異端者の家のレビュー・感想・評価
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こわっっっ
実はシリアルキラーなんかじゃなくて
単なる説教くさいおじさんでありますようにと祈ったがそうはいかなかった。
ブリジットジョーンズのあとにみてよかった。
印象変わっちゃいそうだもん。
ヒューグランドはそんくらい怖かった。
最後の蝶は幻覚なの?彼女は助かったんだろうか。
日本人の方が異端者でゴメンなさい。
蘊蓄マンスプレイニングおじさんホラー
唯物VS唯心
唯物的な私としてはリードの見解にほぼ、全て、納得しましたね。只、彼の唯物心はサイコパスの正当化に過ぎないとは感じましたが。心霊スリラーでは無く、サイコスリラーであったのは唯物人間としてはホットしました。唯心恐怖より唯物恐怖が、身に起こる可能性が有るので怖いです。夏にお化け屋敷に入るのは、怖さを求めてでは無く涼しさを求めての私ですから。結局唯心の二人も攻撃は唯物でしたね。「ドライブ·イン·マンハッタン」等最近会話劇が多い様な🤔
不気味なサイコスリラー
若いシスターが布教のために森の中の一軒家を訪れたことで巻き起こる脱出系サイコスリラー。異端者サイコパスを演じたヒューグラントの演技が本当に不気味で恐ろしさを感じた。
ほぼ3人で展開される会話劇であり、実際に起こり得るようなストーリーも絶妙で引き込まれた。
2025-67
あなたは神を信じますか~♪
教会本部からの指示で
森の中の一軒家を布教に訪れた
二人のシスター、
『バーンズ(ソフィー・サッチャー)』と
『パクストン(クロエ・イースト)』。
迎え入れた『リード(ヒュー・グラント)』は
人当たりの良さそうな初老の男性。
彼には妻もおり、今は家の奥でパイを焼いているとのことで、
心を許したシスターたちは居間に通りソファに腰を下ろす。
そこで『リード』は宗教、
とりわけ彼女たちが信仰する「モルモン教」についての論争を挑んで来る。
ただならぬ気配を感じ逃げ出そうとするが、
玄関のドアは閉ざされ、携帯の電波は届かず、
外への連絡を取ることもできない。
家の奥へと誘い込まれ、
家から出るには
「信心」「不信心」と書かれたドアのどちらかを選ばなければならない、
と『リード』から提示される。
究極の選択を迫られた二人は
片方の扉を開けるのだが、
その先には更なる恐怖が待つ、との{サイコスリラー}。
幾つかのサインは最初から示されている。
『リード』の外見は、
年齢こそ異なるものの、
有名な「シリアルキラー」の『ジェフリー・ダーマー』に酷似。
そして部屋の中に閉じ込められた蝶。
終盤に語られる「胡蝶の夢」との繋がりは明らかも、
〔コレクター(1965年)〕でも象徴的に使われ、
片や蛾だが〔羊たちの沈黙(1991年)〕でも重要なアイテム。
観客は映画の行く末を、かなり最初から予見する。
『ヒュー・グラント』が素晴らしい。
知能は高く用意も周到。
最初は気さくに、
次第に自説を言い募るも激昂することはなく、
しかし不気味さを感じさせる『リード』を
絶妙の空気感で演じる。
登場人物の口を借りてはいるものの、
キリスト教に対しての疑義を
これだけあからさまに提示した作品も珍しい。
「モルモン教」は全世界で一千万以上の信者が居るらしいが、
その教祖や教義に対しては明確に異を唱える。
「旧約聖書」も、
「洪水物語」であれば、
それ以前に成立した「ギルガメシュ叙事詩」に酷似した記述はある。
先行する幾つもの宗教や言い伝えを纏めた書物とのフラットな見方は
しかし「キリスト教福音派」からすれば噴飯ものだろう。
が、現代のアメリカ社会へのアンチテーゼなのは間違いのないところ。
「支配」する側に都合の良いのが「教義」との説は
全ての宗教に対する痛烈な皮肉にも取れる。
もっとも彼の言い分は、
自身の欲望を満たすに構築されたのは結末を観れば明らか。
高説も使い方次第と鼻白む。
二人のシスターの服装は暗示的。
「Black and White」の明確な配色は、
繰り返し問われる、
「信心」「不信心」にも関係しているよう。
{ワンシチュエーション}の後半は
閉ざされた屋内からの{エクソダス}モノに収斂。
緊迫感はあるものの、
先に挙げた理由により、示された真相にさほどの驚きはない。
{ホラー}的な描写は軽く、
謎解きの要素が強く出され終幕に至る。
そうした{サスペンス}的な側面よりも、
披瀝される宗教に対する見識に
どうしても興味が向いてしまう。
宗教とは・・・何?
若いシスターのパクストンとバーンズは、モルモン教の布教のため森の中の一軒家を訪れた。出てきた優しげな男性リードは妻が在宅だと言い2人を家に招き入れた。シスターたちが布教を始めると、リードは宗教についての持論を展開し始めた。不穏な空気を察した2人は密かに帰ろうとしたが、玄関のドアには鍵がかかっていて開ける事が出来ず、携帯も圏外となっていた。教会から呼び戻されたと嘘をついたが、帰るには家の奥にある2つの扉のどちらかから出るしかないと言われた。実はその家には、恐ろしい仕掛けが有り・・・さてどうなる、という話。
家に入って行った時点で妻が直ぐに出て来ず、おかしいな、と思ったが、あの風雨で妻も居ると言われたらつい入ってしまうだろうとも思った。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教と一神教の経緯から始まったから、宗教論争が展開されるのかと思ってたら、ゲームの名前や歴史だったりで、そのあたりは興味深く観れた。
玄関の鍵のカラクリも面白かったし、家の模型も迷路のようで、なるほどと思わせる作りだった。
ラストはイマイチだったが、宗教とは何だろうと考えさせられた。支配?権力?なのかなぁ。
2人のシスター役のソフィー・サッチャーとクロエ・イーストはどちらも勇敢で賢くて良かった。
ヒュー・グラントが演じた男は不気味で怖かった。地下室での檻の女性たちは2人と同じようなシスターだったのだろうか?
ウザくてダークなヒュー・グラント登場!
4月25日(金)
本日初日の「異端者の家」をMOVIX川口で。
コンドームの広告が付いたベンチの上に腰掛けている二人のシスター、パクストンとバーンズがコンドームの話をしている。二人は布教活動中である。
不勉強でモルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)信者が「魔法の下着」を着用しているのは知らなかった。
本作では「魔法の下着」が重要なワードになっている。
パクストンは、布教中の街中で若者に魔法の下着を露わにされてしまう。
やっとたどり着いた森の中の一軒家の住人リード(ヒュー・グラント)は、中で妻がブルーベリーパイを焼いているからと二人を家に招き入れる。二人が布教の話をしているとリードはホリーズのレコードをかけ、ボードゲームのモノポリーを出して盗作や複製の話から宗教を否定し始める。ウザくしつこい話でやり込められた二人は、ブルーベリーの香りがキャンドルのものだった事に気付く。妻も姿を見せず、不穏な空気に帰ろうとするが、玄関は時間錠が掛かって開かない。外に出るには二つの扉のどちらかを通らなければ出られないとリードは言うのだが、その扉の向う側には…。
モルモン教に限らず全ての宗教を否定して、宗教は「支配」だと断ずるリード。
最初は凛とした強いバーンズ(ソフイ・サッチャー)とメガネをかけ弱々しく見えたパクストン(クロエ・イースト)の立ち位置が代わるのも面白い。
カメラアングルやフレーミングに凝ったところがあり、編集と併せてナカナカ見せるのだが、ホラー、スリラー、サイコ、サスペンスと色々な要素があって、少々手を広げ過ぎた感もある。
だいぶグロい所があって、そっち系が弱い人は要注意。と、言っても大っ嫌いな「SOW」に比べればカワイイものか。
ラストに流れる「ノッキング・オン・ヘブンズ・ドア」はソフイ・サッチャーがけだるい雰囲気で歌っている。
主役3人の対談動画3ショットインタビューは観た方が良いと思った。(ニュース欄で見られます)
おまけ
ヒュー・グラントは「エクソシスト」がトラウマでホラーが苦手だそうだ。しかし、本作では充分にコワい。
おまけ2
昔の私の職場にモルモン教の方がいたが、飲み会等でも一切アルコールは取らずにウーロン茶を飲んでいた(ただし、ハンドルを握ると超スピード狂だったらしい)。
まるで舞台劇
若いシスターの二人パクストンとバーンズは布教活動で森の中の一軒家に訪問する。訪問先主人リードはシスター達に自身の宗教観を半ば強制的に展開し始める。身の危険を感じたシスター達は脱出を試みるが迷宮のようなからくり屋敷の中に閉じ込められる。密室からの脱出を描いたサイコスリラー。
A24という製作会社は、短編原作っぽい題材を話題作として提供するのが上手い。気がつけば、今年もVODも含め何本も鑑賞している。
ヒュー・グラントが怖い、怖い。男前俳優は、猟奇的な役も合うのだなと感心。長丁場の語りもその表情をずっと観ていられたのは、彼の俳優としての力量の高さだ。
さて、ゲームマスターのリードだが、結構な勘違いおじさんだ。自説の宗教観の長口上には、さすがに温厚なシスター達もこれはヤバいと逃げようとする。
このヤバいおじさんの宗教観うんちくよりも、からくり屋敷の謎解きに放り込まれたシスター達の活躍が見物。リードの長口上を削って、もう少しからくり屋敷の冒険があった方が良かったかもと鑑賞後の感想。
まるで舞台劇を見るような映画で、ヒュー・グランドの怪演に注目です。シスター達の奮闘をご覧ください!
あなたにとっての宗教は、思考の対岸にあるものか、思考に包括されるものかどちらだろうか
2025.4.26 字幕 MOVIX京都
2024年のアメリカ映画(111分、R15+)
LDSの布教活動を行うシスターと宗教的異端者との交流を描いたスリラー映画
監督&脚本はスコット・ベック&ブライアン・ウッズ
原題は『Heretic』で「異端者」という意味
物語の舞台は、とある町にてLDS(末日聖徒イエス・キリスト教会)の布教活動をしているシスター・バーンズ(ソフィー・サッチャー)とシスター・パクストン(クロエ・イースト)が、ポルノの話をしているところから紡がれる
パクストンはポルノの中でセックスを中断せざるを得なくなったカップルの話をして、その時に素になった女性の様子を嬉々と話していた
さらに彼女は、そのシーンにて神がいることを悟ったとまで言い出す
バーンズは「そのようなビデオをよく見るのですか?」と聞くものの、パクストンはそれを否定した
その後二人は、シスター・ホールから指定された家を回っていくものの、地域住民からは色眼鏡で見られ、「魔法の下着はつけているのか?」とイタズラまでされてしまう
そんな折、雲行きが怪しくなってくるものの、二人はリード氏(ヒュー・グラント)が住む邸宅へと辿り着くことになった
リード氏は知性的で紳士的な白人男性で、二人は「女性の同居者がいなければ玄関で話す」と伝える
リード氏は奥で妻がブルーベリーパイを焼いていると言い、それを信じた二人は招かれるままにリビングへと入る事になった
物語は、そこで宗教の話になるものの、バーンズが何らかの異変を感じている様子が描かれていく
不審に思った彼女は、教会から電話が来たと嘘をついて帰ろうとする
だが、この家は電波が入らない作りになっていて嘘がバレてしまい、さらに鍵はタイマー式で朝まで開かないと言われてしまう
バーンズの懸念は現実のものとなり、二人はリード氏の監禁状態になってしまうのである
映画は、宗教を研究してきたリード氏が「宗教が抱えるある根幹を見つけた」と話すところから動き出す
彼は「究極の宗教とは支配である」と言い、布教活動はマーケティングの一環であると言い出す
そして、古くから国民の中で愛されてきたボードゲームを引き合いに出し、宗教は反復を繰り返したのちに、今の形になったと語る
ゲームはある種の元々概念が遊戯化したもので、その構造の有用性に気づいた者が広め方を研究したと言う
そして、それがそこそこ売れた古典のボードゲームと、本質的には変わらない新めの売れたボードゲームとして例えていく
だが、バーンズは宗教を貶める言葉だと思って反発し、それによってリード氏は「宗教における奇跡を再現する」とまで言い出してしまうのである
好きな人にはたまらない感じだが、内容に興味が持てないと一瞬で眠りにつける映画だと思った
基本的に3人による室内会話劇なので、場面転換はほとんどなく、後半に限らず照明が落ちるシーンなどがあって思った以上に暗い
それに反して字幕が明るいので、スクリーンに近すぎると辛いように思えた
内容に関しては、個人的には大好物な部類で、究極の宗教は支配というのも面白いし、個人的には「宗教の対義語は思考」とさえ思えるような愉快な論戦が展開されていた
ボードゲームや有名なパクリ騒動を例に出しているのだが、それらは日本では馴染みが薄めなのが辛いところだろうか
ニュアンスで何となくわかるので、何かしら自分の知っているものに置き換えれば身近に感じられるのかもしれません
いずれにせよ、実は主人公はパクストンだったという方が衝撃的で、この騒動の中で最も変化した人物であるように思う
彼女たちはユタ州出身で、いわゆるLSDの本拠地のために、生まれながらにしてLSDという側面は否めない
いわゆる二世信者的な部分があって、バーンズはそれらを自分の思考と合致させる努力をしてきたし、パクストンはまだ未熟なところがあった
バーンズほど思考と合致してくると布教活動でも色んな言い回しや例え話、相手の疑問に答えられる即興性を持ち合わせられるだろう
だが、映画では、研究者リード氏を否定し、バーンズも奇跡を起こすアイテムとして使われていて、最終的に生き残るのがパクストンだった
彼女は祈りは美しいと言い、それはリード氏のような人物のために祈ることも同等であると考えるに至っている
また、劇中にて「胡蝶の夢」が引用され、この一連の出来事が「パクストンが見た夢」のようにも思える
だが、蝶は実在し、最終的には彼女の手がから飛び立っていくことを考えれば、夢で起きたことも、現実で起きた奇跡も同等に自身の祈りに吸収されていくものと言えるのだろう
そうした理解が深まることこそが宗教の本質であるとも言えるので、本来は「宗教=思考」だったものが、今では「宗教≠思考」に成り下がっているという警鐘を含んでいるのかな、と感じた
A24だよ全員集合
それなりに
胡蝶の夢
林の中の一軒家に住む男の家に招き入れられた若いモルモン教宣教師コンビが、そこからの脱出を図る話。
雨が降る中訪れた家に、妻もいるからと言われて入ったけれど、妻は出て来ず宗教に関わる問答を投げかけられて巻き起こっていくストーリー。
布教に来たのにモルモン教についての知識で負けて、更には会話の主導権もとられるし、と言いとこ無しなT&P…じゃなくてB&P。
終始あからさまに怪しい駆け引きにのせられ転がされという流れではあるけれど、何がしたいのかわからない不気味さはなかなか。
終盤急にペラペラ後出しで語りはじめて、ちょっと緊迫感は薄れてしまったし、リードのしたかったことがいまいち盛り上がる感じでもなかったものの、なかなか面白かった。
ストレートに面白い
言ったらなんどけどA24にしては久々にめっちゃ面白かった。監督がクワイエットプレイスの人たちなんだ。クワイエットプレイスは実はそこそこくらいにしか思ってないのだけどこのサイズのサスペンスが割によかった。でもかなり宗教おちょくってるのでよくこんなのがやれたな、というかその辺をニタニタ演じるヒューグラントが怖かった。
ソフィーサッチャーとクロエイーストの美人シスターズが視覚的にとてもよい。宗教オタクのサイコパスおっさんの一軒家閉じ込められるだけの話なのにこの2人のルックがいいので飽きない。予告編ではくどそうだったヒューグラントもスティーブンキング風なメガネをかけて善戦。怖い。そして武器はカッターだけなのに行為が意外にエグい。
やっぱり個人的には『ドントブリーズ』とか『ブラックフォン』とかこういう一軒家に閉じ込められるサスペンスが好きだし醍醐味。この手のものが日本でもうまく作れるといいのに
竜頭蛇尾
異端者の台詞がよく練られているうえ、それを演じる俳優の演技力も非常に高いため、友好的だが不気味な性質が非常にうまく表現されている。
前半の何気ないシーンを伏線として使う点や、家のミニチュア模型を使った演出も面白いと思う。
しかし、終盤に致命傷を負った登場人物が死ぬ寸前まで無傷時と同等の運動能力を維持して派手に立ち回り、展開を強引に進めて終幕となるため、見終わった後にモヤモヤ感が残る。終盤の粗さが作品を台無しにしているように感じた。
賛否両論だと思うが 俺はハマりました。理屈は納得❗️人による
宗教の真理的なものにコレほど踏み込んだサスペンス❓ホラー❓は 俺史上初‼️
無宗教 なんちゃって 葬式だけ仏教
の俺には合点のいくパーフェクト作品だった。まあ人によります。
色々な映画的 興味を引くエキセントリックな 仕掛け もあって サービス心満点💯映画
信教の自由は大切 だけども 俺的には 宗教に支配されるのはどうか とあくまで個人的に思う
お金💴ハンパないでしょ❓
シスター2人と 屁理屈ジジイの 対決。 ジジイの理論はかなり正確 でも 早く・んで欲しかったのは事実
カ・・・罪その他 宗教以前やねん。宗教の前に 道徳ありきかと。
シスター2人の女優は ホーム🏠ページHPにある
ヒュー・グラント と3人対談動画 鼎談動画が まさに神的な神秘動画 でした。【この映画コムにも載ってました】
女優が素顔とスクリーン違うことは日本の女優でも多いけど
この動画 女優二人が別人‼️ どうしたの😨 というくらい 映画と違う 皆んな 5分超くらいフルで観る必要がないから
30秒ぐらい見て❗️
①映像では 小作りキュート🩷 なのに 実際は あらゆる意味で デカい 何でじゃァ🫨
②映像では 普通の女性 真面目👓キュート🩷 なのに なんか顔色違うし 鋭利なノドボトケ喉仏 が突然出現VVVV
マジ 作品自体より HPの対談鼎談動画に衝撃🫨受けた。違う人じゃ・・・
まあ 深く考えると 役者の実力の証明か❓凄い👍化け方。ナイス👍。か❓
あとねぇ 🈶有料パンフ は@1,200円だけど 色々 知的な良さがあって 元が取れる良作です。地獄の図解は『セブン』以来 お久しぶり❗️
まあ有料パンフ🈶は勿論個人の自由だけれども
ホームページHPがかなり情報多い キーワード入れてみる 宗教学者のキーワード解説が秀逸
なので HPだけでも 事前でも事後でもご確認を
それから 有🈶有料パンフ購入すると クリーム色の A24 独自のビニール袋に入れてくれました。
この袋 強度が半端ない。A24のヤル気を感じた。
まあ 人による ので いろいろ 場面あるから 要注意
だけども 俺は個人的に推奨します。ダレる場面なし。トイレに行く隙を与えず。膀胱が泣いて😢ました。
【”唯一絶対の狂信的宗教感に固執した、一見温和な異端者の男に囚われたモルモン教勧誘宣教師女性監禁ムービー。”今作は、ヒュー・グラントの芸風が更に広まった画期的クリーピーホラーである。】
■若きモルモン教の宣教師、シスター・バクストン(クロエ・イースト)とシスター・バーンズ(ソフィー・サッチャー)は布教活動のためにアメリカのある州の郊外の一軒家を訪ねる。
玄関先に現れたのは、英国紳士風の笑顔の男性リード(ヒュー・グラント)。"妻がラズベリー・パイを焼いているし、雨も強いので。"と、家に中に招き入れられた二人に、次々に予想外の出来事が襲い掛かるのであった。
◆感想<Caution!内容に触れています!>
・殆どの人がご存知だろうが、ラブコメの帝王、ヒュー・グラントのマサカのホラー映画初出演作である。が、私は楽しみにしていた作品である。
・宣教師二人に対して、リードが畳みかける様に、モルモン教、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教について、早口で独自の宗教観を語って行くシーンは、ヒュー・グラントの独壇場である。
・さらにそこからモノポリーの元となったランドローズ・ゲーム、そしてファンの間では有名なレディオヘッドの初期名曲”クリープ”の盗作疑惑の元曲ザ・ホリーズの”ザ・アート・ザット・アイ・ビリーブ”の話になり、それらの曲が効果的に流れるのである。
そして、リードが間接的に言ったのは”反復”と言う概念で、分かりやすく言えば”モルモン教なんて、ユダヤ教の反復の結果だろう?”という事である。
彼の考えを知ったシスター・バクストンとシスター・バーンズは、顔を強張らせて、彼の家を辞去しようとするのである。
・だが、正面玄関はタイマー式になっていて開かないと言われ、二人は”宗教””非宗教”のどちらかの扉から家の外に出る様に促されるのである。
この辺りは、じりじり系ホラーである。
だが、その扉を開くとどちらも暗い地下室に繋がっているのである。嫌だなあ。
■ここからが、更に怖いのであるが、地下室に降りた二人はそこでブルーベリーパイを持って来た老婆に会う。リードはそのブルーベリーパイにはトリカブトなどの毒が入れてあり、食べれば死ぬが、我が宗教では生き返るのだ、と宣うのである。
そして、老婆はそのパイを食べ息絶えるのであるが、その後に生き返るのである。
シスター・バクストンは喉をカッターで掻き切られ、殺されるが、生き残ったシスター・バーンズは老婆が生き返った理由を見抜き、且つリードに反撃をし逃げるのである。
リードの唯一絶対の狂信的宗教の教義は、シスター・バーンズが逃げる途中に見た、木の檻に入れられた、水だけ与えられている多数の勧誘宣教師の女性達からも分かるように【支配】である。
ブルーベリーパイを持って来た老婆が、死ぬのが分かっているのにブルーベリーパイを食べた理由や、彼女の代わりに”行き返った”老婆がリードの意のままになっていた事も分かるのである。
<今作は、”唯一絶対の狂信的宗教感に固執した、一見温和な男に囚われたモルモン教勧誘宣教師女性監禁ムービー。”であり、ヒュー・グラントの芸風が更に広まった画期的クリーピーホラーなのである。いやあ、ナカナカでありました。>
全229件中、141~160件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。