・ヒチョル秘書室長を演じるキム・ムヨル。前作ではあくまでサンスクの引き立て役という立ち位置でしたが、今作ではまさかの展開からサンスクを悪目立ちさせる立場となり、二人のコンビネーションプレイはもはや漫才。端正なお顔立ちでその悪ノリな演技は反則ですw
とは言え、やはり劇場鑑賞が必至と言う作品ではないかな。。3作目も想像させるエンディングでしたが、パターンは決まっているためあとはインフレさせていくしかないような気もするし、、(このシリーズは)正直配信でも十分な気がします。申し訳ないっス。
ノンストップドタバタコメディ。
国民の手りゅう弾
江原道知事になって2年後、嘘がつけない呪いの症状が再発したチュ・サンスクが、政治家とゼネコンとの癒着に迫る話。
ソウル市長選挙で落選し、故郷の江原道で隠遁生活をしていたチュ・サンスクが、車で海に落ちた青年を命懸けで助けたことで脚光を浴びて知事になり起こってい。
一応彼女なりの正義に基づき執務を行っていたけれど…という流れからの、今度は本人だけじゃなく秘書にも伝播!?
一応政治の話しも絡むけれど、基本的には悪徳ゼネコンにハメられてしまった主人公たちが、リベンジをする話しがメインですね。
北を絡めたりの政治の部分では前作同様かなり面白かったけれど、メインの部分ではイマイチ設定が活きていなくて、全体的にら悪くなかったけれど前作には至らなかった感じかな。
ウィッグは必須
国会議員から無職になるも、故郷の知事として復活するチュ・サンスク。溺れた青年を救出した際にまたしても呪いによって嘘がつけなくなってしまう。
前作で母親の神頼みによって嘘がつけなくなってしまったサンスクですが、今回は秘書のヒチョルまで同じく嘘がつけない正直者になってしまうという新たな展開。ずっとサンスクに忠誠を尽くしてきたヒチョルが溜まった鬱憤を晴らすかのようにサンスクと言い合うシーンはとても気持ちよかったです。
前作で懲りたかと思いきや、注目を集め出した途端に目の前の問題には向き合わずゴミ拾いを自作自演するなど人間根は変わっていない様子(꒪⌓︎꒪)
役者さん達の演技は素晴らしいし、笑いどころも多いのだけど段々コントのようにも見えてきて、シーンがどんどん展開していくので忙しくなってしまった印象です。
とても明るい作品なので、誰でも楽しめると思います。
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