「異端 vs 異常」異端者の家 uzさんの映画レビュー(感想・評価)
異端 vs 異常
「脱出サイコスリラー」って書いてあったけど、メインは宗教論争じゃないですか…
シスターが猥談を繰り広げる導入にまず驚いた。
リードとの対話は背景説明や伏線なども入っているので有意義ではあるが、なんだか冗長。
自分が無学で、何がどれだけ異端か分からないってのもあるんだけど。
このテの作品ってなんで最初から不穏な空気出すんだろ。
粗筋で分かってるとはいえ、朗らかな雰囲気から豹変って方が個人的には楽しめるのだが。
その後も期待した脱出ゲーム的な展開にはならず。
モノポリーやパクり問題の喩えは面白かったが、語ってる内容としては別に新しくもない。
結局は、宗教すべてを信じられなくなった男が、マンスプレイニングからの支配を試みる話。
でも、そんなことのためにここまでやるかね。
“復活”の(有り触れた)トリックも“仕込み”が大変なもので、更に一件につき一人“使い捨て”るんでしょ。
その“処分”も含めると、難易度高過ぎでは。
パクストンが急にしっかりしだすのはまだしも、バーンズ復活はあまりにご都合主義。
直前に開閉があった“床下収納扉”が隠れてるのもおかしい。
「祈りは無意味だが、誰かを想って祈ることは尊い」という、宗教を否定も肯定もしない結論はよかった。
主役2人が正教から異端扱いされてるモルモン教、という構図も興味深い。
でもこの設定との食い合わせは好みではなかった。
共感ありがとうございました。倒したはずなのにまだ生きてた、というのはホラーによくある現象なので気になりませんでしたが、トリックには無理がありすぎましたよね。私は女性がこっそり一人で遺体を運ぶのは無理だろうとしか思いませんでしたが、確かに、あの蓋の上に机を乗せるのは完全にアウトですね。
死のゲームをさせられると思い込んでいたから アレ?っなってしまい みなさんみたいな高評価ではなくて普通くらいって思ってしまいましたが ソウの変化球って感じで 何が起こるかわからない感があるから緊張感あるし悪くはないんですよね🫡
ヒュー・グラントが老害マウントサイコバス❗️それを見たさに来たので満足しましたが、大体が宗教論争。モルモン教徒なら楽しめたか怒りが❓
奥に従いもしや囚われた勧誘の教徒がとは思いましたが…。
あれだけ監禁したら逆に世話好きだろと、
この映画の不満な点は、ほとんどuzさんがご指摘の通りで、全く同感です。でも、ヒュー・グラントの怪演で、ジワジワくる怖さのほうを、評価しました。
むかーし、モルモン教の人に家に押しかけてこられて、入信を進められた経験があります。入信勧誘のために戸別訪問するというのは、アメリカではモルモン教が有名なので、そういう設定にしたのかな、と思いました。
復活のトリックは、死体が地下室に転がされているのを見て、処理大変だろうに、と私も思いました。もしかするとあの「死体」すらフェイクだったのかも?
リード氏は、宗教的分野で専門家的知識を持つ誰かに自説と実践を見せつけ、功績を認めさせたい、自己顕示欲の塊だった気がします。
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