劇場公開日 2025年4月25日

異端者の家のレビュー・感想・評価

全280件中、241~260件目を表示

3.5信じるように言えば信じることについて考えさせるため、今夜君たちに一つのアイデアを売り込む

2025年4月25日
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『ドント・ブリーズ』ならぬドント・ビリーブ?! 唯一絶対の宗教、その正体を知りたくないか…それは、ノリノリな恐怖のヒュー・グラント劇場だ!一挙手一投足に寄りのショットがヤバいし、まさかあの歌を聴けるとは!! そんな絶好調な名優のキャリアにおいてもハイライトになりそうなくらい強烈なインパクトを残す怪演に対峙する、若き2人のシスターを描いた宗教ホラーは、まるでブルーベリーパイのように悪魔的だ。
"反復"。焼き直されていく内に当初のメッセージや意図は希釈されてしまうのが世の常。そして、それでも手を変え品を変え擦っては搾り取れるだけ搾り掠め取る資本主義ビジネスのシステム(「新しい」作品を作れなくなっている昨今の映画界もまさしく)。人生の選択を他人に委ねてばかりいたら、自分の人生を支配される。不運に付け入られては、いつしか主導権はなくなり、他者にていよくコキ使われる。
人生は選択の連続ならばあなたは何を信じてきただろうか。ちょっと立ち止まって考えてほしい、時に行き過ぎた宗教観や対立に一石を投じる疑問符?長きにわたって人類の戦争の原因にもなってきた宗教というものを、芯を食った見方で描きながら、最後にはそれでも(意味がなくても)誰か他者のために祈ることを説く。大切な人の周りを飛んで見守る…。
思っていたような迷路映画ではなかったけど、撮影や見せ方含めた語り口が独創的で良かったし新鮮だった。

P.S. 日本人の大半よりも信仰心が厚く、そもそも密接に結びついているであろう海外の人が観た方が、賛否問わず深い深度で本作のこと刺さりそう。という意味で、この島国での海外レベルの大ヒットは難しそう?宗教モノの壁。


ホリーズ、モノポリー
BELIEF DISBELIEF
支配

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とぽとぽ

4.0怖い

2025年4月25日
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内容も怖いけど俳優の演技力すごい

想像のひとつ上を行く内容で良かった

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chanta

1.0イカれたおっさん劇場

2025年4月25日
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マスゾー

3.5演技力

2025年4月25日
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alias

4.0これぞA24のサイコスリラー!

2025年4月25日
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怖い

興奮

ドキドキ

最近のA24制作作品は
なんか肌に合いませんでしたが
今作はピタッと来た!そう、こういうのが観たかった。
これぞA24のサイコスリラー。
宣教師の女子2人が布教先のおもてヅラがいいおじさんに追い込まれる話ですが
ヒュー・グラントの演技が素晴らしい。
過去作でも演じたような彼の感じの良さが
狂気と表裏一体になっていて、
良くキャスティングしたなと感心します。
女子2人もいいキャスティングだし
脚本もうまく練られていて、最後までスクリーンに釘付けでした。
アメリカ公開が2024年11月で
だいぶ遅れての日本公開ですが
宗教感がテーマにあって、
日本はそこの共感が薄いからかな?

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すかちん

5.0文句なし!魂が震える程の余韻があった!!

2025年4月25日
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怖い

興奮

知的

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ゆきとう

3.0もともとヒューグラントという俳優がソレほどすごい役者だとは思ってい...

2025年4月25日
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もともとヒューグラントという俳優がソレほどすごい役者だとは思っていなかったが前触れで『演技の変遷がスゴい』(だれが言ったんだ(怒))それ目当てに鑑賞したようなもんだったんだが…
日本人にはなかなか理解できない宗教観(仏教ではわからん)を事前に勉強してから行かないと腰砕けになりそうです

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cke63550

4.0どの要素もちょっとずつ楽しめる

2025年4月25日
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モルモン教について、ネットで確認してからみたほうがいいです。たぶん、以下四点を押さえておけば、映画のおおよその流れにはついていけると思います。

①正式名称「末日聖徒イエス・キリスト教会」
②1830年にアメリカでジョゼフ・スミスによって創立
③聖書に加え、モルモン経を聖典としている
④モルモン教徒は道徳的、勤勉で宣教活動に熱心

難しい宗教論はさておき、ホラー、サイコ、サスペンス、ミステリー等、なんでもいいけどちょっとゾクッと怖いのが観たいという人にはうってつけ。
いたいけな少女たちの逆転劇の要素もあるので、〝萌えポイント〟は意外と多い。モノポリーとか駆け引きのあるゲームが好きな知的好奇心のある人も相応には楽しめる。
逆に言うと、どれも少しずつなので物足りないと感じる人もいるかもです。
物足りないと思う人は、自分ならどう反論するか、とか、どのタイミングで脱出機会を見つけるか、なんてことを検証してみるのも楽しそう🤗

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グレシャムの法則

4.0洋楽、映画、宗教ネタに詳しいと面白さ倍増。

2025年4月25日
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笑える

怖い

知的

爆笑した。無神論者サイコパスvs信教者というシンプルな内容だが宗教や洋楽や洋画に興味がないとなかなかウケないかもしれない。「スワンプシング」の台詞が引用されるシーンなんてよっぽどのホラー好きじゃなきゃ誰が知ってんだよと思った。笑
この映画はエンディングまで「パクリ」ネタのオンパレードで洋楽に詳しいと楽しさが増す。Mazzy Starの「fade into you」が流れるかと思いきやBob Dylanの「Knocking on heaven's door」が流れたのも爆笑した。
ホラー映画でありながら笑える映画だがこれは万人ウケはしないだろう。個人的には楽しめるネタがてんこ盛りで非常に面白かった。
マニア向け。ヒュー・グラント最高。

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ザ・アナキスト

3.5「いい導入」、そして「いい余韻」に浸れる巧い一本

2025年4月25日
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さて、「A24作品」の公開ラッシュが続く配給元のハピネットファントム・スタジオ。TOHOシネマズでは幕間での宣伝など「力の入れよう」が見て取れますが、本作について言えばDolby AtmosやDolby Cinemaなどその作品性に対して「要らないかな…」と感じるアップグレード上映も目につき、少々「空回り」している感も否めません。と言うことで、私は敢えての「通常版」を選んでTOHOシネマズ日比谷のSCREEN8をチョイス。平日11時からの回ですが、小さい箱のため席数は多くはないこともあってなかなかの客入りです。
1980年代、私が住んでいた埼玉(東部)ではちょいちょい見かけることのあった、モルモン教徒による街中での宣教活動。当時は「アナタハ、カミヲ、シンジマスカァ?」なんてギャグもあった記憶があります。などと、冒頭から脱線しまくりですみません。本作、始まって早々にベンチに腰掛ける若い女性二人の話題は「コンドーム」。実は二人はモルモン教のシスターなのですが、宗教関係について門外漢な私でも何となく知っている「モルモン教における厳格な規律」に対し、この「今時」を思わせる二人の会話があるからこそ、と観進めるうちに気づく「(本作への)巧い導入」になっています。
誰一人まともに相手をしてくれず、疲れも相まって凹み気味な二人の宣教活動。いよいよ日も沈みかけ、さらには雨も降りだす中、ようやくに辿り着く「とある一軒家」。意を決して扉を叩けば中から現れた男性・ミスター・リード(ヒュー・グラント)は感じがよく、「妻もいるから」の言葉についつい気を許して家に上がるシスター・バーンズ(ソフィー・サッチャー)とシスター・パクストン(クロエ・イースト)。ところが、なかなか本題に切り出させないばかりか、意図不明で素っ頓狂な質問ばかりしてくるミスター・リード。出来るだけ誠意をもって回答をしようとする二人ですが、ミスター・リードの強引或いは屁理屈とも言える論理に言いくるめられ、話はいつしか二人の「信仰心」を試されるような問答になって戸惑いを隠せません。そして、なかなか姿を見せない「妻」と不意に見つける「あるアイテム」に最早抗うことの出来ない不信感で、その場から逃げ出すことを画策する二人なのですが…。
思いのほか「会話劇」の要素が多い本作、宗教についての基礎知識や慣習を持ち合わせないで観ると、残念ながら解らないことが多いことも否めず、謎めいた家の構造を活かした「動き」が出てくる中盤まではまあまあな集中力が試されます。とは言え決してつまらないことはありませんし、全てがミスター・リードの「罠」にしか見えないギミックと展開に対し、二人のシスターが「切り抜けるなんてことが可能なのか?」と絶望に近い状況に、それぞれのキャラクター性を活かして困難に立ち向かうアプローチは面白く、中盤以降は終始目が離せなくなります。
そしてしっかり「A24らしさ」を裏切らない終盤の展開、からのその顛末に「何とも言いようのない」気持ちでエンドロールを遣り過ごし、帰途に就くやや蒸し暑い午後。映画の内容同様に「逃げ出すことの出来ない」劇場鑑賞だからこその「いい余韻」で満足の一本でした。

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TWDera

3.5この「異端者」には期待したけれど。やや尻つぼみの結果に。

2025年4月25日
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全体の3分の2くらいまではとてつもなく面白い。ヒュー・グラント演じるMr.リードが布教に来た(後から分かるが資料請求があったから戸別訪問しているのですね。のべつまくなし飛び込み宣伝しているのではない)末日聖徒イエス・キリスト教会(LDS)のシスター2人を家の中に閉じ込める。でもかなり後半にならないと何故、そんなことをしているのかがよく分からない。
彼が既存宗教全般に反感を持っていることは最初から分かるし、LDSにも批判的であることは確か。ありきたりとはいえ一夫多妻制とそれを撤回したことを持ち出しているからね。
モノポリーやホリーズ、レディオヘッドを例に出して宗教批判を展開するところ、この辺までは何が狙いなのか、何を主張しているのかが不明でワクワクした。(宗教とかに全く関心のない人には退屈かもしれない)
でも、地下室に舞台が移って、彼の正体がだんだん分かってくる一方で頼りなかったシスターPが反撃を始めると、やっぱり落ち着くとこに落ち着くんだなと少しがっかりした。
そもそもHeletic「異端」は、Orthodox「正統」に対するキリスト教の分派の概念です。「正統」はカトリックや東方正教会を指す。正統と異端の違いは端的に言えば三位一体を認めるかどうか。因みにLDSも三位一体の立場は採っていない。わざわざHeleticのタイトルを付けるということはと、もう少しMrリードの論鋒には期待していたんですが、ただの宗教オタクのサイコパスでしたね。最後に「人民寺院」の名前を出していましたが、やっぱりカルトかと。アメリカ人はカルトというと「人民寺院」を持ち出す。日本でのオウムのように。
さらにカルトならば同じA24でも「ミッドサマー」の方が断然面白かったですね。
最後に重要な伏線となる「魔法の下着」ですが、あれは最初の方で図らずも見せてしまったシスターPが穿いているお腹から太ももまで覆う白い下着のことです。(日本ではズロースと言いました。死語)戒律の厳しいモルモンの女性はみんな着用しているってアメリカでは昔からある有名な悪口ですね。

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あんちゃん

4.0世の中は公平の様で不公平、選んでいる様で実は選択肢は無かったりで。...

2025年4月25日
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世の中は公平の様で不公平、選んでいる様で実は選択肢は無かったりで。緊張感を持続させながらも、息を付くスキを与えてくれるあたりも◎

宗教論の様で現代社会の病理も映し出していて、とても面白かった!

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こち

4.0かなり面白い

2025年4月25日
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怖い

興奮

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吉泉知彦

4.0SNSの情報に惑わされている人は、見るべき

2025年4月25日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

知的

40年ぐらい前まで、駅前に茶色系のスーツを着た白人男性が立っていて、「英会話を勉強しないか」と、若者に声をかけていましたが、最近見かけませんね。モルモン教の布教活動だったようで、それがキッカケで、日本に移住した人も多いと聞きます。
ここのところSNSにアップされたコンテンツを信用して、そのアップした人の言う通りに行動したり、推し活の対象に過度な感情を抱いたりする人がいるようですが、そういう人は、この映画を見た方がいいでしょうね。宗教に限らず、自分が「はまっている」ことを客観視することができると思いますね。目が覚めるかも知れません。
エンドロール前に、映画タイトルが表示されるのですが、なぜかボヤけています。何かを示唆しているのかと思いますので、それが何かを考えるといいかも知れません。
最近の尖った内容の映画の多くは、A24絡みですね。今回も宗教に切り込んでいるだけでなく、実在の企業をディスっていたり。
映画制作プロダクションの名前が”BLUEBERRY PIE LLC.”。日本だと「〇〇製作委員会」という形が多いですけど、何か映画のキーワードになるような団体名にした方が、しゃれていますね。エンドロールのGrip担当に”Oni Aho"という名前があって、妙に気になってしまいました。

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豊島区のはずれ

4.5かなりの知識を要する作品か…

2025年4月25日
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今年111本目(合計1,653本目/今月(2025年4月度)14本目)。

 通院したり大病になると映画の本数は減りますね…。

 さて、久しぶりに映画館に。

 この映画の特徴として、キリスト教文化というところは共通していても、日本ではプロテスタントとカトリック教会とその(大まかな違い)、そして流派程度は一般的な知識ですが、詳しくは学習も知る機会もないですし、映画のストーリーの導入部分のように、布教のために各家を訪れるという文化もほとんどないので(それはキリスト教でも仏教でも同じ)、その理解がまずないとつらいかな、といったところです。

 内容としては、その布教であるおうちに入ったら、何としてでも帰してもらえずに帰ろうと思うとさんざんな展開にあう2人の女性のストーリー。ホラー映画に分類されるかな(ごく一部アクションもの)。

 もう一つ特徴として、この映画では何と「ボードゲーム」がテーマになっています。「モノポリー」というボードゲームはある程度有名ですが、このゲームは映画内で示されるようにその原型となったボードゲームが1904年に存在し、作内でも触れられるように女性のデザイナー(ボードゲームのデザインをする人を、俗にボードゲームデザイナー、といったりする)であったため、当時の男女同権思想とも絡んでいわゆるフェミニズム思想等も登場するなど、背景にある知識(アメリカ国内の文化知識)を深く知らないと大半詰まってしまう点にあるのでは…といったところです。

 ただ、それでもホラー映画(一部アクションか)という観点ではわかりやすいし、一部マニアックなセリフはあるものの(ボードゲーム自体、日本では人生ゲームやトランプなど(超広義に取った場合)を除けば、ボードゲームカフェに行く、あるいは同好会などで公民館で遊ぶなど以外でふれることがない)、それらも深い知識を要求はするものの理解にはあまり関係がなく(あれば有利程度か)、迷ったらおススメといったところです。

 採点上特に気になる点までないのでフルスコアにしています。

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yukispica

3.0変な家

2025年4月25日
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リード、最初は良い人って感じ。だが段々危ない本性を出してきたね。
キリスト教だのユダヤ教だのイスラム教だの言われても良く解らないよ。
「鹿威し」まであるぞ日本人用か?
まあ予想のつく脱出劇だったけど地下に監禁されてた人達はどうなったのか気になる。
エンディングは何も無し。

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あらじん

2.0ほぼ大半が会話劇で2時間が長く感じられた。 冒頭で立派な山を目の前...

2025年4月25日
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ほぼ大半が会話劇で2時間が長く感じられた。
冒頭で立派な山を目の前にベンチで若い女性二人が交わす会話が「マグナムサイズのコンドームは普通サイズ」「隣の部屋のアノ声がうるさくて」「アノ瞬間神の存在を感じた」とか下らなくてこの映画はハズレだなと直感した。
若い普段着のシスター二人組を邸宅に幽閉しようとする男がなぜそのような狂気に走ったのかというところがよく分からない。
若いころすべての宗教を学び脳が疲れて栄養失調になったから?宗教とは人を支配するものだから?とはいえ常人では考えられない。狂人だ。
久しぶりに胸糞映画を観ました。
A24の映画は自分には合わないのが多すぎる。

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ハッセルホフ

4.5ここ10年のホラー映画の中でNO1の怖さと、面白さ‼️

2025年4月25日
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怖い

斬新

好みというか非常に面白かったです。
モルモン教の若く美しいシスター2人が、
布教に行った家に閉じ込められる。
ただそれだけの設定で、込み入った仕掛けがある訳ではないのに、
めちゃくちゃ怖くて面白かったです。

変質者の家に美女が閉じ込められる設定は、ホラーの定番で
「コレクター」や「サイコ」などあります。
脱出ホラーというのも、数多いですが、
この映画は、シスターと家主のリードが、宗教論争を
繰り広げながら、次々と罠をかけて、家の奥へ奥へと
逃げざる得なくする。
奥へ行けば行くほど事態は彼女たちに不利になり、、逃げ場がなくなる。

《宗教》って味付けのスパイスを効かせれば、映画って、
本当に面白くなるのですね。
実際にモルモン教は個別訪問の布教をしているそうです。
屋内に入ることは殆どないのだけれど、悪天候と、
問題の主役の男が「妻が奥にいる」と罠を掛ける、
その家の主人のミスター・リード(ヒュー・グラント)の
穏やかで知的な弁舌に惑わされて室内に入ってしまうのです。
宗教論を吹っかけて楽しみつつ、シスター2人を窮地に追い詰めていく。
その屋敷も見た目は小さいけれど大変なことになっていて、
《からくり屋敷》ですよ。
地下室は奥へ奥へと地下牢のようで、
2人が目にしたものは正に地獄。
ミスター・リードは無神論者か?宗教を憎む異端者。
生贄を虎視眈々と狙っているのです。

屋敷もリードも怖くて震え上がったけれど、
【宗教とは詰まるところ、支配である】
とか、
シスターシスター・バーンズ(ソフィー・サッチャー)が、
ラストで、キッパリ断言するのですが。
【祈りは、叶えられない】
しかし他者のために祈る行為は美しい。
などの言葉が、強烈に刺さりました。
またラストでシスター役のソフィー・サッチャーが歌う曲。
歌声が清らかで美しいのがミスマッチで、
とても余韻が残りました。

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琥珀糖

1.0涙したけれど

2025年4月25日
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映さん

3.0異端どころか驚愕のウルトラ変態教祖様🫨

2025年4月25日
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面白そうだなと思ったら、またしてもA24だね
期待ハズレ というか
神の国 アメリカのリアルが体内に無い私には最後まで響かなかった ホラー映画なのかなと、
そこも私にはA24らしい(笑)

異端扱いの一般的にモルモン教と呼ばれる宗派の信者の娘さん2人が遭遇する異端どころか驚愕のウルトラ変態教祖様🫨
マジでキモイよ 観覧注意⚠️

この前のNHKバタフライエフェクトで知ったキリスト教福音派 アメリカ🇺🇸の人口の4分の1となる1億人超の信者を持つ最大勢力が保守政治を牛耳る実態

カリスマ伝道師ビリー・グラハムの存在感と扇動力
古くは公民権運動に敵対
妊娠中絶の女性の選択権を否定などなど
JFKが政教分離に挑むも暗殺で頓挫しブッシュもトランプも選挙のために改宗するなど闇はあまりに深く 凡人の理解を阻む

観ながら そんなこの映画とは直接関係しない宗教の情報が頭に去来して、とりま いい意味で日本人の信仰のおおらかさに安堵したりして少し気が散った

宗教で悩んだり苦しんだりしてないからか、この映画の怖さや凄みは結局よくわからなかった

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あさちゃん