「宗教の種類はあれども」異端者の家 tomokuni0714さんの映画レビュー(感想・評価)
宗教の種類はあれども
どの宗教も説いていることは同じである。
同じことを説いていても、人種地域生息環境により
説いていることの解釈に差異が生れる。
この差異を比較し何が優れているか?
と違いを強調しオセロゲームを繰り広げてきたのが
一神教の世界だろう。
この一神教を強く支え広く普及することに
貢献してきたのは、間違いなく母となる
女性達であったことは歴史的に
明らかだと思うが、そこに着目し
それが歪んでくるきっかけとなることを
露わにしストーリーへと落とし込んだ秀作が
本作だと思う。
僕はその点で本作を良い作品だと評価したい。
強く支え広げる原動力となりうる女性達は
信仰でありながらも利益追求が短期の現世利益的で
現実的である。
だが信仰は人間が生み出した幻想で理想故
現世利益を求めるものではなく勿論現実的なものではない
この歪みに気づいて宗教的解決が起これば
そもそも宗教の説く最高値は得られるのだから◎
以上、
僕にとって現状の最終地点に到達した
今だからこその名作(^^)ええ鑑賞でした和
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