劇場公開日 2025年8月29日

「もしものカナダとは」ユニバーサル・ランゲージ りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 もしものカナダとは

2025年9月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

斬新

ペルシャ語とフランス語が公用語となった、もしもの世界のカナダ・ウィニペグの冬。
遅刻してきた男子児童のオミッドは新調したばかりのメガネを七面鳥に奪われたと説明するが、学校の先生から、黒板の字が読めるようになるまで授業を受けさせないと言われてしまった。同級生のネギンと姉ナズゴルはそんな彼に同情し、凍った道路の中に紙幣を見つけ、新しいメガネを買ってあげようとした。姉妹は街の大人たちに氷を割る方法を考えるが、良い助言は得られなかった。そんな中、ツアーガイドのマスードや、仕事が嫌になり自暴自棄になったマシューなどが絡み・・・さてどうなる、という話。

まず、アラビダ語かペルシャ語かわからない文字に字幕が出るから、ここはどこ?ってなり、雪が積もってるからイランかアフガニスタンの北部の冬かと思ってたら、ウイニペグ?
カナダ?
えっ、カナダであんな文字が有る?と不思議に思ってたら、もしものカナダだった。
うーん、まぁ良いけど、どうしても、もしものカナダなんだろう?
あれくらいのエピソードでペルシャ後を使いたければ冬の北部イランで良いのでは?
なぜカナダなのかが気になってしかたなかった。
出てくる人たちはみんな自分勝手な様だが意外に人のことをなんとかしようとする人が多い。
案外趣のある作品の様な気がした。

りあの