「偏った思想の中に閉じ込められる・・・」異端者の家 ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
偏った思想の中に閉じ込められる・・・
映画館へ足を運ぶ映画は、アクションやSFなど画面がハデな映画をよく選びます。やっぱり大画面で迫力に酔いしれたいって気持ちが強いかな。
雑誌や映画館の予告編で、次はこれ観ようって決めることが多かったのですが、最近はテレビCMの影響が大きいです。
本作品も全く情報がなかったのですが、何度もテレビCMで見かけているうちに、洗脳された感じで今回の鑑賞です。
ホンっと面白そうだったんだけどな〜。
ファンの人、ごめんなさい。自分には合いませんでした。
家に閉じ込められるシスターが2人とも魅力的で、それは良かった。ヒュー・グラントの如何にも人が良さそうなんだけど、実は怪しいオジさんにも惹きつけられた。
この3人がメインだから、最初の方は結構見入ってたんだけど、会話劇になったら長い瞬きをしてしまった。宗教絡みの話がチンプンカンプンで、ユーモア交じりの会話に、ついていけなかった。
死について、偏見ともとれる考え方を持つオヤジ(ヒュー・グラント)の怪演は面白かったけど、なんか中途半端な気がした。
【ネタバレになるかも】
平気で人を殺めるかと思えば、オリに閉じ込めてただ生かしておく。シスターを探しに来た教会の人も殺めるのかと思ったら、そのまま帰してしまった。やっぱり彼なりの考え方なんだとは思うけど、なんか腑に落ちない。
悪魔崇拝みたいなオカルト的な雰囲気も醸し出してたんだけど、それっぽい直接的な表現もない。
挙句の果てに、首を切られて死んだと思っていた彼女が、オヤジを倒す。奇跡?
ホラーにしては物足りない。語られる内容は興味がない。思ったほどにドキドキも無い。
ホンっとごめんなさい。自分はこの作品、魅力は感じませんでした。
「長い瞬き」笑 ! 是非次回から使わせていただきたいです。
理屈はふむふむと聞いていたはずなのに。。長い!
お経とか物理の授業聞いているときに襲われる睡魔が出ました。
ネタバレになるかも、以降、まったく共感です!
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